「きみは士官学校の恥だ」と校長。「1500時までに退学届けを提出したまえ」そんな、あたしはただ親切心から下級生の頼みを聞いただけなのに! お人好しな性格があだとなり、事件に巻きこまれて士官学校を退学になったカイ・ヴァッタは、傷心を抱えて故郷へと戻った。そんな娘に、航宙会社を経営する父はおんぼろ貨物船の船長を命じる――ベテランクルーにかこまれ、辺境星域に貨物を運ぶ簡単で安全な仕事のはずだったが!?
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ヴァッタ一族のはみだし者オスマンを激戦のすえ斃し、彼の船〈フェア・カリーン〉を手に入れたカイ。自分の貨物船〈ゲイリー・トバイ〉に比べて、遥かに新しく大型で、武装も充実していた。従姉のステラを〈トバイ〉の船長に任命し、とりあえず二隻で交易の仕事を続けるが、このままでは状況はますます宙賊の有利に傾いてゆくと確信する。そこで宙族に対抗するため、各星系政府の私略船に武装船団設立を呼びかけるが・・・・・・
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ヴァッタ一族惨殺さる!? 惑星スロッター・キーのヴァッタ航宙本社ほか関連施設が襲撃を受け、カイの両親ほか、一族のほとんどの人間が殺害された。また同時に、銀河系各地で一族が船長を務める会社の宇宙船が次々にテロにあう。ある船は停泊中に爆破され、またある船は航宙中に行方を絶ったのだ。いったい誰が? その目的は何か? 謎の暗殺者の襲撃を受けたものの、なんとか切り抜けたカイは、真相の究明と復讐を誓う!
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「きみは士官学校の恥だ」と校長。「1500時までに退学届けを提出したまえ」そんな、あたしはただ親切心から下級生の頼みを聞いただけなのに! お人好しな性格があだとなり、事件に巻きこまれて士官学校を退学になったカイ・ヴァッタは、傷心を抱えて故郷へと戻った。そんな娘に、航宙会社を経営する父はおんぼろ貨物船の船長を命じる――ベテランクルーにかこまれ、辺境星域に貨物を運ぶ簡単で安全な仕事のはずだったが!?
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