ライトノベル
十番様の縁結び 神在花嫁綺譚
シリーズ内の平均評価:
(18)
幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり・・・・・・。
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「末の皇子に、帝を殺させる」という恭司の計画を止めるため、真緒は宮中に踏み込む。恭司や志貴など、それぞれの思惑があるなか「ただの機織だからこそ、できることがある」と信じる真緒。そして、ついに≪悪しきもの≫の原因でもある羽衣姫様の形見を見つけ出す。しかし、窮地に追い込まれてしまい・・・!? そんな真緒の前にあらわれたのは、花絲にいるはずの終也だった。大人気の和風シンデレラ・ストーリーのシリーズ第一幕、ついに完結!――「あらためてお願いがあります。僕の機織さん。僕と、結婚してくださいますか?」
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終也と離れた真緒は、帝都に向かう汽車の中で、志貴に思い出話をする。廃れた神事『遠音の儀』を再開すべく、終也と調べていた時のこと。年長者が口を閉ざすなか、昔の先祖返りの日記が見つかる。しかし日記は不自然に破かれていた。十織家の過去と、終也の胸の内を知った真緒は・・・・・・。ついに十織家の過去と、終也の本心が明かされる!? 人気の和風×花嫁ファンタジー第五弾! 「八番様」を有する一族を舞台にした短編、『神在心中忌譚――蝶々心中/青虫地獄』二編も収録! 「死ぬときは一緒」と誓い合った恋人たちの、美しくも悍ましい物語。
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自分自身の恋心を自覚し、終也を、より確かに想うようになった真緒。そんな終也と真緒の元に、帝都より報せが届いた。皇子たちが《悪しきもの》の災厄により、末の皇子、志貴を除いて落命したという。しかも終也の友人・恭司は、事件への関与を疑われ逃亡しているらしく、二人の周囲は慌ただしさを増していく。真緒と終也は、恭司が逃れた可能性の高い、かつて六久野の人々が暮らした禁足地・天涯島へと急いだ。そこで待っていたのは、国の存亡をも揺るがす哀しい真実と夫婦の絆を試すかのような厳しい現実だった・・・・・・。大ヒット和風花嫁ファンタジー、緊迫のクライマックス!
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真緒は終也と共に、雪に閉ざされた二上の領地≪白牢≫を訪れる。二番様を有する二上家の当主から十織へ、病床の妻のために死装束を織ってほしいと依頼があったのだ。妻を想っての依頼だが、当の本人はこれを頑なに拒否している様子・・・・・・。真緒は、持ち前の真実を見抜く瞳と真っ直ぐな心で、夫婦が互いに納得できる方法を懸命に探っていく。真緒の身を案じながらも見守り、深い愛で支える終也。同じころ、≪悪しきもの≫に負わされた傷を癒すため、白牢に逗留している先客がいて・・・・・・。和風シンデレラロマンス第三弾!
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「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――十織終也と真緒、ふたりの結婚から一年が過ぎようとしていた。はるか昔、国生みの時に生まれた神々を始祖とし、未だ所有する一族を、この国では「神在(かみあり)」と呼ぶ。「神迎(かみむかえ)」のため帝都に向かう終也と共に、真緒は初めての遠出をすることになった。その帝都行の鉄道の中で真緒はひどく懐かしいような不思議な夢を見た。「お前の目は特別だから、きっと冬の天の川も見えるのだろう」「ともに還ろう」。隻眼の青年との出会いから明かされる真緒、出生の真実とは? 和風花嫁ファンタジー、待望の第二巻!
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幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり・・・・・・。
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