ライトノベル
東京かくりよ公安局
シリーズ内の平均評価:
(5)
満場一致の「アニバーサリー賞」受賞作!! ある寒い冬の日、新月の真夜中のこと。東京駅を訪れた青年・西渕真澄は、不可解な現象に巻き込まれる。突然スマホの位置情報画面に現れた《東京幽世(かくりよ)壱番街》の文字。現れる謎の地下街。直後、何か強い力に撥ね飛ばされ、真澄は命にかかわる重傷を負った。そのとき彼を救ったのは、金色の狐耳の少女・こがね。高位のあやかし――天狐であるこがねは真澄の体に入り、消えかけた命を繋いだ。しかし同時にこの出会いは、真澄を「人ならざる者」に変化させてしまったのだった。 不幸な・・・
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あやかし退治の公務員お仕事もの第3弾!
少し前までフリーターだった西渕真澄は、ひょんなことからある事件に巻き込まれ、その際に瀕死の重傷を負った。消えかかる真澄の命をつないでくれたのは、東京幽世(かくりよ)公安局に所属する狐のあやかしの「こがね」。彼女の本名は「天狐神黄金(てんこのかみこがね)」というが、死にかけの真澄はそのこがねと契約を交わし、血を半分受けて半妖となり命をながらえる代わりに、彼女を受け入れることになった。強制的なバディ契約である。結果、人間ともあやかしとも言い切れない特殊な存在になり、国の「監視対象」となってしまった真澄は、身元の保証と管理を兼ねて、公安局の特務課に所属することになった。ただし、命も就職先も得てラッキー・・・・・・とまではいかず、海千山千の人間の上司や、強キャラのあやかし同僚に囲まれながら、日々、幽世やあやかし関係のトラブル処理をこなしつつ、真澄も半人前から一人前の公安局員となっていくのだった。
そんなある日、真澄は生々しい悪夢を見た。血まみれの女が「あの子を救って」と懇願する夢だ。真澄と意識が繋がっているこがねによれば、それはこがねの能力でもある「未来視」のようなのだが・・・・・・。シリーズ第3弾! -
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「アニバーサリー賞」受賞作、第2弾!
四月。つい先日までフリーターだった西渕真澄は、なぜか警察庁内にいた。そこで警察庁の内包機関である東京幽世公安局の入局式が行われるためだ。
この日本には、あまり知られていないが厳然と存在する異界がいくつかある。そこは基本的に、人外の者が住まう地だ。当然、東京の下にもそれらは広がっているのだが・・・・・・。この幽世公安局は、いわゆる普通の人間が暮らす「現世(うつしよ)」と、あやかしが暮らす地下異界「幽世(かくりよ)」の秩序を守るために存在する国家秘密結社だ。中でも「特務課」は、妖魔と呼ばれる悪いあやかしを討伐するために作られた、人とあやかしの混成部隊から成るワケありの専門部署。数ヶ月前に天狐のこがねとイレギュラーな契約を結んで「普通の人間」の枠から少し外れた真澄は、期待の新人として有無をいわさずこの課に配属されたのだった。クセの強い先輩たちに囲まれて正職員として働き始めた真澄の前には、今回も次々と予想もつかない難敵が現れて・・・・・・!?
2021年に行われた第1回・小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を満場一致で受賞した傑作ファンタジーに、待望の第2弾が登場! -
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満場一致の「アニバーサリー賞」受賞作!!
ある寒い冬の日、新月の真夜中のこと。東京駅を訪れた青年・西渕真澄は、不可解な現象に巻き込まれる。突然スマホの位置情報画面に現れた《東京幽世(かくりよ)壱番街》の文字。現れる謎の地下街。直後、何か強い力に撥ね飛ばされ、真澄は命にかかわる重傷を負った。そのとき彼を救ったのは、金色の狐耳の少女・こがね。高位のあやかし――天狐であるこがねは真澄の体に入り、消えかけた命を繋いだ。しかし同時にこの出会いは、真澄を「人ならざる者」に変化させてしまったのだった。
不幸な事故からしばらくして、奇跡的に回復した真澄のもとへ「東京幽世公安局」の職員を名乗る戸塚という男が現れた。彼いわく、この世にはふたつの世界が存在していて、ひとつは人間が暮らす「現世」、もうひとつはあやかしが生きる地下異界「幽世」という。戸塚率いる特務課は人と人外の者の混成部隊で、ふたつの世界の均衡を保つため、日々秘密裏に働いているらしい。そして真澄については、きわめてレアな後天的半妖なので監視を兼ねて特務課のメンバーに迎えたい、と戸塚は告げるが・・・・・・。
小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を満場一致で受賞した傑作ファンタジー、ここに開幕!
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