便利な購入方法
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常連の大谷さんが花屋にくると、店先に来月の店休日のお知らせが。いつもより多い休日。龍二に事情を聞くと、どうやら結婚式の装花のお仕事があるらしい。大谷さんはめでたい話だと感慨に耽る。一方、耳を傾けていた有田は神妙な面持ちで、今朝、兄から入籍の電話を受け取ったことを思い出す――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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秋も深まるとある休日、武田と有田は水族館へと足を運ぶ。魚たちを眺めながら、話題は文化祭の事へ。武田は自分のクラスの橘梨々子が龍二の姪っ子であることを知る。どうやら有田との交流もすでにあるよう。武田はそこで、梨々子に自分たちの関係を話してないの? と素朴な疑問を有田にぶつけるが・・・。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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文化祭当日。会場はたくさんの人で賑わっている。梨々子が案内係をしていると、視線の先に見知った3人の姿が。ありすが誘った通り比奈子と龍二を連れて来たのだ。3人がクラスの出し物に参加して帰ってくると、これまで会うタイミングを逃し続けた龍二に梨々子は話しかける――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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学校帰り。駅に向かって歩いていると、どこからか自分の名前を呼ぶ声が。辺りを見渡す梨々子。すると、横断歩道の先に有田とありすが立っていた。どうやら配達の帰りらしい。有田は「一緒に車で帰る?」と提案してくれた。でも、二人は今、お仕事中。そう思って梨々子が遠慮しようとすると――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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母に頼まれて、またもや龍二のところへおつかいにきた梨々子。花屋の扉を開けると、そこにはありすがいた。初めは戸惑いをみせつつも、折り紙で遊びながらすぐに仲良くなる二人。すると来客を知らせるベルが鳴る。梨々子が扉に視線を移すと、そこに立っていたのは――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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ジャンケンに負けて文化祭の実行委員となった梨々子。お昼になってもぼやいていたが、環に宥められしぶしぶ受け入れることに。一方、同じくジャンケンに参加していた沙織はまさかの一抜け。放課後は外を眺めて暇そうにしているからと、梨々子は沙織にも手伝わせようとするが、環から予想外の話が――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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夏が過ぎ、すっかり秋めいてきたある日。栗ごはんを食べようと二人は昼間からせっせと栗の渋皮をむく。ただ、根気のいる作業に苦戦する二人。さっそく根負けした武田が、休憩がてらにスマホをいじっていると、思わぬものを発見して・・・・・・。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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放課後の一室で、生徒に配る資料の準備を進める武田と藤木先生。作業をしながら、話は武田の性格に移る。最初から諦めてしまうのは少し寂しい。「分からないことは自然なこと」だと話す武田に、藤木先生がそう伝えると、武田はあの夜の有田を思い出す――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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嵐の翌日、職員室で武田は一ノ瀬先生に呼び出される。学校に来なくなった生徒の母親からまた電話があったらしい。うまくコミュニケーションできていないことを察して、一ノ瀬先生はいつもの通り武田を諭す。ただ、今回は予想外すぎる反応が返ってきて――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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夜通し吹き荒れた嵐は、朝になるとすっかりいなくなっていた。花屋はいつもと変わらず開店。有田はテキパキと準備を進める。すると昨日に引き続き、常連の多比良さんがやってきた。今度は花瓶を買いたいよう。さっそくお店の中に案内する有田だったが、多比良さんから思わぬ言葉を投げかけられる・・・・・・。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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台風が近づくにつれ、雨が降り始め、風は窓を鳴らす。ただ、武田はまだ帰ってこない。電話をかけても繋がらず、有田は不安を募らせる。そんななか、スマホには見知らぬ番号からの着信が。不審に思いながらも出てみると、電話口からはなぜか武田の声が聞こえてきて・・・・・・。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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生徒の親にキツい言葉をかけられ、助けた迷子の親には疑いの目を向けられた武田。ただ本人は気にしていないようで、むしろその話を聞いた有田にモヤモヤがつのる。必ずしも優しい人に優しさが返らない――。仕事中も考えるが、霧は晴れない。そんななか帰宅すると、家の様子がいつもと違っていた・・・・・・。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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