小説
老舗酒蔵のまかないさん
シリーズ内の平均評価:
(8)
人に慕われる青年・響の酒蔵は、三百年続いた老舗。だが数々の難題が。目下、重要な収入源である梅酒の仕込みが人手不足だ。 そこに現れたのが、世慣れない乙女・三葉だった。響の役に立とうと、一途に勤める彼女は周囲に認められ、まかないも担うことに。 ふわふわ玉子焼き、採れたてトマトの胡麻酢和え、五目いなり。三葉の絶品料理と前向きな言葉の"おまじない"は、響や杜氏の背中を押す。信頼を培っていく二人だが、三葉には不可思議な点がーー? そんな中、響と三葉が挑んだ花火大会での販売が転機になり・・・!?
便利な購入方法
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★*――感動の完結巻!――★* 響たちは新しい酒の銘柄づくりに着手し始めた。その最中に失踪していた兄・環から連絡が。驚く蔵の皆。響はその思いも受け止め、三葉を連れてある行動を起こす。 一方、江南酒蔵の状況は改善し、「蔵へ幸運をもたらした」三葉は、ついに故郷から"役目"終了の連絡を受け取る。それは蔵の皆との別れを示すもの。三葉はいっそう強い思いを込めてまかないを作る。 春の天ぷら盛り合わせ、手まり寿司、菜花の和え物、唐揚げや玉子焼きで彩り豊かなお花見弁当・・・。 そのお弁当を広げた宴席で、三葉は静かに席を立ち――?★*――登場人物紹介――★*江南響 ――苦境に立つ江南酒造の蔵元。従業員からも慕われる青年で、元ラガーマン。赤穂三葉 ――江南家に“奉公”にやってきた、ひたむきで不思議な少女。実は・・・?江南聡子 ――響の母。夫が亡くなり、長男が失踪してしまった心労から入院していた。中浦左千雄 ――傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。秋田健太郎 ――江南酒造を支える若き杜氏。美味い酒づくりに熱心に取り組んでいる。塚越楓 ――江南酒造に勤める金髪の従業員。姉御肌で仕事の飲み込みが早い。高階海斗 ――江南酒造に勤める若手従業員。高卒で入社しやりがいを感じ始めている。佐宗翔太 ――響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子でもあり、商売センスがある。
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★*--1巻は発売即重版! 『高遠動物病院へようこそ!』『鎌倉おやつ処の死に神』など人気作著者のシリーズ2巻--*★ 響の酒蔵は三百年続く老舗。苦境が続いていたが、夏にはついに大手ホテルとの取引が実った。 美味しい料理で背を押してくれた三葉や杜氏と喜びを分かち合うも、季節は酒の仕込みが始まる蔵の繁忙期に。 三葉は、泊まり込みで働く杜氏や響のため、はりきって季節の食材も使った食事を準備する。 昆布締めの刺身、七輪焼きのバター醤油椎茸、里芋コロッケ・・・。三葉のまかないに励まされ、旨い酒造りに勤しむ蔵の従業員たち。 その多忙な最中、響に百貨店への出品や取材の打診が舞い込み――?★*--登場人物--*★江南響 ――苦境に立つ江南酒造の蔵元。従業員からも慕われる青年で、元ラガーマン。赤穂三葉 ――江南家に“奉公”にやってきた、ひたむきで不思議な少女。実は・・・?江南聡子 ――響の母。夫が亡くなり、長男が失踪してしまった心労から入院していた。中浦左千雄 ――傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。秋田健太郎 ――江南酒造を支える若き杜氏。旨い酒づくりに熱心に取り組んでいる。塚越楓 ――江南酒造に勤める金髪の従業員。姉御肌で仕事の飲み込みが早い。高階海斗 ――江南酒造に勤める若手従業員。高卒で入社しやりがいを感じ始めている。佐宗翔太 ――響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子でもあり、商売センスがある。
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人に慕われる青年・響の酒蔵は、三百年続いた老舗。だが数々の難題が。目下、重要な収入源である梅酒の仕込みが人手不足だ。 そこに現れたのが、世慣れない乙女・三葉だった。響の役に立とうと、一途に勤める彼女は周囲に認められ、まかないも担うことに。 ふわふわ玉子焼き、採れたてトマトの胡麻酢和え、五目いなり。三葉の絶品料理と前向きな言葉の"おまじない"は、響や杜氏の背中を押す。信頼を培っていく二人だが、三葉には不可思議な点がーー? そんな中、響と三葉が挑んだ花火大会での販売が転機になり・・・!?
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