ライトノベル
君は僕の後悔
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夏休みがやってきた。藍衣や薫たちと海水浴に行き、高校生らしい夏を満喫する結弦。そんな中、壮亮が「文化祭で一緒にバンドをやらないか」と皆を誘う。楽器に触ったこともないのにドラム担当に決まってしまい結弦は戸惑うが、壮亮にはみんなで思い出を作る以外にも思惑があるようだった。それは、ベース担当に名越李咲を迎え入れるというものだった。だが、その誘いを李咲はすげなく断ってくる。李咲の過去と、壮亮の想い。そして“音楽”にまつわる感情が複雑に絡まり合い、知られざる”後悔”が顔を出す。対話を拒む存在に気持ちを伝えるには、果たして、どうすれば・・・・・・。激情渦巻く、恋と対話の物語――第三弾。
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浅田結弦は、中学時代の恋人、水野藍衣と再会し、数々の対話を経て再び心を通わせた。一つの『後悔』を乗り越え、平穏な日々を取り戻した結弦。しかし、落ち着いたのは束の間、今度は読書部員の『小田島薫』の様子がおかしくなり始める。部活に来なくなるのを皮切りに、学校も無断欠席し始める薫。薫を大切に思うのと同時に、彼女の『事情』の一端を知る結弦は、薫のために奔走し始めるが・・・・・・薫はことごとくそれらを拒絶した。薫の心に生まれた新たな『後悔』と『孤独』が、二人の関係性を大きく変えてゆく。後悔を抱えた少年少女の、恋と対話の物語――第二弾。
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浅田結弦には、後悔がある。それは中学生時代に付き合っていた恋人、水野藍衣のことだ。自由な藍衣が、好きだった。でも、彼女の自由さに、苦しんだ。過ぎ去った中学時代の恋。二人の恋はゆるやかに過去となり、思い出になってゆくはずだった。しかし、高校一年の夏、藍衣は再び、結弦の前に姿を現す。「結弦、好きだよ」 ・・・・・・以前と変わらぬ、むき出しの好意を携えて。言葉にしないと伝わらない。でも、言葉だけでは分からない。正反対の二人が、ぶつかり、すれ違い・・・・・・ようやく見つけた答えとは。後悔を抱えた少年少女の、恋と対話の物語。
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