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小説

レースの村

¥1,540

(税込)

2021年06月22日配信

あらすじ

綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語

大学の友人サクマの帰省に同行したぼくは、そこで幽霊と暮らす奇妙な村人たちと出会う・・・「幽霊番」。女性だけの村で育った卯月と、「騙されちゃ、だめよ」と云い、突然いなくなってしまったハルカ。サナさんの秘密の儀式を偶然目撃した卯月は、自分の知らない世界があることに気づいてしまう・・・「レースの村」。透明になった犬の夢二、病気がちで寝たきりの姉綾子とともに過ごす日々はあの雪の日のように儚い・・・「透明になった犬の話」。綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語。

【目次】
幽霊番
レースの村
空まわりの観覧車
透明になった犬の話

【著者】
片島麦子
1972年広島県生まれ。小説家。著書に『中指の魔法』(講談社)、『銀杏アパート』『想いであずかり処にじや質店』(ポプラ社)がある。

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作品情報

ジャンル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2021.06.22
書誌発売日
:
2021.04.22
ページ数
:
192ページ
ファイルサイズ
:
1.4MB