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小説

国防特行班E510

あらすじ

陸上自衛隊と公安警察、男女コンビを組む!

 三輪出雲一等陸佐は、部下とともに都内の高級住宅街へ向かっていた。
 数年前に「死んだはず」の出雲は、防衛省内の不祥事を始末する専属部署――自衛隊第三特殊情報偵察評価群・五一〇臨時特別行動班の隊長を務めているのだ。
 上司からの命令は、「自ら出頭を願い出た、統合幕僚監部に潜りこんでいたスパイを保護する」というもの。大した仕事ではなかったが、いざ現場に入ると、書斎には白髪の男が後頭部を血に染めて、うつ伏せに倒れていた。
思わず身構える出雲たち。彼らの前に姿を現したのは、公安警察の「ゼロ」と呼ばれる非合法部署に所属する荻窪冴子だった。互いが銃を構え、一触即発のムードが漂う中、班長を務める冴子が口を開く。
「私たちが来た時には死んでいたのよ」
 睨み合いが続く出雲と冴子のふたり。最初に動いたのは――どちらでもなかった。
 突然、窓ガラスが砕け、火炎瓶が投げ込まれたのだ。さらに遠距離からの銃撃までも。
 いったい何者が襲撃しているのか?
 最近より一層キナ臭い関係となってきた中国なのか? それとも・・・・・・。
 ハード国際諜報アクション!

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作品情報

ジャンル
:
掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2021.01.04
書誌発売日
:
2021.01.01
ファイルサイズ
:
0.9MB