佐伯泰英さんの代表作「居眠り磐音」決定版!第一巻『陽炎の辻』は、豊後関前藩の若き武士3人が、国許へと帰参するシーンから始まります。その夜、3人が直面した思いもよらなかった運命。そして、浪々の身となった坂崎磐音は江戸・深川で長屋暮らしを始めます。平成でもっとも愛されたエンタメ時代小説。著者自らが再度手を入れ〈決定版〉として蘇りました。
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平成でもっとも愛されたエンタメ時代小説で、テレビ、映画と映像化もされた人気作「居眠り磐音」全51巻がついに合本に!
友を討ったことをきっかけに江戸で浪人暮らしの坂崎磐音。隠しきれない育ちのよさとお人好しな性格で下町に馴染む一方、“居眠り剣法”で次々と襲いかかる試練と敵に立ち向かう!
※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版「居眠り磐音 決定版」全51巻を合本にしたものです。 -
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関前での別れ、そして――。堂々の完結!
父・正睦の病状を案じた磐音一家は、故郷の豊後関前藩への里帰りを果たす。そこでは、藩の行く末を揺るがす事態が進行していて・・・・・・。 -
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尚武館道場、神保小路に再興す!
磐音は、将軍家斉から、嫡子空也と目通りせよと命じられる。覚悟を決める磐音の懐には、老剣術家が立ち合いを願う書状があった・・・・・・。 -
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田沼、死す。しかし、最後の刺客が!?
九歳になった空也が稽古に励む尚武館道場を速水左近が訪れ、田沼意次の死を告げる。磐音は新たな懸念を門弟たちに明かすのだが・・・・・・。 -
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大樹倒る! 田沼、そして磐音の運命は?
将軍家治の御不例が噂されるなか、田沼の用人は不逞の輩を集めて・・・・・・。一方、苦難の末に奈緒は最上紅を商う紅屋の店開きを迎える。 -
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田沼意次とついに、対面する!
城中での刃傷騒ぎの果てに田沼意知が落命した。予期しなかった事態に磐音は深い迷いの中にあり、門弟への稽古も中断するのだが・・・・・・。 -
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佐野、遂に動く。復讐の刃が向けられたのは・・・・・・
佐野政言、何事かを決し、松平定信から借り受けた一振りの刀を帯びて登城す――。
佐野邸を監視していた霧子からの急報に磐音は・・・・・・。 -
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小梅村の尚武館坂崎道場に現れたひとりの老武芸者。
直心影流長沼道場の弟子で、二十有余年の武者修行から戻ったばかりだという男は、坂崎磐音との真剣勝負を願うが、磐音は松平辰平との対戦を提案する。
その辰平は、待ちわびていた博多からの一行が江戸に到着したことを知る。
田沼一派との戦いに殉じることを決意する辰平は、ある思いを磐音に明かすのだが・・・・・・。 -
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闇読売で田沼を刺す!
改築中の尚武館道場に、読売屋の和蔵が訪ねて来た。
聞けば、佐野政言が田沼父子を告発する闇読売をばら撒こうとしているらしい。
行方知れずの佐野の身を心配した磐音は、一計を案じる。
一方、かつての許嫁で、山形の紅花問屋・前田屋に嫁いだ奈緒は、主人が急逝、借財を抱えて窮地に陥っていた。
ある決意を固めた磐音は、旧主福坂実高に目通りを願い出るが・・・・・・。 -
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田沼一派に襲われた豊後関前藩の跡継ぎ福坂俊次を守って、毒矢に射られた霧子。
桂川らの懸命の治療により命こそ取り留めたものの、未だ目を覚まさない。
回復を祈る坂崎磐音らは、眠ったままの霧子を船に乗せ、小梅村にある尚武館道場の長屋へと迎える。
仲間の門弟たちの稽古の声が響く地で、利次郎が中心となって懸命の看護が続くのだが――。
同輩たちの想いは届くのか!? -
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旧主と再会した磐音が託されたのは――
参勤交代で江戸に出府した関前藩主福坂実高を父正睦とともに出迎えた磐音。亡き家基に似た若武者から剣術の弟子入りを志願され・・・・・・。 -
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巨大な権力の陰謀に関前藩が大きく揺れる!
豊後関前藩から密かに上府した、坂崎磐音の父で国家老の正睦。
小梅村で孫の空也らと過ごす穏やかな時間に癒されながらも、胸には藩主・福坂実高の命を秘めていた。
故郷の新たな火種を知り、関前藩江戸屋敷を訪ねる磐音だが、そこで正室・お代の方の変わり果てた姿を目の当たりにする。
やがて、事は関前一藩にとどまらないことが判明して・・・・・・。 -
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