ライトノベル
世界征服系妹
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いきなり身内話になるが、妹の檸檬はとんでもないことを言い出す天才だ。 だからある日の朝に興奮した顔で妙なことを言い出した時も、『ああ、またか』くらいの気持ちで聞いていた。 妹曰く――「あたし、異世界のお姫さまだったみたい!」、なのだとか。 封印されていた力が覚醒した妹は、国際会議に乗り込みドラゴンを召喚して政府高官たちを震え上がらせ、さくっと世界各国の軍事施設を掌握し――あっという間に世界の頂点に君臨してしまった。 世界を征服した妹の兄である俺はというと、日本政府に泣きつかれ、妹の制御(ご機嫌取・・・
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妹の檸檬が魔法を使えるとんでもな存在で、しかも異世界の姫様だったと判明してからの激動の日々。 気持ちのすれ違いから始まった兄妹喧嘩、あの忌まわしき『妹タワー籠城事件』も落ち着いた頃、兄である俺は・・・・・・「えっと、お兄ちゃん? あたし、何で正座させられているのかなー?」 相変わらず想像の斜め上を行く、檸檬のお世話(制御)に追われていた。 そんな慌ただしい中、俺たちの前に、異世界からアインとソフィの双子魔術師が現れて、檸檬を連れ戻しにやってきたんだという。 いまここに、史上最も小規模な妹争奪戦が開幕する・・・・・・らしい。
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いきなり身内話になるが、妹の檸檬はとんでもないことを言い出す天才だ。 だからある日の朝に興奮した顔で妙なことを言い出した時も、『ああ、またか』くらいの気持ちで聞いていた。 妹曰く――「あたし、異世界のお姫さまだったみたい!」、なのだとか。 封印されていた力が覚醒した妹は、国際会議に乗り込みドラゴンを召喚して政府高官たちを震え上がらせ、さくっと世界各国の軍事施設を掌握し――あっという間に世界の頂点に君臨してしまった。 世界を征服した妹の兄である俺はというと、日本政府に泣きつかれ、妹の制御(ご機嫌取り)を頼まれたのだった・・・・・・。
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