あの岩を通って島を出た者は、二度と戻らない!21年前の父の遭難事件の謎を追う浅見光彦は、美しい島を訪れたが――「こんなにつづけて何人も送ることはない」「そうだな、来年に回すか」21年前、海に転落して漁船に命を救われた浅見光彦の父・秀一は、朦朧とした意識の中で奇妙な会話を聞いたという。父の遺した言葉の謎を解くべく、房総の豊かな海に浮かぶ小島・美瀬島を訪れた浅見の前で、知人の水死体が相次いで発見される・・・・・・。※この電子書籍は2006年8月に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。・・・
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贄送りの風習、里美家の文書、そして――
島の秘密に迫る浅見光彦は生きて帰れるのか!?
美瀬島で生まれた天羽紗枝子は、不可解なメッセージを残して消えた恩師・石橋洋子の行方を捜していた。
洋子のルーツを辿るうち、小田原と美瀬島が繋がり、さらに北朝鮮との関係が明らかに。
島に関わる政治と外交、贄送りの哀しい闇・・・・・・浅見は生きて島から出られるのか!?
壮大なスケールで描く傑作ミステリー。
※この電子書籍は2006年8月に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。 -
あの岩を通って島を出た者は、二度と戻らない!
21年前の父の遭難事件の謎を追う浅見光彦は、美しい島を訪れたが――
「こんなにつづけて何人も送ることはない」
「そうだな、来年に回すか」
21年前、海に転落して漁船に命を救われた浅見光彦の父・秀一は、朦朧とした意識の中で奇妙な会話を聞いたという。
父の遺した言葉の謎を解くべく、房総の豊かな海に浮かぶ小島・美瀬島を訪れた浅見の前で、知人の水死体が相次いで発見される・・・・・・。
※この電子書籍は2006年8月に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。
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