ライトノベル
育ちざかりの教え子がやけにエモい
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とうとう見つけたよ/何を?
「いいですねェ恋。恋はいい。恋ほど女を美しく見せるものはない」
実家への挨拶を兼ねた伊豆旅行。ところが仙波監督の思惑で、ひなたたち中学生組も参加、その場でドキュメンタリー撮影が始まってしまう。
一方、ひなたと明日香の“女の戦い”は加速するばかり。間にはさまれた達也は、ひとり頭を抱えるのだが・・・・・・?
フィルムに映る少女の恋は、果たして虚構か真実か。
何がとびだすかわからないビックリ箱――椿屋ひなたが、ついに世界に解き放たれる。
エモ×尊みラブコメ、“羽化”を迎える第4弾!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
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今を駆ける14歳の、鮮烈なる恋。
夏。
長年のすれ違いを経て、達也は、明日香との関係にひとつの結論を出そうとしていた。
一方、池袋でのスカウトをきっかけに、ひなたと彩夏は映画のエキストラに参加することに。
業界にまるで興味がなさそうだったひなたの変心に、彩夏は訝しむ。
しかし、主演女優・三沢ひかりとひなたの邂逅から、事態は大きな転換を見せはじめ・・・・・・?
大人らしい選択と、子どもらしからぬ覚悟。
いま、少女は新たな世界に一歩を踏み出す。
――大いなる嵐をともなって。
“育ち盛りすぎる中学生”とおくるエモ×尊みラブコメ、第3幕!
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夏の気配と、恋わずらいと。
椿屋ひなたが風邪を引いた。
担任として、お隣さんとして、彼女の看病はもはや義務のようなものだ。
だがしかし。体調不良であっても、椿屋ひなたは椿屋ひなたである。
「ねえお兄」
「どうした」
「服、着替えさせて」
・・・・・・それはさすがにおかしくないか? いや、中学生相手に意識している俺がおかしいのか?
けれど、これはほんの序の口だった。
俺はまだ気付いていなかったのだ。
彼女も、それに他の生徒たちも。中学二年生には、風邪よりよほど罹りやすい病があることを――。
“育ち盛りすぎる中学生”とおくるエモ×尊みラブコメ、第2幕!
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「ねね、お兄って童貞?」「ノーコメント」。
椿屋ひなた、14歳。
新米教師の俺、小野寺達也が預かる生徒であり、昔からのお隣さんだ。
とびぬけて発育がよく、容姿にも恵まれた彼女は、何かとウワサの種になりがちで――。
「あいつ絶対ヤってるっしょ」「もう大人じゃんアレ」「小学校の時に三股かけてたって」
「ていうかヤらせてほしい」「ラブホに入るところ見たよ」「キレーだね。正直やばいね」
「なんか特別だからあの子って。身構えちゃうよ誰だって」
だけど本当の彼女は、見た目よりずっと幼かったりする。
「ねえねえお兄。だっこして、だっこ」
「しません。お前ももういい歳なんだから」
「えーなんでー!? 昔みたいにだっこしてよぅ。ねえねえ、だっこだっこ-!」
――大人と子どもの間で揺らぐ、この瞬間にしかない輝き。
――ひとあし先に大人になってしまった者にとって、それは直視しがたいほどの目映さで。
「ていうかお兄って童貞?」
「やめなさい中学生がそういう質問するの」
いつか遠いどこかへ羽ばたいていくこいつを、せめて今だけは支えてやれるように。
今日も俺は、椿屋ひなたと向き合っている。
“育ち盛りすぎる中学生”とおくる、エモ×尊みラブコメ!
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