ライトノベル
『極楽島(ライサ)』04 コニャックの王-02
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あらすじ
ド・ラ・メティス家はコニャック地方きっての名門貴族。革命以前の畑を取り戻そうとしている。ド・ラ・メティス家の後継ドゥニは背中が不自由で、北海の孤島『極楽島』から出ることができない。従兄弟のオッファは仕事を辞めて同居し、高級バー《ラ・マドレーヌ・オ・ユピテール》に勤めて、ドゥニの面倒をみている。《ラ・マドレーヌ》では店長ローデヴェイクに無口なバーテンダー和泉、フロアスタッフのハートはオッファの異母弟で、個性的なメンバーが協力しあって働いている。そのオッファに降って湧いた引き抜き話。断ったものの、今度は畑の買収交渉に異変が。事態の変化に戸惑う中、オッファが狙撃され、全てが巻きこまれていく。ドゥニは狙撃手特定のため、《掃除屋》レーチャことワレンティンを呼び寄せる。風雲急を告げる『極楽島』で水面下の追跡が進行する──酒造業界の裏側から葡萄に関わる人々を描き出す意欲作。また本作では著者が持つ、もう一つのシリーズ『奇跡の知性』との関連も示唆される。
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