ライトノベル
有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険
シリーズ内の平均評価:
(20)
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風邪で寝こんだボナバンのかわりに、探偵をはじめたコラリー。フェリックスには「探偵ゴッコ」と言われるが、彼女はあくまで人助けのつもりなのだ。それでも、コラリーは自分が解決するだろう難事件を思い、胸をときめかせていた。そんな彼女のもとに、最初の依頼人が現れる。コラリーはフェリックスが見守るなか、張りきって事件に挑むが・・・・・・!? コラリーが解決する(?)三つの事件簿。【目次】消えたダイヤ ~かっこ悪い謎の解き方~/花嫁はどっち? ~二者択一の問題~/人形の涙 ~超常現象と模倣犯~/あとがき
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オアシスを離れたコラリーを待っていたのは、砂漠の過酷な環境だった。疲労困憊して眠っている間に、彼女は人買いに売られてしまう。捕まった先でコラリーは、タヌーフ族のファーティマと再会し、<シュシナック>が死んだと知らされた。そして、事実を自分で確かめるため、コラリーは脱走を図るが・・・!? 一方、フェリックスはジャバル・アハダルへと急いでいた。そこにコラリーがいると信じて・・・。
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フェリックスとの結婚が決まり、コラリーは思い描いていた感傷に浸ることなく、式前夜を迎えた。しかし、ここに来て彼女はフェリックスからプロポーズの言葉を貰っていないことに気づく。慌てたコラリーだったが、互いに大切な言葉を交わすと、安心した様子で眠りについた。それなのに、目を覚ました彼女を待っていたのは花嫁衣裳でも、フェリックスでもなく、怪盗<シュシナック>だった!?
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失踪したフェリックスを捜すため、コラリーと<シュシナック>はエドワードの屋敷に留まっていた。そこでコラリーは、弁護士から少しでも情報を引き出そうと揺さぶりをかけ、彼が何かを隠しているらしいと気がついた!? 一方、エドワードに監禁されたフェリックスは、かつて母親が捕らわれていた部屋でまどろんでいた。安らぎのない悪夢にさいなまれながら・・・。隠された真実は暴かれるのか!?
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衆人環視の中、コラリーとラヴシーンを演じたことで、フェリックスは謹慎処分を言い渡されていた。そんな折、デローリエ男爵はふたりに婚約話を持ちかけるが、彼はその話を断ろうとする。なぜ婚約を受け入れないのか、コラリーは納得できず、フェリックスに問う。話の中から、彼が人間不信の塊だと確信した彼女は、哀しみと怒りを覚える。そして、原因でもある彼の母親を探すと言い出して・・・!?
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王太后のひらくお茶会に招待されるコラリー。しかし、その日はフェリックスと里帰りをする予定だった。それでも、王太后にリゼットの後ろ盾となってもらうため、彼女はお茶会へ出席することに・・・。一方、フェリックスはある嫌疑をかけられ、<シュシナック>を捕らえるべくローランスを発つ。それぞれ、別行動をするコラリーとフェリックス。彼らは知らず、ある人物の思惑にはまっていた・・・!?
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アニエスを追って、ローランスに戻ったコラリーとフェリックス。しかし、ときすでに遅く、アニエスの計画は始まっていた。リゼットと入れ替わった彼女は、ラクール伯爵と結婚していたのだ。そんな今の状況をどうにかしようとコラリーは考えこみ、愛読書の探偵小説にヒントをみつける。彼女はその物語に倣い、差出人がわからないよう工夫した手紙を使って、ラクール伯爵を呼び出すが・・・!?
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伯母の見舞いを終え、コラリーとフェリックスはサロワへと戻っていた。その翌朝、新市街に宿をとっていたコラリーたちは、リゼットが行方不明になっていると知る。コラリーは慌ててサロワ城へ戻り、マイエに事の真相を問い詰める。だが、真相どころか手がかりさえ、いまだ掴めていなかったのだ。ただ、ひとつの噂が囁かれていた。<黒の塔>の亡霊<黒衣の伯爵夫人>の呪いではないかと・・・!?
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コラリーはフェリックスとともに、ケガをした彼の伯母を訪ねる。しかし、フェリックスがその伯母を怒らせてしまい追い返されるはめに。そんな彼らに、家政婦であるボネ夫人が仮宿にと、遠慮がちに勧めてきたのが、楡屋敷だった。そこは老婦人が一人住む荒れた屋敷で、7年前に殺人事件があったという、「いわくつき」。コラリーは、好奇心を抑える努力をするが、不審な人物を庭先に認めて・・・!
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コラリーを気に入った王太后は、彼女をテランスと結婚させようと企んでいた。それを察したテランスは、フェリックスに彼女を連れ、ローランスを早々に離れるよう命ずる。そんな中、ボナバンが行方不明だという話がコラリーに伝わる。彼女は、ボナバンの行方を調べるため、フェリックスとともに彼の事務所へと向かった。しかし、そこで見たものは無残に荒らされた事務所の姿だった・・・・・・!
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<シュシナック>殺人疑惑事件でケガを負ったコラリーは、療養を名目に屋敷の自室で監禁同然の生活を強いられていた。彼女は脱出を謀り、一度はフェリックスに見つかるが、どうにか屋敷を抜け出すことに成功する。自由を手に入れたコラリーは、サン・トロペ大聖堂に向かう途中、ふと見上げた塔の窓から、女性が突き落とされるのを目撃してしまう。彼女の見た犯人は、金髪の女性だった!
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怪盗<シュシナック>が、殺人罪でローランス警視庁によって逮捕された――。それはコラリーにとって信じがたい話だった。しかし、警視庁を訪れたコラリーとフェリックスが鉄格子の向こう側に見たのは、紛れもなく<シュシナック>の姿だった! <シュシナック>が裁かれる姿なんて見たくない、と戸惑うコラリーを見かねたフェリックスは、彼の汚名をそそぐためにコラリーと動き出すが・・・・・・?
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