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武田信玄、上杉謙信など有力武将の相次ぐ死去により、信長の天下統一を妨げる武将はいなくなる。しかし、正親町(おおぎまち)天皇は、官位官職は与えても決して征夷大将軍は与えなかった。師・沢彦宗恩は(たくげん・そうおん)、信長と朝廷との間の底なしの溝に絶望する。そんな折、信長は甲州征伐を断行、あろうことか残党を匿った武田の軍師・快川紹喜(かいせん・じょうき)を寺もろとも焼き殺してしまう。天を仰ぐ沢彦、そしてこれこそが信長の運命を急変させる一大事だった・・・・・・。 壮大な構想の下、空前の発想で戦国最大の謎に挑んだ超巨編、全4巻一挙電子化ここに堂々完結!
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今川義元を破った織田信長の名は、瞬く間に全国に知れ渡った。一方、師・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は天下統一の妨げとなる戦国大名を見極めるため、武田信玄、上杉謙信など諸国の有力武将の許を訪ね続ける。そんな折、足利義昭の将軍擁立の大義名分を得た信長に、遂に上洛の機会が訪れる。朝廷、義昭との微妙な均衡の上に支配力を強めたい信長だが、朝廷の真意はいっこうにつかめず・・・・・・。驚異の新説で歴史小説界に旋風を巻き起こした大河巨編、迫真の第3弾!
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十三歳になった吉法師(きちほうし)は元服した。師・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は長寿で天下を手にするという意味を込め、織田三郎信長と名付ける。さらに、美濃の蝮(まむし)・斎藤利政の娘・帰蝶を信長の正室に迎え、着々と尾張統一の足場を固めていく。一方、信長は初めて手にした鉄砲に夢中になり、一万人を擁する鉄砲隊設立を秘密裡に始める。そんな中、今川義元の軍師、太原嵩孚雪斎(たいげん・そうふ・せっさい)死去の噂が・・・・・・。歴史の陰に光を当て、信長ファン、小説ファンを瞠目させた超問題作、全4巻の第2弾!
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美濃の僧・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は那古野城の平手政秀の招きで尾張を訪ねた。政秀は織田弾正忠家三代に仕える家老で、当主信秀の子・吉法師(きちほうし)の傅役(もりやく)でもある。吉法師は神童との誉れもあったが癇癖が強すぎたため、沢彦に師を懇願したのだ。彼の聡明さに触れた沢彦は「乱世を薙ぎ払う逸材」と直感、依頼を受ける。だが、沢彦は臨済宗妙心寺派の最高位をつとめた美濃の宝である。乱世の最中、様々な嫌疑をかけられ苦闘する・・・・・・。陰のヒーローに着目し、驚異の新説で歴史ファン、信長ファンの度肝を抜いた超巨編、全4巻の第1弾!
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