ライトノベル
後宮の花は偽りをまとう
シリーズ内の平均評価:
(68)
契約結婚の“秘密”が暴かれれば、この国は再び戦禍に巻き込まれる??大陸西方の大国「相(そう)」。色んな部署を渡り歩いて勤続十年、『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる三十路手前の女官吏・陶蓮珠(とうれんじゅ)。相国内で隣国「威(い)」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は、ある日、武官姿の男に声を掛けられる。威語がわかる独身女性を探していた彼は、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。こちらの準備を整えたら迎えに行く」と・・・
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元都入りした蓮珠と翔央たちは、威首長から謁見を拒まれ仕方なく市場を見て回ることに。そこで蓮珠は、幼少の頃に父が救った行き倒れの威国の旅人・黒熊と再会する。威首長に会えずに困っていることを伝えると、実の娘のように思う蓮珠のためならと黒熊は協力を約束してくれる。・・・しかし、新たな問題が発生。市場で怪しい取引を目撃してしまった蓮珠は、思いがけず威国の内部抗争に巻き込まれてしまう――! 大人気中華後宮ファンタジー、一難去ってまた一難の第十一巻!
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相国第三皇子の郭叡明は、姉の輿入れの付添人として威国を訪れた。叡明の護衛を任された白公主は、馬術の心得もなく武器も持たない皇子がなぜ付添人として威国まで来たのか疑問に思う。しかし行動を共にするうちに、今まで出会った誰とも違う叡明の強さに気づき、次第に惹かれ始める――。本物皇帝夫婦が過去に交わした秘密の誓いが明かされる、驚愕の過去編。大人気中華後宮ファンタジー、第十巻!
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左龍・龍貢への正式な禅譲のため、蓮珠と翔央は一時、別々の国へ出立するはずだったが『龍義本隊・華国連合軍の一隊が栄秋へ向けて放たれた』と一報が入り、急ぎ皇帝執務室へ戻ることに。連合軍の目的は郭家の捕縛。このまま双子が栄秋を出れば間違いなく民が人質にされるという厳しい状況の中、双子の皇帝は大胆な作戦に打って出る・・・・・・‼︎ 命懸けの攻防の果てに待ち受ける衝撃の結末とは――大人気、中華後宮ファンタジー、決着の第九巻!!
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相国、存亡の危機!! 中央地域で繰り広げられる覇権争い。その火の粉は遂に相国に降りかかり争いを制したとされる龍義軍の特使団が「相国を明け渡せ」と栄秋に乗り込んで来た! 武力に頼らない官僚主義の相国側が圧倒的に不利――かに思えたが双子の皇帝はいつもの調子を崩さず、策ありといった余裕の笑みを浮かべる。一方、後宮では「龍義の魔の手が妃嬪たちにも伸びるかもしれない」という噂が立ち、みな戦々恐々としていた。後宮を守るため、蓮珠は大きな賭けに出る――思考巡らす、大人気中華後宮ファンタジー、第八巻。
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偽りの皇帝夫婦としての人生を歩み始めた翔央と蓮珠。そんななか、双子の伯父である華国の王が、突然相国に訪れた。華王の目的が、双子の母親である朱皇后の遺児探しだと知った蓮珠は、大きな選択を迫られる。なぜなら、朱皇后の遺児とは、蓮珠が大切に育ててきた妹・翠玉その人であったからだ――はたして姉妹の絆は「偽り」に染まってしまうのか――残酷な運命に巻き込まれる、大人気中華後宮ファンタジー第七巻。
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皇帝である叡明が片目を失ったため、偽りの皇帝夫婦としての人生を歩まざるを得なくなった翔央と蓮珠。しかし、仕事を続ける女性の少ないなか、何年も官吏として誇りをもって働いてきた蓮珠と彼女を取り巻く人々の胸中は複雑だった。そんな折、墓参りの季節に合わせて、威国に嫁いだ翔央たちの姉・蒼妃が相国に帰国することに。亡き人を悼みたい周囲の気持ちにこたえるため尽力する蓮珠だが、またしても思わぬトラブルが舞い込んで・・・・・・!? 大人気中華後宮ファンタジー、知られざる人物たちの「偽りに隠された想い」が溢れる第六巻。
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皇帝夫婦が再び行方不明に!?相国東部で山岳部に住む部族が武装蜂起を起こしたという一報が、皇帝夫婦身替わり中の翔央と蓮珠の元に届く。しかも、部族に囚われた民の中に、学者の振りをして当地を視察していた本物の夫婦と思われる二人が含まれているという。法外な身代金要求とともに朝廷に届いた人質の私物は、たしかに皇帝・叡明の私物だった。内心の動揺を隠しながら叡明夫婦の救出案を探る蓮珠たちだが、そんななか玉座を簒奪しようとして追放された長兄・英芳が戻ってくる。大人気中華後宮ファンタジー、運命が残酷な牙をむく衝撃の第五巻。
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「白鷺宮妃は諦めろ。僕はお前に、それを許す気はない」バリキャリ女官&皇弟のW身代わりの契約結婚に「離婚危機」!?互いへの気持ちを深めあう陶蓮珠{ルビ:とうれんじゅ}と郭翔央{ルビ:かくしょうおう}だったが、現皇帝で翔央の兄である叡明に、二人を結びつける婚姻証書を破られてしまった。傷つく蓮珠に追い打ちをかけるように、翔央に「本当の妃」を迎える話が浮上して――偽りの夫婦に試練の時が訪れる、大人気中華後宮ファンタジー第4弾!!
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「・・・・・・あなたは、たいした秘密をお持ちのようだ」人の心の内がわかるかのように偽りを見抜き、『心見{こころみ}の妃』と呼ばれていた後宮の妃嬪、范才人{ルビ:はんさいじん}の亡骸が、後宮で見つかった。第一発見者となった相国{そうこく}の女官吏の陶蓮珠{とうれんじゅ}は、国の平和と彼女自身が胸に隠し続けてきた“秘密”を守るため、彼女の死の真相を探ろうとする。後宮で目撃される范才人の幽霊は、いったい何を語るのか――。バリキャリ女官と皇帝の弟が、W身代わりの契約結婚!! 大反響の中華ファンタジー待望の第3弾!!
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こんな国、滅んでしまえばいい――空(から)の花轎(かきょう)の“秘密”が明らかになる時、過去の亡霊が国を揺るがす――国の危機を救おうと、新皇帝の双子の弟・郭翔央と共に偽りの夫婦を演じた秘密をもつ相国の女官、陶蓮珠。無事に帰ってきた本物の皇帝夫婦のため、立后式を成功を目指すが、厄介事ばかりが舞い込んで・・・・・・。過去と現在の陰謀が絡み合い、秘めた恋は無情な選択を迫られる。バリキャリ女官と皇帝の弟の、W身代わりの契約結婚、再び――!!大反響の圧倒的中華ファンタジー待望の第2弾!!
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契約結婚の“秘密”が暴かれれば、この国は再び戦禍に巻き込まれる??大陸西方の大国「相(そう)」。色んな部署を渡り歩いて勤続十年、『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる三十路手前の女官吏・陶蓮珠(とうれんじゅ)。相国内で隣国「威(い)」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は、ある日、武官姿の男に声を掛けられる。威語がわかる独身女性を探していた彼は、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。こちらの準備を整えたら迎えに行く」と真剣な表情。彼の名は郭翔央(かくしょうおう)。威国の公主を娶(めと)ることを条件に、帝位に就いた新皇帝の双子の弟だった。新皇帝と威国の公主が姿をくらましたために、蓮珠に公主の身代わりになれというのだが??。ページをめくる手がとまらない、圧倒的中華後宮ファンタジー!!
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