ライトノベル
<雨の音洲>秘聞
シリーズ内の平均評価:
(1)
帝につながる名家、鴉家に生まれた吹雪王と桜姫は、父母を同じくする兄妹でありながら密かに愛し合っていた。それは当然のことながら禁忌とされていた。桜姫はやがて東宮妃として入内、吹雪王は出家する。二人の運命はこのときから妨げられ、鴉家の運命も変わっていく。入内後も東宮を拒みつづける桜姫の周辺には、たびたび不審な鬼が出没し、ついにある夜、東宮御所は炎に包まれた・・・・・・。※あとがきは収録されていません。
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追い詰められた末に、川へと身を投げ心中を図った吹雪王と桜姫。だが、ふたりに穏やかな死が訪れることはなかった。吹雪王は一命をとりとめ、隼王の手で再び都へと連れ戻される。そこでは兄・嵐王の企む陰謀の道具として生きるというみじめな日々が待っていた。一方、桜姫は臾螺と洒弭螺の前でめざめたものの、彼らの残酷な言葉にうちのめされる。「――姫。あなたは鬼になられたのだ・・・・・・」※あとがきは収録されていません。
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東宮妃である桜姫と兄の吹雪王は、許されぬ恋のためにある夜、御所に火を放ち、姿を消した。同じ頃、二人の生家・鴉家でも思いもかけない謀がささやかれていた。母・常磐の振る舞いは、帝をも巻き込んで、名門鴉家の土台を揺るがすことに・・・・・・。一方、追っ手をかわしつつ東へと逃げる二人の前には、桜姫の<笛鳴り>と吹雪王の<御児方>の力をもってしても、いつしか暗い影がさしはじめた。※あとがきは収録されていません。
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帝につながる名家、鴉家に生まれた吹雪王と桜姫は、父母を同じくする兄妹でありながら密かに愛し合っていた。それは当然のことながら禁忌とされていた。桜姫はやがて東宮妃として入内、吹雪王は出家する。二人の運命はこのときから妨げられ、鴉家の運命も変わっていく。入内後も東宮を拒みつづける桜姫の周辺には、たびたび不審な鬼が出没し、ついにある夜、東宮御所は炎に包まれた・・・・・・。※あとがきは収録されていません。
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