ガンニバル
二宮正明
山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。 「この村の人間は人を喰ってる」──。 次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!
便利な購入方法
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ディズニープラススターにて実写ドラマ化!
全世界に衝撃を与えた衝撃のサスペンスコミック『ガンニバル』‼
後藤家以外の供花村の人間たちの狂気。
蛮行の最中起きた乱射事件の裏側を河口尊をメインとして描く、
特別読み切り短編!
【週刊漫画ゴラク2835号(2022年12月30日号)掲載の読み切り作品】 -
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全てを終わらせる為、恵介が死を受け入れた刹那、仇敵だった阿川の声が響くーー。
そして供花村の後藤家への怨念が、最悪の形で爆発するが、そこで目にした奇跡の瞬間とは…
「こいつらは、呪いに勝ったぞ」
阿川は警官として何を成し、恵介は当事者として何を成したか。
最果ての先に見えるものとは…!?
大反響村八分サスペンス、ここが終わり、そして始まり。
因と果が帰結する最終巻!! -
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国との戦争を選択、最後の祭に突き進む後藤家。
そして“あの人”に供されたましろ……。
絶体絶命の刹那、呪われた当主が遂に動き出す。
「ごめんな、白銀…」
父への想い、万感、慈愛の言葉と共に、現人神はその壮絶な生をどう全うするか。
そして後藤家の奥底に潜む更なる狂気とは!?
正に最終局面、全てが瓦解し流転する第12巻!! -
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恐るべき執念で生還した銀は、
その殺意と謀略で供花村を統べ、
新たな秩序と因習を村に植え付ける。
「この新たな神に捧げよ」
絶対禁忌の始まり、そして現人神の誕生…。
だが銀の人生と共に、その世界も壊れ出す。
過去と現在が、呪いの糸で繋がる第11巻!! -
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数十年前…村で一番蔑まれていた後藤銀は、
いかにして供花村の支配を成したのか。
その原動力は底無しの野心と悲しき生い立ち…
「喰ろうて、喰ろうて、喰らい尽くす」
全てはここから始まった──。
現在に至るまで供花村を覆う恐るべき呪い、
その起源が遂に明かされる第10巻!! -
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後藤家殲滅の念に憑かれた阿川は
自ら狂気の渦へと飛び込んでゆく。
一方己の甘さを悔いた恵介は遂に決意する。
「俺は、俺の役割を果たす」。
それは心身に嫌という程染み込んだ
家と村の黒き呪いを断ち切る事。
阿川、恵介、後藤家、村人、警察…
それぞれの思惑が爆ぜる第9巻!! -
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暴発した後藤家の力は想像を越え、
警官隊の殲滅という信じがたき事態を呼ぶ。
そして彼等は決死の覚悟を固める。
「国相手に喧嘩売ったるわ」
死を恐れぬ狂信者たちの決意、
その魔手は遂に阿川の家族にまで及び…!?
正義が暴走し、狂気が横溢する第8巻!! -
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“あの人”との直接対決を経て
辛くも生還した大悟。
一方、警官隊が重装備で乗り込み、
刑事・金丸は村の制圧を確信する。
「終いじゃ、後藤家」
計画通りの筈だった、あの男さえいなければ。
一度溢れた暴力は更なる暴力を呼び、
遂に全てが暴発した、大騒乱の第7巻!! -
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単身供花村に乗り込み、
子供を救出に向かった大悟。
そこに現れた恵介に、今初めて問い質す。
「おまえ等は、人を喰ってるんだろ」
恵介が発した驚くべき答えとは。
そしてこの次期当主が生まれた黒い過去とは。
点が繋がり、血塗れの線となる第6巻!! -
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遂に手にした警察内外の協力者。
事件は組織に委ね、大悟には撤退命令が。
だが彼の内にある、危うい義憤が暴れ出す。
「俺はアイツ等が、許せねえんだよ」
村の狂気に対する、正義の狂気。
続々と出る新事実、加速する直接行動。
奉納祭直前、後藤家対警察の幕開く第5巻!! -
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徐々に深まる村人との対立。
大悟は食人村の真実を追い続ける中、
葛藤の末に一つの結論に辿り着く。
「三人でこの村を出よう」
だがそれは村からの逃避ではなく
真正面から後藤家に立ち向かう決意。
迫る全面対決…極限の緊迫で覆う第4巻!! -
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村の底知れぬ闇を感じながらも
何とか馴染もうとしていた大悟だが
次々と“証言者”が接触を図る。
「この村では死産が多すぎる」
我が子を奪われた女が語る
村の恐るべき実態とは……。
急展開の閉鎖社会サスペンス、圧巻の第3巻!! -
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