ライトノベル
つるぎのかなた
シリーズ内の平均評価:
(2)
完結
第25回電撃小説大賞《金賞》受賞作!「好きじゃないんだ、剣道。・・・・・・俺を斬れる奴、もういないから」 かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた――。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。 悠を変えたのは、初めて肩を並べる仲間たち、彼に惹かれる美しき『剣姫』吹雪、そして――孤高の頂でただひたすらに悠を追い続けていた、高校剣道界最強の男・快晴。 二人が剣を交えた先で至るのは、約束の向こう、つるぎのかなた。「いくぞ悠。お前を斬るのは、この・・・
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「大好きだよ、剣道。みんなと繋いでくれるから――」 あの無念の涙から、一年。二人の天才・・・・・・悠と快晴は、今や主将の立場にあった。 雪辱を果たすべく、最後の夏へ向けて凄まじい勢いで成長していく悠たち藤宮。その一方で、快晴率いる『常勝』秋水は、絶体絶命の危機に直面していた――。 新たな仲間、新たな悩み、そして古くから変わらぬ想いと果たすべき約束をこの背に負って、舞台は団体戦決勝へ。互いに背負い、もはや引けぬ二人の剣士の道が交わる最期の場所は、遥か高みのつるぎのかなた。剣に全てを捧げ、覇を競う高校生たちの青春剣道物語、堂々閉幕!
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“常勝”秋水大付属相手に命を燃やし、意地と矜持を賭けて戦う少年たち。その裏側には、心優しく強い少女たちの、もう一つの戦いがあった。「辿り着きたい場所があるから」 立ち塞がるのは『剣姫』吹雪を擁する強豪・桐桜学院。勝つためにはどうしたら? 少女たちはそれぞれ道を選ぶ。 自律する者、迷う者、決別する者、立ち上がる者、そして過去を越える者――。決戦の時に収束する五つの花道は、果たして未来へと繋がるか!?「絶っ対! 藤宮(わたしたち)は、負けないッ!」 かわいいよりも、強いと言って。 戦場(ここ)で咲くって決めたから! 剣に懸ける少年少女の青春剣道譚、百花繚乱の女子団体戦、開幕!
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団体戦まで残り二週間。部員を鍛えるため、悠は再び心を殺し「剣鬼」となる。傷心を隠し闘う悠に呼応して、城崎と黒瀬も己が道を信じて進む。すべては部長・江坂と予選を勝ち残るために。激戦の末に流した涙は、勝利か、それとも――!?
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第25回電撃小説大賞《金賞》受賞作!「好きじゃないんだ、剣道。・・・・・・俺を斬れる奴、もういないから」 かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた――。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。 悠を変えたのは、初めて肩を並べる仲間たち、彼に惹かれる美しき『剣姫』吹雪、そして――孤高の頂でただひたすらに悠を追い続けていた、高校剣道界最強の男・快晴。 二人が剣を交えた先で至るのは、約束の向こう、つるぎのかなた。「いくぞ悠。お前を斬るのは、この僕だ!」 剣に全てを捧げ、覇を競う高校生たちの青春剣道物語、堂々開幕!
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