ライトノベル
鏡のむこうの最果て図書館
シリーズ内の平均評価:
(6)
第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作! 空間が意思と魔力を持ち、様々な魔物が息づく世界・パライナの北端に、誰も訪れない《最果て図書館》はあった。 記憶のない館長ウォレスは、鏡越しに《はじまりの町》の少女ルチアと出会い「勇者様の魔王討伐を手伝いたい」という彼女に知恵を貸すことに。 中立を貫く図書館にあって魔王討伐はどこか他人事のウォレスだったが、自らの記憶がその鍵になると知り・・・・・・ 臆病で優しすぎる少女。感情が欠落したメイド。意図せず世界を託された勇者。 彼らとの絆を信じたウォレスもまた、決戦・・・
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休暇のため《最果て図書館》を訪れたルチアと穏やかな日々を送る館長のウォレス。そんな彼のもとに、テオドラからある報せが届く。――ルチアが何者かに狙われているというのだ。 不穏な空気が漂う図書館に、暁の勇者と共に現れたのは、さすらいの吟遊詩人トネリコ。図書館の中にいるにもかかわらずウォレスが存在を感知できない、「気配のない」少年だった。 図書館館長になりたいという彼に心を掻き乱されるウォレス。そんな中ルチアが何者かにさらわれて――!? かけがえのない女の子を守るため、戦うウォレスの想いは《空間》の意思を超えることができるのか――! 失われた記憶、リィリの過去、ルチアの歌声に隠された秘密・・・・・・すべての謎が明らかになるシリーズ最終章!
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第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作 シリーズ第2弾! 魔王を倒し、「めでたしめでたし」を迎えたはずの《最果ての図書館》の平和な日々・・・・・・だが、事件は突如起こった。 館長・ウォレスは役目を終えたはずのケルベロスの間に、ふと悪寒を覚える。 そこには剣で身体を串刺しにされた謎の美女、ヒルデがいた。彼女は《地底湖の博物館》から、命からがら逃げてきたのだという。 《博物館》館長は、魔王により家族を喪い、心を病んだ少女マリーアンジュ。「世界の何もかも、全部が欲しいの」 夢見心地に微笑む少女から、ヒルデを助け、館長として《図書館》を守るため、特殊魔法を会得したウォレスは《博物館》を巡る驚愕の真実を知ることに――。 どこか寂しくどこまでも優しい【誰にも語り継がれないお伽噺】、追憶と哀哭のシリーズ第二幕!
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第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作! 空間が意思と魔力を持ち、様々な魔物が息づく世界・パライナの北端に、誰も訪れない《最果て図書館》はあった。 記憶のない館長ウォレスは、鏡越しに《はじまりの町》の少女ルチアと出会い「勇者様の魔王討伐を手伝いたい」という彼女に知恵を貸すことに。 中立を貫く図書館にあって魔王討伐はどこか他人事のウォレスだったが、自らの記憶がその鍵になると知り・・・・・・ 臆病で優しすぎる少女。感情が欠落したメイド。意図せず世界を託された勇者。 彼らとの絆を信じたウォレスもまた、決戦の地へと赴く―― これは、人知れず世界を守った人々のどこか寂しく、どこまでも優しい【語り継がれることのないお伽噺】
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