ライトノベル
黒川さんに悪役は似合わない
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秩序の為に、マッチポンプで正義をつかめ!生徒会長候補の黒川さんは、規律によって学校をまとめようとしているのであまり人気がない。もう一人の候補の白鷺は校則を緩和して自由な校風を唱えるものだから、生徒たちから絶大な人気を誇っている。規律か自由か。生徒会長候補2人による校則戦争になぜか巻き込まれたのは俺、倫太郎。「私のために、悪役(ヒール)になってくれない?」俺が悪役になって校則を破り、自由が行き過ぎるとどうなるかを分からせよう。それが黒川さんの作戦だった。は? ちょっと意味分からないんですけど。とい・・・
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やろう! がんばろう! りんたろう!
倫太郎とのマッチポンプを駆使し、支持率をなんとか上げつつある黒川さん。とはいえ、白鷺との差はいまだ絶望的。
そんななか、生徒会長立候補の決意表明の日が迫る。
そのステージでうまくアピールできれば、また支持率アップができるはず・・・・・・だというのに、倫太郎と黒川さんの関係に亀裂が走ってしまって?
そしてなんと、倫太郎は生徒会長に立候補するという暴挙に出る。
三つ巴の闘いに戦局をかえた生徒会選挙。
果たして最後までリングに立つことができるのは誰なのか。
倫太郎一世一代の悪役ムーブの幕開けだ。
最後まで席を立っちゃだめだからな!!
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えっ!? 今度は部室で立てこもり!?
屋上からの飛び降り狂言を経て、生徒会長を目指す黒川さんの支持率UPに貢献した俺こと倫太郎。
だが、その悪夢はまだ終わっていなかった――。
校庭に放置された部室棟。その取り壊しを巡り、同じく生徒会長候補の白鷺との対立が再勃発する。
生徒の安全を謳い取り壊し派の黒川さん。生徒の思い出を盾にした保存派の白鷺。
そして俺の役目とは・・・・・・部室棟での立てこもり!?
確かに俺を説得したら黒川さんの支持率が上がるかもしれないけどさぁ。
今のご時世学校でバリケード封鎖なんておかしいよ!!
マッチポンプで綻び始める俺の高校生活第2弾!
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秩序の為に、マッチポンプで正義をつかめ!
生徒会長候補の黒川さんは、規律によって学校をまとめようとしているのであまり人気がない。
もう一人の候補の白鷺は校則を緩和して自由な校風を唱えるものだから、生徒たちから絶大な人気を誇っている。
規律か自由か。
生徒会長候補2人による校則戦争になぜか巻き込まれたのは俺、倫太郎。
「私のために、悪役(ヒール)になってくれない?」
俺が悪役になって校則を破り、自由が行き過ぎるとどうなるかを分からせよう。それが黒川さんの作戦だった。
は? ちょっと意味分からないんですけど。というか、規律を守るためにマッチポンプするって、それ本末転倒なんじゃ? 明らかに悪いことしてるでしょ!
・・・・・・でも、黒川さんには何か大切な思いがあるみたいだ。
これまで真面目一筋に生きてきた俺が悪役をやる筋合いなどない。
けど、成功すれば黒川さんがなんでも言うことを聞いてくれるっていうし・・・・・・。
いや、なにもエロいことなんか考えてないぞ!
俺は黒川さんが困ってたからちょっと協力してやってるだけだからな!
マッチポンプから始まる学園ラブコメ堂々開幕!
黒川さんのため、最高のヒールに俺はなる!
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