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“今”を描く、音楽と人間の物語――完結。
「アジュールの元に、成長して帰る」と
陸や航太郎の元を離れ、
一人東京で音楽制作を行う清澄。
取り憑かれたかのように音を生み続ける
彼の行き着く先は―――・・・!?
清澄やアジュールが選ぶ、音楽の形とは。
今の時代に、“バンド”である理由とは。
誰かと一緒に鳴らすこと。
誰かと一緒に生きていくこと――
彼らの生き様こそが、“今”を克明に描き出す。 -
進化と離別の“東京編”
清澄と陸、そして岬の3人のバンド“アジュール”のファーストEPが完成。
「自分たちだけで」手探りで作ったそれは、清澄や陸の心に喜びと自信を生んだ。
しかし、清澄が新しい仲間を得ると同時に潮は、彼の前から姿を消した。
大きな喪失感を味わう清澄だったが、
「あいつに届くとこまで、鳴らしたる」と“覚醒”する―――
・・・そして物語は、進化と別離の“東京”編へ。 -
「おれといっしょに、音楽やろう」
清澄と陸のバンド“アジュール”の船出――
陸が所属するバンド“マザーズ”のライブの
オープニングアクトとして手応えを掴んだ。
そして陸は“マザーズ”を脱退し、
清澄と音楽で生きることを決める。
――ひとつのバンドが終焉を迎える中、
清澄の元に届く、賛美、誹謗、中傷・・・・・・
しかし、そのノイズは“覚悟”に変わる。
誰かのために。仲間のために。居場所のために。 -
音楽と人間の「リアル」を描く話題作。
SNS、音楽界隈で話題。
“現代”のリアルを捉える挑戦作、早くも話題の第2集。
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「うちの世界は、確実に変わったもん」
――部屋で趣味の音楽を一人奏でていた
清澄を連れ出し、路上ライブを決行した潮。
潮がアップした動画は拡散されて、
一瞬フォロワーは増えた、けれど・・・
世界は、何も変わらなかった。
しかし――ひとりの男が、清澄を訪れる。
清澄と過去を共にし、
現在も音楽で“生きる”男。
“誰かの心”が動いた――
それは、大きな変化の始まり。 -
新時代の“音楽”ד恋愛”体験。
「すきなもんいっこ、あればいい」 ――そう、思っていた。
マンション管理人をしながら、趣味で音楽を奏でる「だけ」。
”シンプルで完璧”な生活を送る清澄(キヨスミ)。
しかし――清澄が出逢ってしまったのは、
バンドマンに恋をする女・潮(ウシオ)。
閉じた世界に流れ込む強烈な”ノイズ”が、
清澄の人生を大きく変えてゆく―――
たったひとりと出逢うだけで、世界が変わる。
耳障りで、少し心地良いノイズ。
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