小説
冥府の王は恋を謳う1 王の眼を持つ者
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20年前のクーデターによって王政から軍事力に依る独裁政権となった欧州の小国、ブルーメンタール共和国。その軍司令官ユリウス・アドラーの来日にあたり、通訳専門の派遣社員・四ノ宮歌恋は破格の待遇で雇用される。同じく雇用されたフリー通訳者の桐島千咲と比べて実力も経歴も見劣りする自分が何故雇われたのかが解らないと悩む歌恋。だが、歌恋の与り知らないところでブルーメンタール共和国を揺るがすほどの、大きな陰謀が動き始めていた。
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ユリウス・アドラー暗殺計画勃発! 敵の罠と知りながら敢えて渦中に飛び込んだユリウスの前に意外な人物が首謀者として現れる。「ようこそ、ブルーメンタール大使館へ・・・・・・ユリウス・アドラー元帥閣下」───時を同じくして異変を知らない四ノ宮歌恋も、そして計画に与る四ノ宮檀もまた大使館へと向かっていた。風雲急を告げるシリーズ第5巻!
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ひょんなことから四ノ宮歌恋にとともにコンビニに買い物に行くことになったユリウス・アドラーだが、何気ない歌恋の言動に王としての片鱗を見いだす。そんな彼の脳裏に過ぎるのは、かつて国王親衛隊であった彼が仕えていた幼いカレリナ王女との思い出と、そして20年前に起こしたクーデターの苦い記憶であった・・・。過去と現在が交錯する、シリーズ第四巻。
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仕事の失敗の連続で落ち込む歌恋は、同じ通訳者として雇われた桐島千咲の完璧な佇まいと自分をくらべて落ち込んでいた。そんな中で次第に知っていくユリウス・アドラーの、冷酷な独裁者としての顔と彼個人としての顔───その落差に歌恋は混乱する。何気ない形で少しずつ、だが確実に、四ノ宮歌恋の周囲は変容しつつあった。本人は与り知らぬままに。
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20年前のクーデターによって王政から軍事力に依る独裁政権となった欧州の小国、ブルーメンタール共和国。来日したユリウスに雇われた歌恋の初仕事は務省官僚との食事会。その席で出会った南雲という男は歌恋にユリウス・アドラーに気を付けるようにと謎めいた警告を残していく。「彼はブルーメンタール国王を始め、多くの反対者を粛正してきた恐ろしい男だからね」シリーズ第二巻!
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20年前のクーデターによって王政から軍事力に依る独裁政権となった欧州の小国、ブルーメンタール共和国。その軍司令官ユリウス・アドラーの来日にあたり、通訳専門の派遣社員・四ノ宮歌恋は破格の待遇で雇用される。同じく雇用されたフリー通訳者の桐島千咲と比べて実力も経歴も見劣りする自分が何故雇われたのかが解らないと悩む歌恋。だが、歌恋の与り知らないところでブルーメンタール共和国を揺るがすほどの、大きな陰謀が動き始めていた。
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