傑作中篇「幽霊」シリーズ第3弾の新装版。永井夕子は高校時代の親友・片倉敦子の邸宅を、宇野とともに訪れる。敦子は57歳の会社社長・泰長の後妻となり、自分より年上の義理の息子・靖夫と、自分より一つ年下の娘・不眠症の亜里沙と暮らしていた。誰もがうらやむ豪邸に暮しているとはいえ、気苦労が多いんじゃない、と心配する夕子に、敦子は「なにも問題はないわ。あるといえば主人が月に一度、亡くなった先妻に会いに行くくらい」と驚きの告白。そんな話をしているところへ、亜里沙の部屋が何者かに荒らされていることが発覚。そして・・・
便利な購入方法
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「幽霊」シリーズ記念すべき第30作目!
男やもめの敏腕刑事・宇野は、女子大生の彼女・夕子との
ディナーデート中に貧血で倒れてしまう。
運ばれた病院には、「当直の医師に恨まれている。
殺される前に病院を変えてほしい!」と医者に詰め寄るカップルがいた。
翌日、案の定起こった殺人事件。
だが、殺されたのは全く関係のないはずの女性医師で・・・・・・!?
悲しいピアノの旋律が呼び起こす、事件の真相とは。
人に追われる中学3年生の少女と寄宿制学校の謎を解く「壁を越えて」や、
絵の中に描かれた”死んだはずの女”を探す「展覧会の絵」など、
ユーモアあふれるミステリ7編を集めた一冊。
赤川次郎ミステリーの最先端を、ぜひ味わってください! -
監視された町では、誰もが「秘密」を抱えて暮らしていた
宇野と夕子が訪れた温泉地では町中に監視カメラが。防犯のための施策が、新たな悲劇を生んでしまう・・・・・・。大人気「幽霊シリーズ」第二十九弾。 -
大人気「幽霊」シリーズ第27弾!
宇野警部と恋人の永井夕子が旅先のレストランで食事をしていると、
”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。
この男は、かつて地元商店街会長の16歳の娘が遺体で発見された際に、
店の主人の証言によって、殺人容疑で逮捕され、
現場検証の直後に、トラックにはねられ、即死していた。
果たして、「死者からの予約」はホンモノなのか――。
そして少女は、いったい誰に殺されたのか。
不穏な雰囲気が漂う街の謎に、宇野と夕子が迫る。
表題作のほか、「ふさがれた窓」「忘れな草を私に」「悪夢の来た道」
「悪魔の美しさ」「行列に消えて」「手から手へ、今」の計七篇を収録。
※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
深夜の駅に「頭」の忘れ物!? 大好評〈幽霊〉シリーズ、第28弾。
深夜の駅、終電車の棚に忘れられた風呂敷包み。
中から出てきたのは、なんと人間の頭!?
朝、宇野警部と永井夕子が駆けつけたところ、「頭」の持ち主が現れる。
某女優そっくりのこの「頭」が、悲しい過去をもつある親子の関係を
変えることに――。
ほかに「袋小路を照らせ」「雪女の従妹」「正方形の裏切り」「叔母捨て山」「真面目人間、ここにあり」「ゆく年くる年」など、全7篇。
※この電子書籍は2020年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
大人気、赤川次郎による「幽霊」シリーズ第26弾。
美しいピアニストとの恋に溺れ、翻弄された末、一人の男が命を絶った。
男の死体を前に、女は冷たく言い放った。
「どっちかを選ばなくてはならなかったんです。自分のためにすべてを捨ててなんて、
頼んでない。私は無関係です。」
二年後、男の弟が、コンサートマスターとして
女と共にチャイコフスキー「ロミオとジュリエット」舞台に立つことに。
因縁の二人が再会した場で、宇野警部と永井夕子は・・・・・・。
表題作のほか、「後ろ姿の夜桜」「スキャンダル、スキャンダル!」「私の秘密はあなたの秘密」「夜は知っていた」「夕やけ小やけ」「闇に迷って」の計7篇を収録。
どの巻から読んでも楽しめるシリーズです。
※この電子書籍は2017年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
女子大生の夕子と宇野警部が活躍する〈幽霊シリーズ〉第4弾
デート中のレストランで殺人事件の容疑者と鉢合わせ!?
今日だけは「殺人」だの「凶器」だの色気のない話は抜きにし、恋人同士として食事を楽しもう――。
レストラン出向き合う宇野警部と女子大生の永井夕子だが、つい周りのテーブルを観察してしまう。
すると一家皆殺しの容疑で手配中の男が目に入り、案の定デートどころではなくなってしまう・・・・・・。
表題作ほか「影のような男」「美女は二度殺される」「幸福なる殺人」「銀座の殺しの物語」の4篇を収録。 -
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傑作中篇「幽霊」シリーズ第3弾の新装版。
永井夕子は高校時代の親友・片倉敦子の邸宅を、宇野とともに訪れる。敦子は57歳の会社社長・泰長の後妻となり、自分より年上の義理の息子・靖夫と、自分より一つ年下の娘・不眠症の亜里沙と暮らしていた。
誰もがうらやむ豪邸に暮しているとはいえ、気苦労が多いんじゃない、と心配する夕子に、敦子は
「なにも問題はないわ。あるといえば主人が月に一度、亡くなった先妻に会いに行くくらい」と驚きの告白。
そんな話をしているところへ、亜里沙の部屋が何者かに荒らされていることが発覚。そしてベッドの上には、冷たくなった亜里沙の身体が横たわっていた――。
表題作ほか、「名探偵の子守唄」「青ひげよ、我に帰れ」「赤い靴はいてた女の子」「コウノトリは本日休業」「殺された死体」の計6篇を収録。 -
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