便利な購入方法
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八方破れの同心と、卑屈な伊賀者が手を組んだ! 千社札を残し、大金を盗む賊を炙り出せ! 老爺の絞殺体が空き地で見つかった。人の好い長屋の大家・善兵衛がなぜ? 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛はその足取りを辿り、善兵衛が新しい店子の研ぎ師満三郎の身許を探っていたと知る。対面した満三郎の目に仄暗い影を見た軍兵衛は、見張りと尾行を試みる。すると、霞の如く正体を掴めずにいた盗賊・野伏間(のぶすま)の治助一味に行き着いた! 一網打尽を目論む軍兵衛は、賊の隠れ家を捜すが・・・・・・。人気快調のシリーズ第8弾!
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腑抜けた武士どもに鉄槌を! 不遇を託つ伊賀者たちは憤怒した・・・。「義賊となるのだ」―薬料も満足に払えず、若くして逝った配下を看取り、明屋敷番伊賀者・望月十郎太は心を決めた。困窮する伊賀者の生計を助けるため罪を重ねるうち、次第に大胆になりゆく己を止められず、やがて仲間をも手にかけてしまう。臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、長い針状の獲物《伊賀の縫い針》で屠られた亡骸を目にし背景を探るが、黒装束に身を包む忍びが彼を襲った・・・!
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町人の信用厚き浪人を、悪の道から救い出せ! 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、盗賊「闇鴉(やみがらす)」を追っていた。黒ずくめの姿で大店を狙い、決して血は流さず、跡も残さない名うての賊だ。そんな折、軍兵衛は若侍と浪人津田仁三郎の諍いに遭遇する。若侍らはその後もしつこく津田に付きまとい、人違いから別の浪人を殺めてしまう・・・。軍兵衛は管轄違いのこの一件に、いかに正義を為せるか? 義賊と持て囃される闇鴉の行方は・・・。
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北町奉行所臨時廻り同心の鷲津軍兵衛と加曾利孫四郎らは、押込み一味の塒に踏み込むも、最も凶暴な男を逃してしまう。己の失態で男を捕り逃がしたと落ち込む下っ引の福次郎は、煮売り酒屋に立ち寄り、お光という年上の酌婦と出会う。互いの素性を知らずに惹かれ合うふたり――。だが、そんなふたりに暗い影が迫る! 軍兵衛と福次郎はお光を取り巻く闇と対峙する。
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臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、勘当した倅・政吉を捜す旅籠の主・吉兵衛から、長年捕縛を免れる一家皆殺しの凶賊・野火止の弥三郎の手掛かりを得る。政吉と弥三郎一味の探索に乗り出すも、政吉は数年前に自死したことが判明、探索は暗礁に。しかし数日後、政吉の死を語った茶屋女が絞殺される! そんな折、軍兵衛はかつての剣の兄弟子を見かけ、不吉な予感を覚えるが――。
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京、尾張、駿河と殺しを続ける凶悪犯「絵師」が江戸に入った。殺す相手の似顔絵を描くという特異な犯行で知られていた。臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、絵師を追う駿府町奉行所の同心・西ヶ谷に助力することに。そんな折、軍兵衛はひとりの浪人と出会う。気に入りの酒場で、伊良弥八郎と名乗る男と気持ちの良い酒を酌み交わすも、その表情仕草に尋常ならざる陰を見る――。
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袋物問屋伊勢屋の主が斬殺された。北町奉行所臨時廻り同心鷲津軍兵衛は圧倒的な斬り口から、数年毎に殺しを繰り返す「黒太刀」と呼ばれる男の手口と断ずる。殺しを請け負う一味の存在を確信した軍兵衛は、亡くなった伊勢屋の身辺を探り、ある火消人足の存在を知る。しかし、唯一の手がかりの火消は殺され・・・。一味の意外な正体とは?軍兵衛は黒太刀を倒せるか?
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江戸の空に放たれた一本の矢。それは律儀な魚売りの命を奪った。北町奉行所同心鷲津軍兵衛は、矢の作りから、大身旗本を疑う。すると、手先の下っ引を同じ矢が襲い、軍兵衛も柳条流の遣い手の旗本家用人と対する。その折、一家皆殺しの残忍な押込み一味の潜伏が知れ・・・。軍兵衛は旗本を裁けるか? 凶賊を捕えられるか? 八丁堀同心の心意気が胸に響く捕物帖。
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