便利な購入方法
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資産家・山東茂樹の一人娘・まゆみは、自分の行動の選択ができず、常に誰かが指示してやらないとパニックを起こす特異な性質の持ち主だった。多くの付添人を雇ってきたが、まゆみの質問攻めに耐え切れずすぐ辞めてしまう。そんな付添人の仕事に新たに応募してきた女とは・・・・・・。
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知る人ぞ知る天才小説家・七癖曲美。癖のある作風ゆえ読者を選ぶが、ハマると癖になる作家である。七癖の小説に感化され作家を志した香がファンレター送ると、七癖本人から返事が来た! 文面には自邸に招待する旨が。胸を躍らせ、山奥の村にある七癖邸に向かうのだが―――!?
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山で遭難した森口四郎は足を骨折し身動きもとれぬまま実に1か月もの間、山中で生き延びた。身寄りのない森口を見舞う発見者の久米は病室で「今夜ここに泊まってほしい」と頼まれる。ただならぬ様子に応じた久米は、その晩病室で森口に口づけする不思議な女を目にする―――。
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ある日のある医大。医学生たちによる解剖実習のために並ぶ遺体に混ざって、「解剖してほしい」と訴える女が現れる。その場を逃げ出したその女は、その後も都市伝説的に噂されるようになる。だが、解剖実習に居合わせた医学生・鎌田達郎はあの女に見覚えがあった・・・・・・。達郎と女との過去とは、そして再び現れた理由とは―――。
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由緒ある戸倉家には死んだ人間を一族の念で残像として蘇らせるという秘密があった。20年あまりで消えてしまうその残像は、死者と家族との緩やかな別れの期間として一族にある種の充実を与えていた。そんな戸倉家に嫁いだ璃子は、その儀式や現象に最初は驚いたものの、次第にその特異な家族の形に慣れていくのだが・・・・・・?
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まどかの家に、3日前に追い出した彼氏の富夫が帰ってきた。両手で頭を押さえ「死にたくない・・・」と泣きながらつぶやき、赤いハイネック姿で立つ富夫。実はその赤いハイネックには恐ろしい秘密が隠されていた・・・・・・。
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めぐみが父とふたりで暮らす家は、国の登録有形文化財に指定されるほどの歴史と由緒ある建物。そんな家の中を建築の勉強のために見学したい、とある日突然訪れた女・木野真奈美はこの家で下宿させてほしいと申し出る。あまりに突然の申し出に最初は訝しむめぐみだったが、徐々に真奈美は家庭に溶け込んでいき―――。
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同棲中の彼が、何かに怯えて布団の中に潜り込むようになってしまった―――。虚空を見つめて「魑魅魍魎に脅かされて布団から出られないと」叫ぶ彼の世話をしていたが、心身ともに限界を迎えたある日の晩に、恐怖が襲いかかる・・・・・・!!注)8ページの短編コミックです。
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