ライトノベル
いらないスキル買い取ります
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神に与えられた能力『スキル』を誰もが所有する世界。人々はスキルによりさまざまな恩恵を受けたが、なかには役立たずのスキルや、持ち主を不幸にするスキルもあった。そうした不要なスキルを買い取り、売ることができる世にも珍しいスキル『売買』で商売する青年がいた。行商人として世界を巡る青年は、彼を知る客からこう呼ばれている。――廃スキル回収屋。通称「回収屋」。どんなスキルも使い方次第で何かの役に立つ。客から不要なスキルを買い取り、それを欲しがる他の客に売り歩くのが回収屋の商売であった。今日も回収屋はさまざま・・・
便利な購入方法
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神から人々に与えられた能力『スキル』。その売り買いを可能とする、世界にひとつだけの特別なスキル『売買』で商売しながら旅を続ける青年、廃スキル回収屋――通称「回収屋」。『不死』のスキルで得た不老不死に苦悩する女性、『演技』のスキルで芝居の面白さに目覚めた魔王、『透明化』のスキルで着ている衣服が透けてしまう女王――と多くの客を訪ね歩いた回収屋は、久々に拠点の宿屋へ戻る。宿屋はギャンブルで連勝するスゴ腕ギャンブラーの美女に沸いていた。ギャンブルに負けた宿屋の女将が宿屋の権利を奪われたと知った回収屋は、権利を取り戻すためにギャンブルを挑むが・・・・・・。「私のことはカイムロゼ、とでもお呼びください。チップは貴方の命です」ギャンブラーの正体は規格外のスキル『賭け』を所有する回収屋への刺客で――。“廃スキル回収屋”とスキルに悩める人々が織りなす不思議な物語、第二幕。
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神に与えられた能力『スキル』を誰もが所有する世界。人々はスキルによりさまざまな恩恵を受けたが、なかには役立たずのスキルや、持ち主を不幸にするスキルもあった。そうした不要なスキルを買い取り、売ることができる世にも珍しいスキル『売買』で商売する青年がいた。行商人として世界を巡る青年は、彼を知る客からこう呼ばれている。――廃スキル回収屋。通称「回収屋」。どんなスキルも使い方次第で何かの役に立つ。客から不要なスキルを買い取り、それを欲しがる他の客に売り歩くのが回収屋の商売であった。今日も回収屋はさまざまな客と商談する。冒険者、賢者、貴族、学生、エルフ、ときに言葉がわかる魔物さえも――そんな立場も種族も違う客たちが大事なスキルを売り買いするのは、それぞれの複雑な事情があるようで・・・・・・。これは“廃スキル回収屋”とスキルに悩める人々が織りなす不思議な物語。
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