小説
弁当屋さんのおもてなし
シリーズ内の平均評価:
(318)
「あなたの食べたいもの、なんでもお作りします」恋人に二股をかけられ、傷心状態のまま北海道・札幌市へ転勤したOLの千春。仕事帰りに彼女はふと、路地裏にひっそり佇む『くま弁』へ立ち寄る。そこで内なる願いを叶える「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会った千春は、凍った心が解けていくのを感じて――? おせっかい焼きの店員さんが、本当に食べたいものを教えてくれる。おなかも心もいっぱいな、北のお弁当ものがたり!
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婚姻届を出してから数ヶ月、ほっと吐いた息が真っ白になる冬。札幌にある『くま弁』で共に働くユウと千春が考えたのは、道内で小旅行を何回もする――自分たちなりの新婚旅行。サロマ湖に夕張、留萌の黄金岬・・・・・・いくつもの旅の中で美味しいものやたくさんの人に巡り逢う。しかし、無理がたたって旅先で業務用のバンが故障し、宅配の計画が頓挫してしまい――!?もっともっと北海道が好きになる、北のお弁当屋夫婦のものがたり。
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ユウが千春にプロポーズをしてから数ヶ月後――。千春は会社を辞めて、現在はユウと共に2人で『くま弁』を切り盛りしている。結婚に向けて着々と準備を進める中、両家顔合わせのためユウの母親がアメリカから帰国することに。これを機に距離を縮めたい千春だったが、逆に気を遣いすぎてギクシャクしてしまい・・・・・・?「魔法のお弁当」の出会いから始まった二人が夫婦になるまでの、<本篇>と<しあわせ宅配篇>を繋ぐ番外篇!【HTB北海道テレビにて、2023年2月25日(土)より4週連続ドラマ化!!】
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冬の北海道・札幌。『くま弁』に建て替えの話が持ち上がったある日、昔伯母が埋めたタイムカプセルを探しているという女性が訪れる。彼女が手にする伯母宛ての年賀状には、確かに『くま弁』の住所が記されていた。しかし常連の蟻塚は幼い頃に熊野家で食べたポテトサラダの味を強烈に覚えており、ここはずっと熊野家だったと譲らない。蟻塚は自分の記憶が正しいことを証明するため、ユウに思い出の味を再現してほしいと言い出して・・・・・・?
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からりとした気候で過ごしやすい6月の北海道。『くま弁』での配達の仕事も板についてきた雪緒は、店長夫婦のユウと千春が近々結婚記念日を迎えることを知る。実は結婚式を挙げていない2人だったが、そんな彼らと仲の良い黒川が発起人となり結婚記念パーティーが開催されることに! 普段お節介を焼かれ慣れていないユウと千春は照れつつも嬉しそうな様子。するとユウから、千春を喜ばせるサプライズを考えたいと相談されて?
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花咲き乱れる初夏の北海道・札幌。ひょんなことから『くま弁』で宅配のアルバイトを始めた雪緒は、配達先で様々な事情を抱えた客と出会うように。最初はとまどったものの、お弁当に心を込めたお品書きを添えることで雪緒なりに彼らの悩みを癒やしてきた。次第に今の仕事に充実感を覚えるようになってきたある日、突然家出した弟が訪ねてくる。しかも彼は雪緒に「次の冬も今の仕事してると思う?」と問いかけてきて・・・・・・!?
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冬の北海道・札幌。ミステリアスな美女に薦められて『くま弁』を訪れた失業中の雪緒。そこで偶然食べたお弁当の美味しさと店主夫婦の温かさに惚れ込み、雪緒は次の仕事が決まるまで宅配のアルバイトをすることに! 最初の配達先は『くま弁』を薦めてくれた女性宅。現在人前に出られない理由があると言う彼女は「自分の願いがわからなくなった」と落ち込む。その様子を見た雪緒は少しでも力になりたいと、ある考えを思いついて?
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【コミカライズ決定!!】七月に入り、ようやく夏らしい気候になってきた北海道・札幌。晴れてユウと結婚の約束をした千春は、彼と『くま弁』で一緒に働く未来について考え始める。意を決してユウにその気持ちを伝えた千春だったが、返ってきたのは「自分の人生に巻き込みたくない」という予想外の反応で? 二人が見ている夢は同じなのかそれとも――? 日々悩みは尽きないけれど、少しだけ前に進む勇気がもらえる北のほっこりお弁当ものがたり第6弾。
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遅めの桜が咲き始め、ようやく春が訪れた北海道。お互いの思いを再確認した千春とユウだったが、千春の帰任期限は刻一刻と迫っていた。このまま札幌で転職してユウとずっと一緒に暮らすか、それとも遠距離恋愛か。自分が本当にやりたいことは何か悩む千春に、ユウがお弁当に込めたメッセージとは? そして最終的に千春が選んだ生き方は? 北海道の旬の幸がたっぷり味わえる、ほっこりお弁当ものがたり第5弾!
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雪深い冬の北海道。札幌市の路地裏に佇む『くま弁』では、大晦日に常連客が集まって忘年会が開催されることに。千春は会社の後輩・宇佐小夜子と一緒に参加するが、彼女は何やら大晦日に「嫌な思い出」があるという。その苦い記憶を払拭するため、ユウはとびきり特別な弁当を作ることになって? 一方、千春はユウとの将来が見えず、不安な気持ちを募らせていき・・・・・・? 美味しいご飯は人の心を繋ぐ。北のお弁当ものがたり第4弾!
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北海道・札幌市の路地裏に佇む『くま弁』。願いを叶える魔法のお弁当の作り手・ユウと念願の恋人同士になった千春だが、お互い仕事が忙しく、すれ違いの毎日。久々に帰省した黒川の娘・茜からも「本当に付き合ってるの?」と突っ込まれて、千春は自信をなくしてしまう。しかも、ユウのことを気に入っている茜は『恋人に作るみたいなお弁当』をリクエストしてきて・・・・・・? おいしいご飯は心を癒やす。北のお弁当ものがたり第3弾!
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北海道・札幌市の路地裏に佇む『くま弁』。願いを叶えるお弁当の作り手・ユウの優しさに触れた千春はもっと彼に近づきたいと思いつつ、客と店員の関係から一歩を踏み出せずにいた。そんな時、悩み相談で人気の占い師がくま弁を訪れる。彼女はユウの作る「魔法のお弁当」で霊感を回復させたいらしい。思い出のお弁当を再現しようとするユウと千春だが・・・・・・?あなたの食べたいものがきっと見つかる、北のお弁当ものがたり第2弾!
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「あなたの食べたいもの、なんでもお作りします」恋人に二股をかけられ、傷心状態のまま北海道・札幌市へ転勤したOLの千春。仕事帰りに彼女はふと、路地裏にひっそり佇む『くま弁』へ立ち寄る。そこで内なる願いを叶える「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会った千春は、凍った心が解けていくのを感じて――? おせっかい焼きの店員さんが、本当に食べたいものを教えてくれる。おなかも心もいっぱいな、北のお弁当ものがたり!
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