コミック
Perfect Crime
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前島香織は住宅メーカーに勤めるインテリアプランナー。社内では一目置かれる存在の香織だが、上司の冬木との秘密の関係を7年間も続けてきた。未来を望むことのできない不毛な恋だが、それでもいいと思ってきた。そんな彼女の前に現れたのは香港支社から移動してきたデザイナーの東雲遥斗。社内不倫の現場をこの東雲に目撃されてしまったことから、香織の運命は動き始め、張り巡らされた危険な罠に落ちていく・・・。エモーショナルでスリリングなオトナのラブストーリー! ※1話目~2話目まで収録。
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香織と東雲の関係を壊すためにあの手この手と罠を仕掛ける小野。もはや恋心とは程遠いどす黒い感情に支配された小野の傍らには常に千夏の姿があった。東雲との間にあったわだかまりが溶け、次第に自分で自分を縛った恋から抜け出しつつあった小野は、千夏の本当の気持ちに気づく。しかし一歩踏み出すことができない。そんな時千夏に一目ぼれした橋本が「部長がいらんのやったら千夏は俺がもらう」と小野に言い放ち・・・? 本編では描かれなかった罠の真相と小野の恋を描いた「Perfect Crime」番外編。
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小野は香織と東雲の関係を壊すべく、千夏とともに計略をめぐらす。黒い願望は成就するが、その裏でひとつの愛が着実に深まっていた。それは千夏の小野への想い。その想いはついに制御を失い会社にも香織にも打撃を与えるトラブルへと発展する。そして小野も千夏の真の想いを知ることになる。東雲の香織への、香織の東雲への、そして千夏の自分へのまっすぐな愛を知れば知るほど、自分のような最低な人間が千夏に愛される資格はないと考える小野。千夏は別の男と幸せになればいい――そう考える小野の前に、一人の男が現れ、デザイン部に嵐を巻き起こすことになる・・・・・・。
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香織への恋心を抱く小野。しかし、香織と冬木部長の不倫関係を知ってからは、心に秘めるだけの恋だった。ただ香織の幸せを願って。そんなある日、小野の前に新人の加藤千夏が現れる。派手な容姿で男性社員を虜にしていく千夏。残業の夜、暗いオフィスで千夏は小野を誘惑、ふたりはカラダだけの関係でつながることに。そんなある日、香港支社から東雲遥斗が異動してきた。東雲の一方的な憎しみから始まった香織と東雲の関係は次第に深まり、香織は冬木との関係を断ち切る。それを目の当たりにした小野の心は黒く染まっていく。そして、小野の心の隙間に入り込んだ千夏は香織と東雲の関係を壊すべく暗躍してゆく――。
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出会いは平凡なものだった。中途採用で入社してきた年下の明るい女子・・・彼は純粋に彼女を好きになり、その思いを高めていく。初心(うぶ)な思春期の少年のように想いを秘め、ただ彼女を見つめていた。しかし、平凡ではなかったのはその女子が部長と不倫していたこと――。不純な恋に張り巡らされたオフィスの危険な罠。前島香織を惑わせ乱れさせ、東雲遥斗を狂わせ陥れた真の黒幕――小野幸哉。小野はいかに香織を愛し、いかに想いを黒く染めていったのか。香織と東雲が愛し合うに至った裏側で起きていた愛憎劇とその愛の昇華。「罠」の真相から始まる「Perfect Crime」番外編!
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年末、東雲とともに帰郷した香織。両親や義姉は歓迎してくれたが兄の康平には笑顔がない。香織がGWに帰郷した際に泣いていたことを気にしていたからだ。康平は東雲を呼び出し、東雲の「覚悟」を試そうとする・・・。そして年があけ、会社ではデザインコンペが近づいていた。張り合いながら出品する千夏と橋本。香港支社からは美杏が出品。全社No.1の称号を手にするのは・・・!?一方、そんな若い世代たちをまぶしく見守る香織や東雲、小野。恋を実らせた者たちは愛を成熟させ、たどり着きたい幸せな未来へと一歩ずつ歩み続る、また、恋に破れた者は新たな幸せの芽を見つける――。嘘と罠から始まったオトナの恋、ついに完結!!
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社員旅行で温泉にやってきた香織たち。泥酔してしまった千夏を自分の部屋へ連れ去ろうとする橋本の前に小野が立ちはだかる。押し問答の末、小野が千夏を自室へと連れ帰り、そこで目覚めた千夏に自分の想いを語り始める・・・。一方、年末年始の休みを利用して帰国した東雲は、香織にある「プレゼント」を差し出す。そしてふたりで香織の実家へと向かい、東雲は香織の両親や兄に挨拶をするのだが、ここで一波乱が起きて・・・!?嘘と罠から始まったオトナの恋、いよいよクライマックス!!
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礼子の結婚式の帰り道にばったり出くわした橋本と飲みに向かった香織・東雲・小野・千夏。千夏を狙う橋本の傍若無人なふるまいに対して、素知らぬふりで浴びるように酒を飲んだ小野。案の定泥酔してしまった小野は、千夏に対してまさかの行動に出る・・・!千夏をめぐる男たちの想いはどこへ向かうのか・・・!?嘘や罠、誤解にすれ違いの末に通じ合った香織と東雲、仕事を通じて愛を育んで結婚した礼子と青木。香織を取り巻く男女の次なる愛のカタチは・・・!?
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プランニング課に大阪支社から若手プランナーが転勤してきた。態度の悪いその男の名は橋本。橋本は香織に「俺が絶対にアンタをナンバーワンから引きずりおとす」と言い放つ。香織には反抗的な橋本だったが、千夏には猛アタック。それを目の当たりにした小野は・・・!?一方、香港の東雲が礼子と青木の結婚式に列席するために一時帰国。一堂に会した香織、東雲、小野、千夏が結婚式の帰り道、ばったり出くわしたのは、あの橋本だった・・・。香織を取り巻く男女の関係に、波乱の予感!?
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小野とともに冬木の香港の自宅を訪れた東雲は、かつての不倫相手で冬木の妻・沙織に再会し、お互いの幸せを願いながら10年越しの「さよなら」を告げた。一方、実家に帰って心を癒し落ち着きを取り戻した香織は、残りの休暇を使って香港へとやってきた。東雲とお互いの気持ちと将来を確認しあい、甘く熱い夜を過ごす――。そうして東雲とともに進むべき道を確信し、日本へと帰国した香織。そんな香織を本社で待ち受けていたのは、結婚退職した礼子のかわりに大阪から転勤してきた生意気すぎる社員・橋本と、部長である小野が命じた業務内容の急激な変更だった。戸惑う香織だったが、小野はおかまいなしで・・・!?
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もう誰も傷つけたくない。だから仕事を辞めて香港へ行く――そう決意した香織に上司の小野は「辞めさせない。香港にも行かせない」と言い放つ。香織と東雲の関係性を誰よりも知り、背中を押してくれていたにも関わらず。一方で東雲の双子の弟・朝日奈には今すぐにでも東雲の元へ行けと言われて揺らぐ香織。なにより東雲本人が香港に来て欲しいとは一言も口に出さないことが香織を不安にさせていた。業務に追われる東雲がGWに帰国できないことになり、香織は一人実家へと向かう。出迎えてくれる家族のあたたかさに触れ、また人生の先輩でもある義姉の言葉に香織の心は少しずつ晴れていく。その頃、香港出張中の小野は冬木と東雲を前に衝撃的な言葉を口にしていた・・・。※第15話収録
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結婚退職という道を選んだ礼子、香港支社長として栄転した冬木・・・少しずつ変化していく香織の周囲。そんな中、乗り越えたかのように思えた東雲との遠距離恋愛への不安が香織の中でくすぶっていた。お互いを思い遣って選んだ結果の遠距離恋愛。大人だからこそ、お互いを思い遣るからこそ、本音が言えない。本音が言えないから不安になる。行きつ戻りつ揺れ動く香織の心。ある事件をきっかけに香織は思わず東雲に感情をぶつけてしまい、喧嘩のようなかたちになってしまう。それを聞いた東雲の双子の弟・朝日奈は「僕は遠距離恋愛なんて無理」「そばにいればこうして情欲を満たすことができる」といいながら、落ち込む香織を車のシートに押し倒し・・・!?
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東雲が愛に飢え、愛を求め続ける理由――それは彼の生い立ちや家族に理由があった。愛しても愛されない、そんな気持ちで生きてきた東雲。そしてそんな彼の過去を知り、東雲の実の弟である朝日奈との仲を取り持とうとする香織。朝日奈が現れたことで東雲をこれまで以上に理解し、愛を深めていく香織だったが、東雲に想いを寄せている香港のデザイナー美杏の存在や、遠距離恋愛そのものへの不安は拭い去れない。大人だから、遠距離だからこそ言えない本音。そんなときに知らされた後輩・礼子の決断と、7年間愛した冬木の栄転。自分を支えてくれた人たちが動き始めたことを感じながら、香織は東雲と一緒にいるには自分が仕事を辞めるしかないのか、悩む日々を過ごしていた・・・。
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