完結
戦艦「大和」を阻止せよ!!! 日本の未来を1人の数学の天才が変える!? 時は1933年。日本海軍の中枢・海軍省の会議室で、次世代の旗艦を決める新型戦艦建造計画会議が開かれ、2つの陣営が設計採用を争う事に。これからの海戦を見据え、高速の小型戦艦を打ち出す“航空主兵主義”派に対し、海軍内で権力を握る“大艦巨砲主義”派の計画は、世界でも類を見ない超巨大戦艦の建造だった――!!
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最後の希望、あるいは最後の絶望。この瞬間、戦争が終わる。
「大和」は使用されず、沈みゆく日本とともにある。
軍令部は櫂が提案したミッドウェー海戦の採用を決定する。
しかし、海戦に一極集中させるはずの戦力を事前の戦闘で多数失い、
作戦の修正を迫られる。
そこで櫂は「大和」の実戦投入を構想。
巨大戦艦の大胆不敵な活用法を提案する。
暗号が解読されたことを日本は未だ知らず……。
田中は決死の覚悟でミッドウェー最前線へ!
戦後、櫂の処分はどうなる!?
戦争の終結、そして最終章へ突入する第37巻!! -
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追い詰められ、自責に駆られ、その先に櫂が見出したものとは。
櫂と東條、因縁の二人が最後に交わした言葉。
櫂の口から語られる「大和」の最期。
数学で戦争を止めようとした男・櫂直。
彼が辿り着いた未来がここに。
終戦後、櫂は戦争犯罪人の嫌疑をかけられ、巣鴨拘置所に勾留されていた。
連合国軍総司令部からやってきたデビット・クロス陸軍少佐により、
取り調べが開始されるも、櫂は証言を拒否。
デビットは櫂を戦争犯罪人として処刑するため、激しい口調で櫂を追い詰める……。 -
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