ライトノベル
廃線上のアリス
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雪国の廃駅で、少年は死を願う少女に出会う。岩手県花巻市――宮沢賢治の生誕地。他人と深く交流せず生きてきた十七歳の少年・遠峰谷晴は、雪の廃駅に佇む一人の少女と遭遇する。彼女の名は春告久芙美。孤独を選び、けっして笑みを見せない彼女に惹かれる晴。一方、彼女との出会いがきっかけのように、晴の周囲で不可解な脅迫事件が起こる。少女の心を殺したのは誰か。死を願う理由はなにか。謎の脅迫者の真意とは・・・・・・?宮沢賢治の物語が二人を結び、その過去を解いていく。切なく鮮烈な青春ラブストーリー、第二弾!
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「見つけた。あなたが、わたしの鼓動――。」不登校の十七歳・譲羽朗は、東京を逃れ生き別れの父が住む愛媛県の小さな港町を訪れる。そこで出会ったのが、廃線を裸足で歩く不思議な少女「アリス」。一冊の本がきっかけで近づく二人だが、アリスはかたくなに正体を明かさない。そんな折り、朗は町で「廃線の幽霊」のうわさを耳にする・・・・・・。恋した少女は何者か。本当に夏の亡霊(ゴースト)か。切なく鮮烈な青春ラブストーリー、登場!著者:マサト真希イラスト:フカヒレ
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