ライトノベル
後宮シリーズ
シリーズ内の平均評価:
(47)
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後宮――それは、誰もが愛を求め欲に惑う、この世で最も豪華な牢獄。『後宮史華伝』シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話が今明かされる。入朝した鬼淵国王太子・凌炎鷲に、宣祐帝の皇后として「再会」した尹白シュは――。(昔日)ある年老いた宦官が語るのは、紹景帝を廃位に追い込んだ「賊龍の案」の真実だった。(日月を双べ懸けて乾坤を照らす)ほか、珠玉の逸話全15編を収録。
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都のはずれの小廟で女道士として暮らす孫月娥は、かつて暴漢から救ってくれた整斗王・高秋霆に密かに恋をしていた。女道士として仕事に追われつつ、茶を喫し茶菓を楽しむ。そんな月娥の慎ましい生活はある日一変する。突然くだされた勅命により、月娥は還俗し宗室に嫁ぐことに。しかもその相手は、月娥が焦がれてやまぬ秋霆その人であった。栄華を極める大凱帝国に、王朝転覆をもくろむ邪教の魔の手が迫るなか、胸を轟かせて想い人に嫁ぐ月娥の運命は? 華麗にして重厚。爛熟期の王朝を舞台に描かれる本格的中華寵愛史劇、第三弾!
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絢爛華麗な後宮で、血塗られた陰謀劇の幕が開く。凱王朝を舞台に贈る中華寵愛史伝。栄華を誇る凱帝国では、皇太子・高礼駿の花嫁の位階を定める東宮選妃が行われていた。汪家の当主とお抱え劇団の女優との間に生まれた梨艶は、兄の勧めで礼駿に嫁ぐことに。華やかな皇宮に気後れする梨艶は、家名に傷をつけない程度に目立たず平穏に過ごすことを望んでいたが、ある時、品行方正な青年と思われていた礼駿の隠された素顔を見てしまう。礼駿は幼いころに生母を火事で亡くし、その事故が何者かによる陰謀ではないかと疑っていた。母を殺めた犯人を探し出すと決意した礼駿は、血の気が多く喧嘩っ早い本性を隠し、理想の皇子を演じていたのだ。その場面を梨艶に見られた礼駿は、梨艶を警戒し、彼女の真意を探るように。はからずも接近する二人をめぐって、新たなる事件が忍び寄り・・・・・・。
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栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢・・・。
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皇族殺しの罪で死を待つ皇妃、行き違った想いから数十年の時を無にした兄弟、数十年の時を経てなお愛を深め二世を誓う王と妃、そして、愛しい夫の言葉で、亡き母への想いを昇華した花嫁・・・・・・月の光が降り注ぐなかで語られる、珠玉のエピソード。(「今宵、月華に君を想う」より)。「灰龍の案」から三年。先代の帝・豊始帝と普寧妃の間に生まれた碧蘭公主は、両親の顔もその死も知らぬまま、成長していた。李太后に養育され、何不自由無く暮らす碧蘭公主だったが、いつしか、かつて母が命を落とした地に建立された「天鏡廟」へしばしば詣でるようになっていて・・・・・・?(「愛日の夢」より)。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集、第二弾!! 【目次】玉塵(「後宮詞華伝」番外編)/永久よりも長く(「後宮錦華伝」番外編)/今宵、月華に君を想う(「後宮樂華伝」番外編) ※電子版「後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる【ミニ小説つき】」収録作を再収録/黄金夕景(「後宮樂華伝」番外編)/密やかな守歳(「後宮刷華伝」番外編)/免罪の杯(「後宮刷華伝」番外編)/七生夫婦(「後宮刷華伝」番外編)/宿世の兄弟(「後宮刷華伝」番外編)/火樹銀花(「後宮瑞華伝」番外編)/愛日の夢(「後宮瑞華伝」番外編)/命の証明(「後宮瑞華伝」番外編)/一陽来復(「後宮剣華伝」番外編)/六つの花のように(「後宮剣華伝」番外編)/あとがき
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凱帝国皇帝・高勇烈は、皇后・李宝麟を嫌っていた。不仲の皇太后の息がかかった后妃だからだ。一度も床を共にせず互いに顔も見ないよそよそしい関係に嫌気がさしていた宝麟は、気晴らしに氷嬉(スケート)に興じていた時に宦官と知り合う。なぜか彼の前では自分を飾らずにいられる宝麟。だが、彼は実は同じく身をやつしていた夫・勇烈だった。互いに正体を知らないまま惹かれ合う二人は・・・!?
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露珠と同じ赤髪の芙羅を娶り、高齢となった今も彼女ただひとりを愛する高猟月。その猟月に近ごろ異変が・・・・・・?(「朱赤の求婚」より)高透雅が露珠とともに呉荘太妃のもとへ。軋轢が生じていた義母から初めて語られた過去の事件に、透雅は・・・・・・。(「八十年の約定」より)禁じられた恋、叶わぬ恋、秘めた恋・・・・・・。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集。【目次】笑わぬ花嫁の手巾は恋を語りき(「後宮詞華伝」番外編)/この恋が記憶に変わるまで(「後宮幻華伝」番外編)※電子版「後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす【ミニ小説つき】 」収録作を再収録/薄紅色の雨音(「後宮樂華伝」番外編)/花食らう狼(「後宮麗華伝」番外編)/永生の華(「後宮麗華伝」番外編)/朱赤の求婚(「後宮麗華伝」番外編)/八十年の約定(「後宮麗華伝」番外編)/月の華燭(購入者特典)
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冷遇されていた皇子、高垂峰は悲願の王座にのぼった。だが内実は太上皇の傀儡で、名ばかりの皇帝に甘んじる日々。競って媚びを売る後宮の美女たちにも全く興味を持てずにいた。風変わりな妃嬪・危夕麗を知るまでは。吉祥文様を愛する生き生きとした勝気な瞳に、垂峰はなぜか目を奪われてしまう。悲しき亡霊たちが彷徨う絢爛豪華な宮中で、恋を信じられない二人はやがて互いに惹かれ合い!?
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<聖女の箱庭>を意味する瑠弥麗火宮で園林の花々と共に隔離されて育てられた泥蝉王女、朶薇那。後の名を戻露珠は、凱の軍平に襲われそうになった折、助けてくれた異国の皇子・高透雅のことを片時も忘れることはなかった・・・・・・。紆余曲折の末、透雅の妻として迎えた初夜。二人の想いはすれ違って――!? 愛を信じることのできない透雅を、露珠は愛する花に想いを託し解きほぐしてゆく――。
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幼い頃、母が皇族殺しという大罪を犯し、自身も母に斬りつけられたため、心身に深い傷を負った高秀麒は、崇成帝の皇子でありながら<ごくつぶしの六皇子>として日陰を生きてきた。そんな秀麒のもとに、皇太子の花嫁候補・念玉兎が花嫁になりたいと名乗り出てきた。秀麒に一目惚れしたというのが表向きの理由だったが、本当の理由は密かに関わっていた本の刊行の仕事を続けたかったためで!?
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【電子版限定・ミニ小説つき】三年前の春、帝の従弟で武人の高元炯(こうげんけい)は、紫の衣をひるがえして舞う後宮の宮妓・幽彩媚(ゆうさいび)に一目惚れをした。以来彼女のことが忘れられずにいたが、恋愛に奥手な元炯は心の中で彼女を思うことしかできない。しかし蛮族の制圧で武勇を馳せた元炯は、褒美として皇帝から彩媚を下賜されることになり、2人は結婚することになる。元炯の初恋は実ったかに見えたが、実は彩媚は大の武人嫌いで・・・? WebマガジンCobalt掲載作、「『後宮樂華伝』番外編 今宵、月華に君を想う」を追加収録! 皇族殺しの罪で死を待つ皇妃、行き違った想いから数十年の時を無にした兄弟、数十年の時を経てなお愛を深め二世を誓う王と妃、そして、愛しい夫の言葉で、亡き母への想いを昇華した花嫁。月の光が降り注ぐなかで語られる、珠玉の挿話集。
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【電子版限定・ミニ小説つき】12人の妃を一度に娶った凱帝国(がいていこく)の崇成帝(すうせいてい)・高遊宵(こうゆうしょう)は、すべての花嫁を出自に関係なく同じ位に拝命し、床を一緒にした者から順に位を上げていくと宣言した。そのため、花嫁たちは皇帝の気を惹こうと必死に競い始めるのだが、ただ一人、化学好きの令嬢・緋燕(ひえん)には全くその気が起きない。緋燕が後宮に入ったそもそもの理由、それは「貴重な科学の本が読めること」、そして「復讐」にあって・・・? WebマガジンCobalt掲載作、本編の6年後を舞台に繰り広げられる「『後宮幻華伝』番外編 この恋が記憶に変わるまで」を追加収録!
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