ライトノベル
嘘つきは姫君のはじまり
シリーズ内の平均評価:
(76)
完結
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東宮・次郎君は元服を終え、宮子もついに入内を果たす。後宮が幸せに満たされる中、有子姫はひとり、実らない恋を胸に秘めていた。お騒がせ乳姉妹を支え続けた、気が強くて毒舌で、でも本当は優しい有子姫の恋の行方は――。また、雑誌掲載時に大反響を呼んだ作品群も完全収録。“嘘姫”、これにて完結です!
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感動の大団円から半年、ついにお騒がせ乳姉妹が帰ってきた! 次郎君のそばで生きるため、身代わり姫から「本物の姫君」になる決意をした宮子。いよいよ、入内と初夜を迎えることになるが、またもや大騒動が巻き起こる・・・!? “嘘姫”の愛すべきキャラクターたちの「その後」を描いた涙と笑いの短編集。
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宮子と次郎君を庇い、深い傷を負った真幸。傷は命に関わるようなものではなかったが、四切刀をめぐる騒動は、ますます大きくなっていく。また、一連の事件は、宮子と次郎君をめぐる周囲の人々の関係も、大きく変化させようとしていた。有子姫の恋、東宮妃問題、兼通の思惑・・・さまざまな想いが絡み合う中、宮子と次郎君の、それぞれの選択とは―。身代わり姫の恋絵巻、涙と笑いの完結編。
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声を失った次郎君を支えるために、初瀬から後宮に戻った宮子。毎日、そばで世話をするうち、次郎君はしだいに健康を取り戻すが、失声の病だけは回復しない。彼のそばにいたいという気持ちから、宮子は“姫君”として生きる決意をする。ついに、身代わりの秘密を次郎君に打ち明ける日がやって来たのだ。そして、いよいよ中宮の出産が始まった・・・! 平安身代わり恋絵巻、息もつかせぬ急展開!
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東宮妃候補の座を降りた宮子が、初瀬の寺へ発って数日後――。宮子の抱える秘密に察しをつけていた次郎君は、その真相を確かめるため、五条の邸を訪れることに。一方、もの想いに沈みながら、宮子の帰りを待つ真幸。そんなふたりが、いよいよ顔を合わせることに・・・! 次郎君は正体を隠しているものの、呼び名や言動から、真幸は彼の正体と、宮子との関係に気づいて!? いよいよ終章突入!
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『一生に一度の、ぼくのただひとりの恋人だ』妃になって欲しいと、次郎君からはっきりと求婚された宮子。藤壺の中宮が倒れるという不慮の事態に後宮中が騒然とする中、宮子は考えていた。次郎君がどれほど真剣に自分を想ってくれているか。そして、重大な秘密を抱える自分の存在が、彼にとってどれほど危険かを。後宮から――彼の側から離れることが、自分にできる唯一の選択ではないかと。
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『貴女と、乳姉妹の秘密を知っている――。』差出人のわからない脅迫文を受け取り、動揺を隠せない宮子。身代わりの秘密がばれたのではないかと気が気ではない。その上、美貌と才気でまたたく間に次郎君と仲良くなってしまった大姫を前に、なす術もない・・・。複雑な胸の内を抱える宮子だが、次郎君に対し、ついにある決断をすることに・・・? お騒がせ乳姉妹の身代わり絵巻、またもや大波乱!?
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衝撃的な結末を迎えた百舌殿での事件――。すべてが終わったいま、莫大な身代金と引きかえに、大姫が九条家に戻ってくることを知る宮子。しかしそれは、九条家が擁立するお妃候補がふたりになったことを意味していた。宮子と大姫、どちらが東宮妃になるかによって、後宮の勢力図は大きく変わる可能性がある。改めて身代わりの秘密が重くのしかかる中、美貌の大姫と対面を果たす宮子だが・・・・・・。
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盗賊の館である百舌殿で、連続殺人事件に巻き込まれてしまった宮子たち。一人だけ後宮に戻された宮子は、次郎君の協力を得て「五衰の鏡」探しに奮闘していた。一方、百舌殿では新たな事件が・・・! その犯人として捕らえられたのは、なんと姫盗賊の竜田だった! 今までの事件にアリバイがないのは彼女だけだというのだが・・・? 乳姉妹が暴く、衝撃の真相とは!? 波乱を呼ぶ、怒濤の後編・・・・・・!
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「有子姫が、消えたはずの大姫を市で見かけた――。」そんな思いがけない報せを受けた宮子。神隠しを装い、身分違いの恋人と京を離れたはずの大姫が、なぜ市にいたのか――。真相を探るため、宮子は馨子たちと市に出るが、そこで偶然、美貌の女盗賊・竜田と再会する。大姫の恋人について何か知っている様子の竜田に協力を頼む宮子。しかしそれは、予想もしない大事件への入り口だった・・・!!
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とうとう後宮にあがった宮子。華やかな殿舎や女たちに戸惑っていたが、次郎の君の優しさを受けて、なんとか慣れない生活に馴染んでいた。ある日、東宮のお妃候補といわれる美しい皇女・鳩子と出会う。すると、あっという間に、二人を囲んだ、宮中全体を巻き込む一大イベントが催されることに! しかし、内裏では不審火が続く事件が起きていて・・・? 平安ロマンティック・ミステリー、急展開!!
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破天荒な馨子と、お人好しの宮子。二人の平和な生活が一変してから二か月。身代わりの姫君として、宮子は厳しい姫君教育に毎日悲鳴をあげていた。そんな折、「桐壺の更衣」と面会することになった宮子たち。しかし、訪れた邸は謎に満ちていた・・・。庭で拾った亀や絶世の美女、聡明すぎる不遇の皇子・・・すべての駒がそろったとき、とんでもない真実が見えてきた! 見習い姫君、大ピンチ!?
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