1946年に創刊以来、井伏鱒二、川端康成、坂口安吾、三島由紀夫……と綺羅星の如き作家が登場してきた「別冊文藝春秋」が、電子版へと大リニューアル。記念すべき電子化第一号は、道尾秀介と綾野剛との巻頭対談、重松清、若竹七海といった人気作家の短編や貴志祐介、誉田哲也、月村了衛などの新連載と読み応え満点の一冊になっています。(通巻317号/2015年6月号)●巻頭対談「現場主義でいく」道尾秀介×綾野剛●短篇 小説の肌触りを堪能「ワン、ツゥ、スリー……パッ。」重松清「不適切な死」若竹七海「慈雨」岩城けい●新・・・
便利な購入方法
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◆連載スタート◆
澤村伊智「邪教の子」
この家はまともな場所ではない。ここは邪教の巣だ。だから私たちは彼女を救い出す。『ぼぎわんが、来る』の気鋭がニュータウンを舞台に描く、戦慄のホラーサスペンス
新連載エッセイ「THE PEOPLE UNDER THE STAIRS」
私は自作の解説を好まない。ではなぜこの文章を書くのか?
それは、このエッセイもまた小説の趣向の一部だからだ
◆対談◆
藤森照信×門井慶喜「東京対談:江戸をリフォームした男」
近代「東京」の街づくりを志した明治の建築家・辰野金吾とその時代とは?
“建築探偵”ふたりの白熱談義
森見登美彦×深緑野分「空想対談:虚空に城をなす」
小説の根っこには、何がある? 子どもの頃から空想に親しみ、長じて作家になったふたりの創作舞台裏
◆巻頭企画◆
木村綾子
(1)その本が、その場所にあること――「羽田空港 蔦屋書店」からはじまる挑戦
本屋さんで過ごす「2時間」を特別なものにしたい。そんな想いで「本屋B&B」の企画担当を七年半。今春から、さらなる挑戦へ。本と人は、もっと掛け算できるはず
(2)『Perch』制作日記
「そこでだけ出会える本」として誕生した『Perch』。又吉直樹さんによる全編書き下ろしアンソロジーはいかに生まれ、編まれたのか。怒涛の日々を綴る
◆インタビュー◆
・作家の書き出し Vol.6 取材・構成 瀧井朝世
貴志祐介「人間はみな愚かだ、ということを出発点とする小説を書きたいですね。だからこそ、悲劇も起これば喜劇も起こる」
・著者に訊く
新庄耕『地面師たち』
真下みこと『#柚莉愛とかくれんぼ』
◆連載小説◆
今村翔吾「海を破る者」
家宝の刀が突如消えた。犯人として疑われたのは・・・・・・
真藤順丈 「ものがたりの賊(やから)」
坊っちゃんと伊豆の踊子が東海道で出会った「使者」とは
澤田瞳子 「星落ちて、なお」
父の絵は過去のものなのか。戸惑いの中で見出した希望は
吉川トリコ 「夢で逢えたら 第五話 女の敵だョ! 全員集合(前編)」
テレビから干された真亜子。彼女が犯した“過ち”とは?
矢月秀作 「刑事学校 III」
被害者の“夜の仕事”が事件の鍵を握っていそうだが・・・・・・
円居挽 「キングレオの帰還 第四話 性根の曲がった男」
学生起業家死亡との一報。しかも死の瞬間、傍にいたのは
夢枕獏 「ダライ・ラマの密使」
ああ、おれたちは今、シャンバラにいる! 込み上げる感慨
◆短篇◆
彩瀬まる 「蝶々ふわり」
疲れた心をなぐさめに、青子と茅乃は臘梅園へと向かった
◆エッセイ◆
[ディープインパクト]
崎山蒼志「十歳、食べられなかった私の話」
[Xの余白]
歌田年「紙と模型」 -
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◆巻頭対談◆
家入レオ and/or 千早茜 「やわらかな獣たち」
ややこしい自分に振り回されても、大丈夫。私の武器は、いつだって私だから。
奔放な感性を解き放ち、正直に生きることを決めたふたりのまっすぐな創作論
◆連載スタート◆
今村翔吾
新連載グラビア
人と人の繋がりとは何か? それが私のテーマだった。
この小説がその問いへの一つの答えになるかもしれない
「海を破る者」
日本を揺るがした文明の衝突がかつてあった――そのとき人々は何を目撃したのか?
人間に絶望した二人の男たちの魂の彷徨を壮大なスケールで描く歴史巨篇
◆短篇◆
寺地はるな 「深く息を吸って、」
彼方のかれが、少女の日々をそっと照らす
◆対談◆
小川哲×彩瀬まる 「ぼくたちの歴史と記憶――スーダン、渋谷幕張、カンボジア」
常に現実をアップデートしたいと志す同世代作家同士。
多彩な文化を捉えんと奮闘する二人の原点はどこにあるのか
◆インタビュー◆
・作家の書き出し Vol.5 取材・構成 瀧井朝世
門井慶喜「辰野金吾を書くということは、東京の街そのものと立ち向かうことだった」
・著者に訊く
相沢沙呼 『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』
砥上裕將 『線は、僕を描く』
◆連載小説◆
真藤順丈 「ものがたりの賊(やから)」
坊っちゃん一行に虎と人斬りが加わり、いざ纐纈城(こうけつじょう)へ
澤田瞳子 「星落ちて、なお」死の床についた兄の、亡き父・暁斎への秘められた思いは
吉川トリコ 「夢で逢えたら 第四話 恋・レボリューション」
もしかして妊娠? かみぽん、大いなる決断
矢月秀作 「刑事学校 III」
研修生たちはついに、賢人に恋人がいたことを突き止める
円居挽 「キングレオの帰還 第三話 ふな屋敷」
探偵学校の生徒を狙った怪しい勧誘。首謀者は一体何者?
夢枕獏 「ダライ・ラマの密使」
隕石孔の内部に生まれた森と湖。一行は進むことを決めた
◆エッセイ◆
[Iの告白]
折輝真透「コーヒーの魅力とその弊害」
[Xの余白]
穂波了「ベランダ」
◆巻末グラビア◆
伊吹有喜 「盛岡で羊とあそぶ――手しごとのまち探訪」 -
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◆巻頭対談◆
今村昌弘×浜辺美波
本格ミステリーに“アレ”を持ち込んだ大胆不敵な書き手と、大の読書家女優のミステリー愛溢れるわくわく対談
◆連載スタート◆
真藤順丈
ものがたりの賊(やから)
関東大震災が襲う帝都を奔(はし)るは、坊っちゃんに伊豆の踊子に光源氏!? 文学史に輝くキャラクターたちの豪華競演開幕!
[新連載インタビュー]
なんでおまえがって言われることをやるのが、自分の芸風なんで
◆短篇◆
寺地はるな
コードネームは保留
商店街で働く優香は今日から“殺し屋気分”で暮らす事に
彩瀬まる
海のかけら
ひきこもる玄也の部屋を、シーグラスが照らす
◆対談◆
住野よる×芦沢央
芦沢さんの新刊を読んで思わず泣いてしまったという住野さん。
作家として闘い続けるふたりが抱える想いとは
◆インタビュー◆
・作家の書き出し Vol.4 取材・構成 瀧井朝世
東山彰良「掃き溜めのような場所に宿る哀愁、僕が求めているのはそういうもの」
・著者に訊く
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
凪良ゆう『流浪の月』
◆連載小説◆
澤田瞳子「星落ちて、なお」
自分が描くべき絵とは? とよの前には再び分かれ道が
吉川トリコ「夢で逢えたら 第三話 女が女に笑う夜」
仕事減少中に得た貴重なレギュラー。ここが正念場!
矢月秀作「刑事学校 III」
殺人現場を調べた研修生たちは、かすかな違和感を覚える
円居挽「キングレオの帰還 第二話 恐喝王ジェダ・マクベス」
恐喝王――その言葉に獅子丸は苦い思い出があった
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
目下に広がる光景。これこそがシャンバラなのか?
◆エッセイ◆
伴名練「別の本」
もちぎ「優しい人かどうなのか。」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部 CM篇」
ついに刊行の「世界文學篇」! 一番思い出深い作品は?
◆巻末グラビア◆
森見登美彦
本とあそぶ――探検! 箱根本箱 -
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◆Specialグラビア◆
有栖川有栖
「火村とアリスの新しい季節が始まる」
◆ロングインタビュー◆
作家の書き出し Vol.3 取材・構成 瀧井朝世
米澤穂信
「ミステリーの美学は、読者が解けるように
書くことだと思っています」
◆新連載◆
円居挽「キングレオの帰還 第一話 町屋の冒険」
宿敵・論語を追って姿を消した獅子丸。あれから一年、京都に戻ってきた獅子丸を衝撃の事実が待っていた・・・・・・!
矢月秀作「刑事学校 III」
刑事研修所に新たな事件が持ち込まれた。単純な殺人事件のはずだったのだが・・・・・・。人気シリーズ第三弾開幕!
◆連載小説◆
吉川トリコ「夢で逢えたら 第二話 命短し目覚めよ女『子』→『性』アナ」
「将来の夢はお嫁さん」と言ったら母に撲(ぶ)たれた。なぜ?
澤田瞳子「星落ちて、なお」
河鍋暁斎の死から七年、暁斎の娘を名乗る女が現れて・・・・・・
門井慶喜「空を拓く[最終回]
金吾、逝く。最期にぶつけた積年の想い、その相手こそ――
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
精根尽き果てた一行の前に現れた“緑”。これは幻なのか
◆book trek◆
宮内悠介『遠い他国でひょんと死ぬるや』
松葉屋なつみ『星砕きの娘』
◆エッセイ◆
[Xの余白]
荻上直子「たま」
[Iの告白]
武田穂佳「ひとつの姿」 -
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◆一挙掲載◆
高殿円「グランドシャトー」
大阪・京橋の名物キャバレーを舞台に、激動の時代をユーモアたっぷりにたくましく生き抜いた女達の痛快人情物語
◆初登場◆
浅葉なつ「どうかこの声が、あなたに届きますように」
婚約者と別れたOL、トラウマを負った元アイドル・・・・・・ふと耳に入るラジオの声が、傷ついた人々の心を繋げていく
◆短篇◆
彩瀬まる「新しい星」
◆新連載◆
吉川トリコ「夢で逢えたら 第一話 その女、芸人につき」
◆連載小説◆
澤田瞳子「星落ちて、なお」
門井慶喜「空を拓く」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部『百年の孤独』」
◆インタビュー◆
作家の書き出し vol.2 インタビュー・構成 瀧井朝世
芦沢央
「ブレイクスルー、その秘密は破壊と創造」
◆book trek◆
浅原ナオト『御徒町カグヤナイツ』
伊吹亜門『刀と傘 明治京洛推理帖』
◆別冊コラム◆
☆あの日
安藤祐介「二〇〇二年七月二十日」
☆私のカミングアウト
蓮生あまね「体内時計の自己主張」 -
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◆新連載小説◆
澤田瞳子
「星落ちて、なお」
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――
父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師一代記
◆人気シリーズ◆
円居挽
「キングレオの回想」 最終回
獅子丸による突然の引退宣言。慌てふためく有と大河のもとに、
宿敵・城坂論語が施設を脱走したとの知らせが届く
◆連載小説◆
藤沢周「あじゃりじゃらか」 最終回
門井慶喜「空を拓く」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆漫画◆
久世番子
よちよち文藝部 「風と共に去りぬ」
反省! なめてた文学が、とんでもない名作でした
◆インタビュー◆
作家の書き出し 第一回 取材・構成 瀧井朝世
瀬尾まいこ
小説執筆のきっかけは「採用試験の自己PR」
◆別冊コラム◆
☆偏愛がとまらない
長浦京「卵とミルクと砂糖の小宇宙」
☆あの日
坪田侑也「二〇一九年三月二十八日」
◆book trek◆
木皿泉「カゲロボ」
辻寛之「インソムニア」 -
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◆春の特別対談◆
春の落とし穴にご用心
貴志祐介
×
田中圭一(漫画家 『うつヌケ』著者)
進学、就職、転職・・・・・・新生活が始まる春は、心も変調しやすい季節。不安定な自分の心と上手に付き合うには?
◆人気シリーズ◆
円居挽「キングレオの回想 タチバナの種五つ」
京都地検からの挑戦状! 獅子丸が解決した事件に難クセをつける不遜な検事、その正体はまさかの――
◆連載小説◆
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
門井慶喜「空を拓く」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆漫画◆
久世番子 よちよち文藝部 「訳者ってどんな人?」
◆別冊コラム◆
☆あの日 増島拓哉「おじいの思い出」
☆偏愛がとまらない 八木圭一「この郷土愛を十勝平野に捧ぐ」
◆book trek◆
神津凜子「スイート・マイホーム」
結城真一郎「名もなき星の哀歌」 -
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大好評の望月麻衣さん「京洛の森のアリス」は早くも第三弾です。王族をやめて一般人となった王太子の運命はいかに? 安東能明さん「夜の署長II」、辻堂ゆめさん「ロボット・パティのお騒がせ事件簿」、円居挽さん「キングレオの回想」と読切ミステリーも充実の最新号です。
◆大好評!人気シリーズ◆
望月麻衣 「京洛の森のアリスIII」
安東能明 「夜の署長II 塔の死角」
辻堂ゆめ 「ロボット・パティのお騒がせ事件簿」
円居挽 「キングレオの回想 六つの土下座像」
◆連載小説◆
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
門井慶喜「空を拓く」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆最終話◆
中島京子「夢見る帝国図書館」
矢月秀作「刑事学校 II」
深緑野分「スタッフロール」
◆別冊コラム◆
久保寺健彦「秘かな胸の痛み」
秋竹サラダ「亡き王女のためのパヴァーヌ」
◆book trek◆
降田天『すみれ屋敷の罪人』
武田綾乃『その日、朱音は空を飛んだ』 -
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別冊文藝春秋(通巻339号/2019年1月号)
最新型の人型ロボットと聞けば、色々なことができそうに思いますよね? しかし、実際は・・・・・・。辻堂ゆめさん「ロボット・パティのお騒がせ事件簿」は、ロボットへの過大な期待とそのギャップに翻弄される営業担当・外崎朝香を主人公にしたコミカルな連作短篇ミステリー。また安東能明さんの人気シリーズ「夜の署長」第二弾、第一回は三宅島出身の村上沙月巡査とともに保育園異物混入事件を追います。さらに今月は『熱帯』が話題の森見登美彦さんと『ビブリア古書堂』シリーズの三上延さんの激熱読書好き対談を掲載!
◆対談◆
「熱帯」刊行記念対談 森見登見彦×三上延
◆新連載◆
安東能明「夜の署長II オーダー」
辻堂ゆめ「ロボット・パティのお騒がせ事件簿」
◆短篇◆
藤野恵美「淀川八景 ポロロッカ」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部 怒りの葡萄」
◆連載小説◆
円居挽「キングレオの回想 双鴉橋」
矢月秀作「刑事学校 II」
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
深緑野分「スタッフロール」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆感動の最終話◆
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」 -
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別冊文藝春秋(通巻338号 2018年11月号)
京都を舞台にしたミステリー、名探偵・キングレオが帰って来ました! 「日本探偵公社」に所属するキングレオこと天親獅子丸とその助手・大河が挑むあらたな謎とは? シャーロック・ホームズ愛にあふれる円居挽さんのシリーズ第二作にご期待ください。
小説では青山文平さん「跳ぶ男」、本城雅人さん「崩壊の森」、葉真中顕さん「セルロイド」、千早茜さん「神様の暇つぶし」が今号で最終回。フォトエッセイ・武田花さん「ポップス大作戦」も今号で最終回です。
【今号の目次】
◆新連載◆
円居挽「キングレオの回想 大宮の醜聞」
◆連載小説◆
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
矢月秀作「刑事学校 II」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
深緑野分「スタッフロール」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆フォトエッセイ◆
武田花「ポップス大作戦」 -
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別冊文藝春秋(通巻337号 2018年9月号)
人気シリーズ『化学探偵 Mr.キュリー』の筆者・喜多喜久さんが本誌初登場です。警視庁に配属された新人刑事は、王族につらなるお嬢様! 柔道二段の芦原とのコンビで連続殺人事件に挑みます。藤野恵美さんの短篇シリーズ「淀川八景」第七話は、自主制作にのめり込む二人の女子高生と、転校してきたばかりの男子高校生との淡い恋の物語。小説のほかにも、武田花さんのフォトエッセイ「ポップス大作戦」、久世番子さんのコミックエッセイ「よちよち文藝部」など今月号も読みどころ満載でお届けします!
◆初登場◆
喜多喜久「プリンセス刑事」
◆短篇◆
藤野恵美「淀川八景 鵜殿のヨシ原」
◆連載小説◆
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
矢月秀作「刑事学校 II」
望月麻衣「京洛の森のアリス II」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
深緑野分「スタッフロール」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆フォトエッセイ◆
武田花「ポップス大作戦」
◆漫画◆
久世番子「よちよち文藝部」
◆連載終了◆
北尾トロ
今晩泊めてくれないか ――東京ヤドカリ漂流記―― -
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別冊文藝春秋(通巻336号/2018年7月号)
今号は新連載が二作。矢月秀作さんの「刑事学校2」は大分県警の刑事研修所で現職の若手警官を一人前の刑事に育てるべく熱血指導する教官の奮闘を描いた痛快な警察小説。望月麻衣さんの「京洛の森のアリス2」は舞妓になることを志した少女が京都らしき土地に迷い込んで巻き込まれる不思議な出来事の数々を描いた心躍るファンタジー。両作品ともに、多くの読者から愛される人気シリーズ待望の第二弾です。柴田よしきさん、中路啓太さん、谷瑞恵さんの連載は今号で終了です。
【今号の目次】
◆新連載◆
矢月秀作「刑事学校2」
望月麻衣「京洛の森のアリス2」
◆連載小説◆
藤沢周「あじゃりあじゃらか」
門井慶喜「空を拓く」
中島京子「夢見る帝国図書館」
青山文平「跳ぶ男」
千早茜「神様の暇つぶし」
本城雅人「崩壊の森」
葉真中顕「セルロイド」
知念実希人「レフトハンド・ブラザーフッド」
深緑野分「スタッフロール」
夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
◆連載終了◆
柴田よしき「高原カフェ日誌2」
中路啓太「ゴー・ホーム・クイックリー」
谷瑞恵「まよなかの青空」
◆エッセイ・フォトエッセイ◆
北尾トロ「今晩泊めてくれないか――東京ヤドカリ漂流記」
武田花「ポップス大作戦」 -
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