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新指令となった舞の下で結束を固め、大勝を続ける山口防衛ライン。 憎悪を撒き散らす大量の幻獣の大攻勢によって炎上する岩国陣地。 その極端な戦績の違いは、勝利への予兆か、それとも罠か・・・・・・? 疑念、裏切り、そして奇襲・・・・・・ 風雲急を告げる本土決戦。 人類側に勝算はあるのか? SCE&芝村氏の監修のもと、伝説の小隊がオリジナルストーリーで蘇る!
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小型幻獣はすでに岩国市内まで浸透し、中・大型幻獣も最終防衛ラインに迫っていた。 その最中、共生派の企てた光輝号・十機の乗っ取りと、捨て身の爆弾攻撃により、人類側は壊滅的なダメージを受けてしまう。 後のない自衛軍は、茜・善行の具申によって大規模な縦深陣地の構築による新防衛ラインの設営を開始する。 さらに瀬戸口が共生派を指揮するカーミラ排除へ向け、独り静かに潜行する。 だが、その動きを読んだかのように、力を矯めた幻獣の大攻勢が始まった。 敵数百と対峙する一機の栄光号。 舞と厚志の伝説は、ついにクライマックスへ!
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山口・本土防衛戦は、辛くも人類側に軍配が上がった。とはいえ損害は甚大であり、破局と紙一重という勝利だった。だが政府、軍上層部、マスコミらは現地の兵らとは異なる勝利を見ていた。彼らの脳内では大勝利と変換され、この後も積極的な攻勢をとり、一気に九州への足がかり作るべく、動き出そうとしていた。 兵らと軍部、双方の現状を知る善行は古巣の海軍に働きかけ、自ら率いる海兵旅団の編成に奔走する。そして・・・・・・。 1999年10月6日未明。5121小隊が撤退戦を戦い抜いた因縁の場所。学兵を含む数十万の同胞の命が眠る約束の地。そしていまや幻獣の巣窟と化す九州を取り戻すべく、人類はついに上陸作戦を開始する。
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門司港上陸から福岡市街地の占拠まで、共生派の爆弾攻撃以外に幻獣からの大規模な攻勢はなかった。そのことに状況を楽観視した派遣司令部は、政治家を介入させる形で危ぶむ善行らの意見を封じ込め、熊本まで一気に侵攻するという大胆な作戦を決行。だが善行の悪い予感は的中する。先頭を切り、熊本へと先を急ぐ戦車師団と、その後に延びていく補給線。幻獣は満を持していたかのように、無防備な補給線の真横から自衛軍に襲いかかった。退路を断たれ孤立する師団、取り残される学兵、そしく悲鳴の果てに沈黙する兵士たち。その最中、森精華からの連絡が途絶えた・・・・・・。
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自衛軍の最精鋭、虎の子といわれる第三師団、第三戦車師団が、熊本への進軍途中に補給路を断たれ、孤立した。救出に向かった芝村支隊を含む編成軍は、筑後川の北側を埋め尽くす幻獣の海を見て愕然とする。退路は無い。相当の損害を覚悟した。決死の撤退が始まった。 圧倒的な数の幻獣を相手にした長時間に渡る戦闘に、疲弊していく5121のパイロットたち。そこへ「善行被弾」の報せ届き、隊全体に動揺が走る。そしてついに壬生屋の精神は限界を超え・・・・・・。一方、消息を絶った整備班の森は、幻獣共生派の手に落ちていた。捕虜となり、山中を連れ回され、疲れ果てた森の前に、あの青いスキュラが姿を現す・・・・・・。
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2個師団の救出作戦で疲弊した5121小隊は、命令による強制休暇を経て、徐々に本来の力を取り戻しつつあった。一方、被弾後に意識を取り戻した善行は、そのまま上京。政治家たちへの戦況報告のかたわら、情報将校・落合大尉が巻き込まれた事件を調査し、軍閥が絡む裏情報を入手する。しかしその直後、車で都心部を走行中に銃撃を受け・・・・・・。 同じ頃、九州・響灘沿岸では相当数の幻獣が海から逆上陸を開始。さらに、空中要塞として知られる幻獣・スキュラの体当たりからの自爆攻撃が始まった。 予期せぬ奇襲、そして特攻とも呼べる攻撃に浮き足立つ自衛軍。その背後には幻獣を統べる知性体の陰があった・・・・・・。
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大原首相の密命を受け、ついに「百二十一作戦」が動き出す。人類側の切り札ではあるものの、もし露見すれば国家反逆罪は間違いなく、さらに失敗した場合は首相ですら投獄必至の諸刃の剣。選抜隊の編制も秘密裏に行われ、数日後、5121小隊を含む寄せ集め部隊が、熊本奥地の忘れ去られた集落に展開した。しかし、それを見計らったかのように幻獣群の圧力が増大する。狩っても狩っても無尽蔵に溢れ出す幻獣の攻撃に、数日間さらされ続けた兵士らは完全に疲弊。そんな中、頼みの綱である人型戦車が被弾する。 そうした状況を冷静に見ていた厚志が、カーミラに進言した策とは・・・・・・?5121小隊、薄氷のラスト・ギャンブル!
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岩国戦での華々しい戦功を認められながらも、東京に召還された善行は軍規違反の咎により、昇進と降格を相殺され、大佐のままに据え置かれた。一方、彼の古巣の海兵旅団は根拠地の横須賀から呉へと移動し、本土に唯一残った幻獣領・萩戦線で、上層部の許可がないままに前旅団長以下の幹部は独断で無謀な戦闘を繰り返していた。「大冒険、はじめてみるかね?」芝村中将が善行に放った冗談交じりの一言は、言葉とは裏腹に切実なものだった。腐敗した海兵旅団をなんとしても再建させなければ――。新旅団長に任命された善行は、伝家の宝刀5121小隊とともに、改革の大鉈を振るうのだが・・・・・・。
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「121作戦」の成功により幻獣王・カーミラとの和平にこぎ着けた日本政府は、長すぎた幻獣との戦争終結を宣言した。しかし、その平和を嫌う、軍需により私腹を肥やしていた軍産複合体と好戦派の面々が、都心部で暗躍しはじめていた。 自衛軍はそうした不穏な動きを察知し、警戒を強めていた。しかし、自衛軍の考えをあざ笑うかのように、予想より数週間も早く反乱軍は都心部で蜂起する。 その日、5121小隊の面々はそれぞれに束の間の平和を謳歌しようと、一切の武装を解いた状態で都内へ繰り出していた。そこに突然の戒厳令が下される・・・・・・。 舞台を首都・東京に移し「榊ガンパレ」の新シリーズがついに開幕!
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年末に突如勃発した主戦派によるクーデターは鎮圧され、首都・東京は静かな正月を迎えていた。しかし、5121小隊に初めて人間相手の戦闘を強いた内乱は、隊員たちの心に大きな負荷をかけた。そのストレスに壬生屋は再入院、滝川は過食に、さらには原の言動さえも怪しくなり始めていた。危うい状態の中、正月3日に北の大地から凶報が届く。津軽半島に幻獣上陸。予想だにしていなかった襲来に、民間人はもとより半島沿岸部の守備隊、警備隊までもが逃げることができず、殺戮の海にのみ込まれていった・・・・・・。
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突如正月3日に七里長浜から上陸を開始した幻獣軍は、幹線道路を使い瞬く間につがる市と五所川原市を飲み込んだ。自衛軍も態勢を整え、なんとか弘前市に防衛ラインを敷いたものの、小型幻獣の浸透までは防ぎきれず、陣地の内側でも散発的な銃撃戦が続いていた。そんななか5121小隊に、孤立した陣地に向かう物資補給隊の護衛命令が下る。無防備なトラックの隊列を守る危険な任務中、あり得ない方向からの攻撃で三番機が被弾する。さらに同じ頃、東京では首相官邸が自爆テロの襲撃を受けていた。首都―東北の双方での危機回避なるか?
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官邸の爆破テロから生還した大原首相は、その場で防戦一方の東北戦線への協力をカーミラに願い出る。カーミラはそれを快諾し、さらに東北上陸の黒幕であるシベリアの幻獣王と交渉するよう提案。大原首相は善行と原に日本の命運を託し、現地へ飛ぶように指示した。 一方、極寒の東北でも、間断なく押し寄せる幻獣を食い止め続けた前線が、兵の疲労から徐々に綻びを見せ始めていた。芝村支隊でも、兵に対する休暇の有無で意見が対立し険悪なムードが流れ始める。そんな時、元西王・アリウスが仕掛けた罠が発動。青森市で惨劇の幕が開く・・・・・・。
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