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闇を切り裂く秘剣“虎の爪”。江戸の闇世界の覇権を賭け、老刺客、最後の一閃!“鬼”と呼ばれる地獄屋の殺し人たちが何者かに襲われた。その敵の中には袈裟に迅速な太刀と連続の籠手斬りを遣う二人の刺客がいるらしい。老殺し人安田平兵衛らは尻尾を掴もうと懸命に探索するが、逆に平兵衛の娘婿片桐右京が凶刃に襲われる。人斬り平兵衛の“虎の爪”はその刺客を討ち取ることができるのか。江戸の闇の覇権を争う、最後の戦いが幕を開けた。
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謂われなき刺客の襲来! 次々と仲間を喪った平兵衛は、渾身の秘剣をふるう!牢人は「フウジン…」と呟いただけで、迫ってきた。次の瞬間、眼前でかすかな刃風を感じた。その剣は顔面を裂き斬る恐ろしいものだった。無宿人など行き場のない者が集う口入屋「極楽屋」の男が次々とその剣で殺されていた。老いた刺客安田平兵衛は仲間の敵を討とうとするが、その前に雷神と称す刺客が!風神と雷神の二人の強敵に、平兵衛、最大の危機。
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非常なる辻斬りの秘剣“死突き”――父の敵を討つために決死の少年。安田平兵衛は相撃ち覚悟で敵を迎えた! 辻斬りに遭った死体を見て、安田平兵衛は驚愕した。盆の窪から喉までひと突きに貫かれていたのだ。相当な手練れの仕業である。さらに辻斬りは頻発し、犠牲になった商家から復讐を依頼された「地獄屋」の面々。その中には巻き添えで殺された父の敵を討ちたいという少年勇次の姿もあった……。死突きと呼ばれる最強の突きを前に、老刺客平兵衛はどう立ち向かうのか?
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秘剣“虎の爪”は敗れるのか!?最強の夜盗が跋扈するなか、殺し人にして義理の親子・平兵衛と右京の命運は? 「尽忠報国之士」と書かれた紙片を残す夜盗が跋扈していた。強引に押し入り使用人を斬るという、残忍な手口が恐れられていたのだ。安田平兵衛と片桐右京ら、「地獄屋」の面々は、斬り口から賊が凄まじい遣い手だと見抜く。そんな中、大店から「地獄屋」に用心棒の依頼が。賊の一人は「横雲」という必殺の剣を持っていた。平兵衛の秘剣「虎の爪」と戦いの決着はいかに。
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恐るべし、酔いどれ市兵衛!殺し屋「地獄宿」に襲い来る刺客。圧倒的な剣戟開幕!ならず者に手籠にされ身投げをした娘の復讐を頼まれた「地獄屋」。難なく依頼をこなすが、実はその男、侠客一家の親分源右衛門の倅だった。倅を殺され面子を潰された一家は、酔剣の使い手である用心棒・菅谷市兵衛を筆頭に「地獄屋」へ襲撃をかけるが「地獄屋」も黙ってはいられない。酒を呷り闘気をみなぎらせる老刺客・安田平兵衛、どちらの酔剣が勝つのか。
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老いてもなお刺客!齢六十を越え、武者震いを酒で抑える老刺客に、決着をつけねばならぬ「殺し人」がいた!大川端で侍四人が殺された。その死体の斬り口を見た老刺客・安田平兵衛の脳裏に、ある男の顔が過ぎった。名は鹿内甚内。一匹狼の殺し人で、籠手斬り陣内と恐れられた男だが、五年ほど前に平兵衛が斬ったはずだった。その夜、「地獄屋」から招集がかかり、侍殺しの報復を依頼される。因縁の男を破るため、老いた体を鍛え直す平兵衛。鬼気迫る白熱の剣豪小説第九弾。
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殺し人〈対〉殺し人!守るものができた右京。失うものがなくなった平兵衛。殺し人の新たな戦いが幕を開ける!老刺客安田平兵衛にも平穏が訪れていた。娘のまゆみが慕い合っていた片桐右京と結ばれて三年。もっとも、右京が殺し人とは知らずにだが……。そんな折、「地獄屋」の若い衆が斬殺された。これが二人目。またしても「地獄屋」への挑戦状か? 元締めは平兵衛、右京、手甲鉤の朴念など全員を緊急招集するが、それこそが敵の狙いだった。生き残れるのは誰か!?
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剣豪小説の白眉――殺るか殺られるか、老刺客・安田平兵衛が立ちはだかる! 闇の殺し人の面々が何者かに狙われ、老刺客安田平兵衛も襲われる。悪名高き殺し屋が、極楽屋の縄張を奪おうとしていた。そんな中、平兵衛の一人娘まゆみの様子がおかしい。ふさぎ込んでいるのだ。平兵衛は、まゆみが密かに慕う片桐右京との間に何かあったのかと案じるが……。娘を想う父としての平兵衛、そして凄まじき殺し屋としての生き様を描く剣豪小説の傑作!
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互いに胸をひと突きした若い男女の心中死体。それを見た老殺し人の平兵衛は他殺と看破した。藩屋敷に奥奉公していた娘が何故に。親から復讐を請け負った元締め「極楽屋」が総力を挙げて探索するが……。さらに平兵衛の娘が攫われ、平兵衛、密かに思いを寄せる片桐右京が鬼と化し怒りの剣を振るう!
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闇の殺し人が集う一膳飯屋「極楽屋」に危機が迫っていた。一度も町方の手が入ったことがない店に岡っ引きが初めて訪れてきた。直後、依頼人が殺され、手下も惨殺される。老いた殺し人・平兵衛、若き右京は悪辣な同心、岡っ引き、凄腕の刺客らを繰る黒幕を掴もうとするのだが、そこにも新たな罠が!殺すか殺されるか!
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「霞落としを受けて見よ」裂帛の気合いとともに繰り出される剛剣に、闇の殺し人・片桐右京は初めて恐怖を覚えた。以来、霞落としを敗る術を見いだせず悶々とした日を送る。そんな異変を案じながら密かに慕う平兵衛の娘まゆみ。さらに、右京と娘を見守る平兵衛にも強敵が迫る。殺し人としての存亡を賭け、老刺客が剣を振るう!
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老いてなお、阿修羅也――闇の殺しに糧を求める安田平兵衛。深川で頻発する辻斬りと、その裏で繰り広げられる悪党同士の対立。骨までざっくりと断つ凄腕の刺客を殺してくれと依頼された平兵衛は、 武者震いを酒で抑え、恐るべき剣術家と宿世の剣を交える!
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