ライトノベル
初恋コンテニュー(イラスト簡略版)
シリーズ内の平均評価:
(4)
便利な購入方法
-
-
ゲーム世界から戻った二人に新たな問題!?
恋愛ゲームの世界に閉じ込められるという思いもよらない体験をした海と空。現実世界にもどったふたりは以前と同じように日常を過ごしていた。
しかし、学校から家に帰るとそこにはゲーム機〈コミカルステージ〉のつくも神・パーシィがいた。
海は困惑する。ドリメモはもうクリアしたはずなのに。
するとパーシィは海と空に助けを求めてきたのだ。
――他のコミステのソフトにもつくも神が宿っていて、ぞんざいに扱われていたせいで人間に恨みを持つ者が多い。
――そんなつくも神を放っておけば、現実世界で悪さをするかもしれない。ドリメモのつくも神が行動を起こしたことで、他のつくも神も目覚め始めている。時間はない!
「つくも神を鎮めたことのあるふたりにしか、この役割は頼めないんだ!」
パーシィの頼みに、海は迷う。
それにゲーム世界に入ったらクリアするまで出られないどころか存在が消えてなくなる可能性だって・・・・・・。しかし空に迷いはなかった。空にとって、コミカルステージは大切な宝物。だから空は、コミステのつくも神が困っているなら助けてあげたい。その想いを告げられた海は、空だけを危険にさらせないとゲーム攻略を誓うのだった。
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
-
萌えて燃えれるデスゲーム風ラブコメ!?
「助けて・・・・・・兄さん・・・・・・ゲームが・・・・・・」
珍しく妹の空の起床が遅いので、起こしにきたらいきなり寝言を言われ、兄である海は想う。空はどれだけゲームが好きなんだ。
一方の海はゲームに疎い。
だから助けて欲しいと言われても、攻略の手伝いなんてできない。夢の話だろうけれど。
プレイ中に寝てしまったのだろう、電源が点いたままだった。
それにしてもゲーム画面も、ゲーム機本体のフォルムも古臭い感じのするゲームだと思った。そして気づけば、海はコントローラを握りしめていた。なぜだろう。あまり時間がないというのに。このコントローラは空が持っているものとは違う。いわゆるツーコンというやつだ。
だから動くのか知らないが、試しにボタンを押してみる。
効果音が鳴り、大音量に驚いた。その瞬間、脳を殴られたような、心臓を鷲づかみにされたような、魂を根こそぎ持っていかれたような感覚に陥り、海の意識はそこで途切れた。
助けてという妹の表現が比喩でもなんでもないことに、海は気づく────────ゲームスタート。
『星空のメモリア』などで知られるPCゲームライター、なかひろの小説デビュー作!!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
-
-