時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾!柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?“風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
便利な購入方法
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「市兵衛さんにしか頼めねえんだ」夏の日、“算盤(そろばん)侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛の許を、請け人宿の主・矢藤太が訪れた。依頼は攫われた元京都町奉行・垣谷貢の幼い倅の奪還。拒む市兵衛に矢藤太は、倅の母親はお吹(すい)だと告げる。お吹こそ、青春の日、京で仕えた公家の娘で初恋の相手だった。奪還を誓う市兵衛。だが、賊との激闘の中、市兵衛は垣谷家の大罪と衝撃の事実を知ることに・・・・・・。時代小説界に新風を吹き込んで話題沸騰の「風の市兵衛」シリーズ、円熟の第13弾!
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「父の仇・柳井宗秀を討つ助っ人を雇いたい」渡り用人・唐木市兵衛は胸をざわつかせた。請け人宿の主・矢籐太によると、依頼人は女郎に身をやつしているが、武家育ちの上品な女らしい。しかし、二人の知る宗秀は病に苦しむ人々に寄り添う仁の町医者である。真偽を確かめるため岡場所を訪ねる市兵衛。だが、仇討ちには宗秀の故郷信濃を揺るがした大事件が絡んでいた!不動のベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、快調第14弾!
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“算盤侍”唐木市兵衛は、公儀十人目付筆頭・片岡信正の依頼で、下総葛飾を目指していた。信正の配下・返弥陀ノ介は親友市兵衛の出立に際し、伝言を託す。葛飾近くの貸元に匿われている女宛てだった。道中、市兵衛は人徳者だった貸元が三月前に暗殺されたと知る。跡目を継いだのは美人の三姉妹で、市兵衛はその手下を偶然助けたことから、縄張り争いに巻き込まれ・・・・・・。時代小説界の俊英が放つ大人気「風の市兵衛」シリーズ、待望の第15弾!
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廃業した元関脇がひっそりと江戸に戻ってきた。かつて土俵の鬼と呼ばれ、大関昇進を目前にした人気者だったが、やくざとの喧嘩のとばっちりで江戸払いとなった。それが15年後、離ればなれとなっていた妻や娘に会いに来たのだった。一方、“算盤侍”唐木市兵衛は、御徒組旗本のお勝手たてなおしを依頼された。元力士、旗本やくざ、水茶屋の女がいつしか交錯し・・・・・・。時代小説界話題のベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、哀切の第16弾!
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“算盤侍”唐木市兵衛を、北町同心の渋井鬼三次が手下とともに訪ねてきた。岡場所を巡る諍いを仲裁してくれという。見世に出向いた市兵衛の交渉はこじれ、用心棒の藪下三十郎と刃を交えるが、互いの剣に魅かれたふたりは親交を深めていく。三十郎は愚直に家族を守る男だった。だが彼には、ある罪を一人で背負い込み、藩を追われた忌まわしい過去があった。三十郎は汚名を雪ぎ、妻子を守るため、秘策を決意した・・・・・・。人気快調のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、白熱の第17弾!
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武州・忍田(おしだ)は幕府の台所を支える最重要拠点である。年の瀬、公儀御鳥見役とその手下が斬殺された。領主の阿部家は追剥ぎ強盗の仕業とするが、公儀目付役は疑念を隠さなかった。同じ頃、“算盤(そろばん)侍”唐木市兵衛は俳諧の宗匠を訪ねていた。彼は阿部家の元家士で、市兵衛は忍田までの旅の供を依頼される。破格の給金を訝しんだ市兵衛が真意を問うや、宗匠は捕らえられた友の救出に向かうのだと・・・・・・。圧巻の剣戟シーンで話題沸騰のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、興奮の第18弾!
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深川で干鰯〆粕(ほしかしめかす)問屋の大店・下総屋の主が刺殺された。玄人の仕業を疑った北町奉行所同心・渋井鬼三次は、聞き込みから賊は銚子湊の者と睨み急行する。同じ頃、“算盤侍”唐木市兵衛は返弥陀ノ介の供で下総・八日市場を目指していた。3年半前に失踪した弥陀ノ介の友が目撃されたのだ。当時、銚子湊では幕領米の抜け荷が噂され、役人だった友は忽然と姿を消していた・・・・・・。ますます快調のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、圧倒の第19弾!
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“算盤侍”唐木市兵衛を、相模の廻船問屋がある言伝を持って訪ねてきた。言伝の主は返弥陀ノ介の許から姿を消した女・青(せい)だった。彼女は伊豆沖で海賊に捕らえられたが、そこから逃げ出したらしい。弥陀ノ介には内密にと請われ、市兵衛はひとり平塚に向かう。一方、弥陀ノ介は〈東雲お国〉と名乗る女海賊の討伐のため浦賀奉行所に派遣される。だが、お国は、弟を殺された哀しみで、復讐の鬼と化していた・・・・・・。舞台は相模の海上、いよいよ円熟期を迎えたベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、感動の第20弾!
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江戸市中を脅かす連続首切り強盗の恐怖、そして明かされる市兵衛の驚愕の出自とは算盤の腕を買われ神田青物市場の役所《御納屋(おなや)》に職を得た唐木市兵衛は、高熱の童女を助けたことから浪人親子と親しくなる。そんな折、吉野山・金峯山寺から修験者が市兵衛を訪ねてきた。その男は市兵衛の祖父・忠左右衛門の縁者で、「自分が何者であるかを知るために、吉野へ行け!」と市兵衛に告げて立ち去った。逡巡の末、市兵衛は急遽、吉野へ。一方、江戸では一刀のもとに首を刎ねる連続強盗事件が発生。だが、犯人の手掛かりはいっこうに掴めず・・・・・・。初めて明かされる市兵衛の血脈と過去、大人気シリーズ瞠目の新展開!
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父を喪った幼い兄妹を襲う魔手! 親代わりの市兵衛は敢然と起ち上がった・・・・・・。病弱の妻の薬礼を得んがため人斬りに身を落とした平八。断腸の想いでその平八を刀に懸けた唐木市兵衛は、彼の忘れ形見である小弥太と織江とともに新しい生活を始める。日々、絆を深くする市兵衛と子どもたち。そんな中、神田紺屋町の岡っ引の文六、お糸夫婦が何者かに寝込みを急襲された。さらに、幼い兄妹が行方不明に――子どもたちの奪還のため死地へと向かう市兵衛に“修羅の刃”が迫る。怨念渦巻く江戸の町でまたも舞うか「風の剣」!
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領民を蔑ろにした陰惨な藩内権力闘争。巻き込まれた市兵衛に凶悪集団が襲いかかる!縁あって唐木市兵衛と一時共に暮らした幼き兄妹・小弥太と織江。その叔父にあたる金木脩が酔漢どもに斬られ重傷を負った。市兵衛旧知の蘭医・柳井宗秀の手当てで一命をとりとめたものの、酔漢らは実は金木の故郷・北最上藩に雇われた刺客であることが判明した。金木の懇請で、急遽、羽州・北最上に赴く市兵衛。そこでは改革派を名乗る一門による藩内粛清と、領民への圧政の嵐が吹き荒れていた。私利を貪る悪辣な一門と邪剣集団が、市兵衛を屠ろうと牙を剥く! はたして市兵衛と北最上藩の運命は・・・・・・。
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「欠け落ち」した若い男女を連れ戻せ! 市兵衛、若き日に算盤を学んだ商都・大坂へ!北町奉行所定町廻り同心・渋井鬼三次の息子・良一郎が幼馴染みの小春と失踪した。残された書き置きから大坂への欠け落ちが疑われたが、はたして本当に恋の逃避行なのか? 親の責任を感じた鬼三次は、友人の唐木市兵衛に二人の捜索を依頼、市兵衛は、良一郎の兄貴分・富平を伴って大坂へと出発した。そこは若き日に市兵衛が算盤を学んだ地でもあった。やがて、二人の出奔前、幼い頃生き別れとなった小春の姉・お菊が大坂で不審な死を遂げていた事実が判明、さらに姉妹一家の陰惨な過去と悪徳両替商の存在が浮上した・・・・・・。
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