死に花
太田蘭三(著)
/角川文庫
作品情報
「葬式は人生最後の花道、最後のイベントだ」――そう言って自らの葬式の総合演出・プロデュースに取り組んでいた源田金蔵が急死した。菊島真ら五人の老人ホームの仲間が見守るなか、つつがなく葬式は進行しているかに見えたが、火葬の際に奇妙な事件が発生した。北多摩署の捜査から意外な真実が判明し、大きな衝撃を受ける菊島たち。「老い先はわずかだ。死に花を咲かせよう」と一念発起し、彼らは人生最後の大バクチに出ることを決意するが・・・・・・。「老い」の概念を根底から覆す、痛快エンターテインメント小説!
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商品情報
- シリーズ
- 死に花
- 著者
- 太田蘭三
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川文庫
- 書籍発売日
- 2004.04.01
- Reader Store発売日
- 2014.09.10
- ファイルサイズ
- 0.5MB
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この作品のレビュー
平均 3.4 (15件のレビュー)
-
年老いていくことの哀しさと怖さが、ユーモアを交えながら軽快に語られている。
自らの葬式を演出していた源田が届いた棺桶に入ってみる場面は、何か妙な感じがした。
順番に棺桶に入ってみる老人たち。
この人た…ちにとって死とはどんなものなのだろう?
老いるという言葉には「枯れる」というイメージがあった。
だが、源田の葬儀で起きた事件は、老人はけっして枯れてなどいないことを教えてくれる。
人生の最後に思い切ったことをした女性の心情が現実感のあるものなのかどうか。
わからないけれど…。
クライマックスはやはり老人たちが「死に花」を咲かせる場面だろう。
なぜか活き活きとしている老人たちの姿が、哀しくもあり、おかしみもあり。
それぞれの人生で得た経験と知識を総動員し、「死に花」を咲かせるべく奮闘する過程は読み応えがあった。
何歳になっても生きる目的がある人は輝いている。
そんなふうに感じた物語だった。続きを読む投稿日:2017.03.19
8年ほど前から積ん読だったうちの1冊をやっと読み終ったよ。
老人ホームに入ってる人達が無茶をする話でした投稿日:2015.08.06
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