ライトノベル
龍盤七朝 DRAGONBUSTER
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卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)。感情が高まるとぐるぐる回る癖がある姫様。 夏の日のどぶ川の畔で、虐げられる民“言愚(ゴング)”である涼孤(ジャンゴ)の剣舞を目撃し自らも剣をとる。はじめは金持ちの道楽でしかなかったが、あるきっかけからまさかの開眼 ―― !? 一方、元都には武人が生死をも賭して真剣試合を行う大比武が近づいていた。頂点まで勝ち上がった者は 「独峰(どっぽう)」 と呼ばれ、そこに至らずとも武技優秀と認められれば相応の軍籍が与えられる。 涼孤の働く講武所の一番弟子・蓮空(デクー)や、一番手講武所の阿鈴(アレイ)など、それぞれの志を抱き出場を決める。 涼孤と月華は武の頂を目指す者たちを巻きこみ、その運命を近づけていく。はたして二人の剣が交わる日はくるのか!?
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虐げられる民 “言愚(ゴング)” の青い目を持つ涼孤(ジャンゴ)は、似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。 かつて胡同(こどう)の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)は、屋敷を抜け出しては市井を探検する。 感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。 涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち “龍を呑む”。 月華はそれを目撃し──、 「妾も剣をやるっ!」 鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。 古橋秀之とのコンビによる、シェアワールド企画 “龍盤七朝” 第一弾!
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