ライトノベル
へヴィーオブジェクト
シリーズ内の平均評価:
(122)
結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。 超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。 戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた───『オブジェクト』のパイロットとして。 近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』に、生身で立ち向かうことになる───。 これは、そのきっかけとなる出会いだった。
便利な購入方法
-
-
『正統王国』、『資本企業』、『情報同盟』、『信心組織』、どれも完璧ではなかったはずだ。オブジェクトだってそう、核の時代を終わらせた超大型兵器はそれなり以上の歪みも抱えていた。ただそれは、こんな事態を受け入れなければならないほどのものだったのか。 オブジェクト地球環境破壊論を起点として、世界全土を巻き込む『大戦』が始まる。『クリーンな戦争』とは程遠い、四大勢力が全滅するまで続いていく史上最悪の終末が、今ここに。 際限なく脱線していく世界の中で、クウェンサーやヘイヴィア達は一体誰と手を取り合って戦い抜くのか。 近未来アクション、堂々の完結!
-
-
またしても懲罰的派兵でヤバすぎる戦場に飛ばされたクウェンサー&ヘイヴィアの馬鹿コンビ。任務は『情報同盟』軍が総力を結集して狙っている、罪もない天才少女の救出である。 だが敵軍オブジェクトに追加された正体不明の兵装ゴーストチェンジャーは、かつてとある戦争国でエリートや司令官を含む整備基地の人員を殲滅し、数少ない生存者が「幽霊を見た」と震えて証言したオカルト兵器だという。 なにより異常なのは、戦争犯罪者の再利用ということでスラッダー、ルイジアナ、アズライフィアというアブない面々を引き連れているこの事態! 四大勢力の総意による陰謀が牙を剥く。近未来アクション、最終章前編!
-
-
アフリカ。どこを見渡しても焼けた砂と堅くひび割れた大地。そして遠くにそびえ立ち、青空に溶け込むように高く伸びる『資本企業』の超高層建築、宇宙エレベーター。「どれだけイカれたスケールだっつーの」「しかもワイヤー式だよ。SF映画の監督が歓喜の涙を流しているってさ」 天と地をつなぎ、世界の在り方を一変させかねない巨塔を相手に、攻略戦を開始する第三七機動大隊の面々。天空からいくらでも最新兵器を補給する敵軍に、さらには人工流星雨の猛威。果たして挽回の一手を打つことはできるのか!? やがて宇宙へ飛び立て近未来アクション!
-
-
年末年始も第三七機動整備大隊の日常は変わらない。とある任務でミニスカサンタに仮装したへっぽこ巨乳兵士エリーゼの大失態に巻き込まれ、彼らは死亡確定のような任務へ送られる。 なんと北極の戦場で信号弾より目立つサンタカラー軍服を支給され、敵兵さんどうぞお撃ちください状態に。犬も歩けば棒に当たる疫病神エリーゼとチームを組まされ、クウェンサーたちは極寒の氷霧の中を突き進む!「爆発避けただけで、どうしてクウェンサーの顔をケツで踏んで両足の間に顔を突っ込む羽目になるんだ! エリーゼ!」「うふふエリーゼおねえたん、今なら体で温めてあげるよ?」 ほとんど処刑に近いミッションでも緊張感がないぞ! 近未来アクション!
-
-
東欧トランシルバニア方面『安全国』。独立派の運動が盛んな南部は、まさに暴発寸前の火薬庫であった。なんと現地の犯罪組織の輸送路によって、オブジェクトの動力炉が商品として運ばれたという。独立宣言とともに、『安全国』の中でオブジェクトの殴り合いが始まらんとする危険な状況。 そんな鉄火場に派遣されたのはおなじみ『正統王国』第三七機動整備大隊だったが、なぜかその現場に現れたのは、謎の美人メイドで・・・・・・!?「聞いたかクウェンサー、伝説のメイドの話。危機を伝えるために立ち上がった正義の美少女。検索のホットワード堂々の第一位だってよ」「・・・・・・・・・・・・(無言)」 その正体は!? 近未来アクション!
-
-
突如動き出した全長二万メートル、規格外のオブジェクト・マンハッタン。その“最強機体”の出現に、敵味方の線引きは崩壊。さらに電磁投擲動力炉砲の一撃によって第三七整備大隊は潰走し、クウェンサーたちが潜入中の軍艦『フラッグシップ019』も沈没するという地獄絵図。 辛くも生き残るも敵地で孤立したヘイヴィアたちに手を差し伸べるのは『情報同盟』の天使のアイドルエリートおほほか、悪魔の指揮官レイスたんか!? もはや「クリーンな戦争」などない。リモート手榴弾、精密誘導グレネード、飛行ドローン四足歩行ロボにおほほパワードスーツに宇宙兵器と大暴れ! これぞ『情報同盟』流、テクノロジーの戦争へようこそ。近未来アクション!
-
-
やあみんな、ドSの貧乳はお好きかい。それが金髪年下天才美少女将校ならどうかな? 砂浜に座礁した『情報同盟』の巡洋戦艦。国際条約のあれこれで救助活動を強いられるクウェンサーたちの前に現れたのは、神童計画『マティーニシリーズ』が一人、レイス=マティーニ=ベルモットスプレー。なんと今回は特例中の特例、レイスの指揮の下、敵国である『情報同盟』最新鋭の戦車隊と合同作戦を展開せよとのお達し。オブジェクトが闊歩するマングローブの亜熱帯を、生身でビシバシ練り歩けってさ! ・・・・・・どうやらどの勢力も上司が超ドSなのは不変的事実らしい。さあ幕開けだ、レイスたんの時代が! 今回もヒドい目に遭うぞ近未来アクション!
-
-
「アイスガール1より各機。脱出する」 仲間を庇って北欧禁猟区に墜落した12歳のエースパイロット、マリーディ。四大勢力入り乱れての泥沼と化した戦域に一人取り残され救援を求める彼女は、地対空ミサイルを無効化するための高精度レーダー破壊工作に挑む。「はひい待って待って待って待ってくださいいい!? 私を守ってくださいよう」 道中で遭遇したのは『資本企業』の内勤兵士のナンシー。まるで役に立たない眼鏡巨乳な彼女に懇願されて、しぶしぶ同行を許可したマリーディだったが・・・・・・。軍用端末から流れてきた緊急連絡は告げる。「マリーディ=ホワイトウィッチを第一級現場戦争犯罪者の容疑で敵性登録する」と――。これは罠か、陰謀か。近未来アクション、北欧禁猟区編!
-
-
「あー・・・やっぱり今年はビキニだよなあ」舞台は地中海に浮かぶ人工浮揚島セカンドヴェニス。水着ライブを控える情報同盟のアイドルエリート・おほほと共闘し、正統王国第三七整備大隊が挑むのは真夏のリゾート地に降り注ぐという衛星投下兵器『スーパーノヴァ』の撃墜任務だった。そんな中、新たな仲間としてチームに加わるのは、かつてフライド評議員から救出した若干一二歳の操縦士エリート、キャスリン=ブルーエンジェル。エリートを引退して一般生活に戻りたいと願う彼女は、民間順応化支援制度でクウェンサーと行動を共にする。金髪三つ編み幼女キャスリンに「おにーちゃん」と慕われるクウェンサーは、ショッピングモールで水着選びとお気楽ムード。だが、思わぬ展開の連続で事態は急変。壊滅したセカンドヴェニスで、災害救助活動に従事する長い七日間が始まる――。近未来アクション!
-
-
中米に墜落した輸送機救出ミッション――。敵国が領有権を争うホットエリア、灼熱の太陽、無数の地雷、オブジェクト配備・・・・・・そんな極悪環境のコンボの中に放り込まれたクウェンサーとヘイヴィアは、毒づきながらも砂漠の地雷原を突破していく。 「せめてトップレスの姉ちゃんでも待っててくれりゃあマシだったものを・・・・・・」 だが彼らがそこで発見したのは、世界を汚染する合成化合物『カラフルバニラ』。 そして薬物の出所を巡る戦争の最中、『正統王国』の有力貴族にしてヘイヴィアの美人妹・アズライフィアが部隊を電撃訪問し・・・・・・?
-
-
「・・・・・・狂ってる」 ギガントハスラー。それは四つの世界的勢力が各々自慢のオブジェクトを持ち込み、総勢八機入り乱れての巨大な合同軍事演習。もちろん演習なんて名ばかりで、実際に行われるのは本物の殺し合い。オブジェクト八機のバトルロイヤルを前に、お姫さまことミリンダ・ブランティーニは額に手を当てて、もう一度呟く。 「まったくかんぺきに狂ってる」 一方のクウェンサーは、完全にぶんむくれたお姫様の機嫌を取り戻せと使命を帯びる。 失敗はオブジェクトの支援中断を意味するぞ! 新型兵器の見本市へ決死のデートに挑む彼の運命はいかに・・・・・・。 そして前人未踏のお祭り騒ぎの裏側では、「邪神の名」を冠する男が蠢いているらしく・・・・・・。近未来アクション!
-
-
クウェンサーとヘイヴィアが戦場を離れてやってきたのは、できない事は何もない金と欲望と常夏の海岸工業都市ロストエンゼルス。 まるで観光地のような景観の街、しかしその実態は四つの暴力組織がひしめきあい、そんじょそこらの戦場より簡単に人が死ぬと言われる無法地帯だった!! 「あれ、ビーチの方は? ロストエンゼルスなら欲求不満を水着で包んだようなお姉ちゃんがわんさかいるんじゃないの?」 「どこの『組織』の愛人やってるかも分かんねえ美人どもがな。一回ミスったら金玉もぎ取られるような神経衰弱やりてえのか」 相変わらずの二人だったが、今回のミッションは一味違う。軍事諜報部付きとして招集された彼らは、金髪ビキニ上官・ミリアの指揮のもと『信心組織』の超大型兵器オブジェクトを無傷で盗み出すという前人未踏の怪盗ミッションに挑戦する! そして新たなエリート少女も登場するぞ近未来アクション!!
-
-
-