ライトノベル
異世界迷宮の最深部を目指そう
シリーズ内の平均評価:
(23)
「絶対におまえを助ける。そのためなら、僕は――!!」見覚えのない回廊で目覚めた相川渦波(アイカワ・カナミ)は、魔物から受けた傷をラスティアラという美少女に治療してもらい、ここが非常にゲーム的な異世界であることを知る。カナミは優遇されたステータスやスキルを武器に、美少女剣士のディアと『どんな望みでも叶う』と噂される迷宮の最深部に向けて突き進んでいく――。これは少年が迷宮の最深部(しんじつ)を暴き、願いを叶える物語。怒涛の展開で話題を呼んだ大人気WEB小説、ついに登場!!
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――HP0。相川渦波は死んだ(・・・)。世界の『一番』は『星の理を盗むもの』ラグネ・カイクヲラ。カナミの肉体はラグネが所持し、彼女に付き従うは『血の理を盗むもの』ファフナー。・・・・・・それでも。『光の理を盗むもの』ノスフィーはそれでも誓う。人生の全てを『代償』として本当の『魔法』に至り、お父様(カナミ)を生き返らせるために。ノスフィーはカナミの肉体を奪還するべく、ラスティアラたちとフーズヤーズ城突入作戦を開始する――。全てはこの光満ちる『頂上』で、産声をあげるために。
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立ち上る火柱を視認し、ラスティアラたちの安否を確認するべく地下街に向かったカナミ。そこで目にしたのは、捕縛から抜け出したノスフィーによって『素直』にさせられ、仲間内で争うラスティアラたちの姿だった。すぐに加勢しようとするが、ラスティアラに制止され・・・・・・!?ノスフィーとの決着をつけるため、ラグネが持ち込んだ触媒で過去視を行ったカナミは、いかにして彼女の在り方が形成されたかを知る。さらに未来視でフーズヤーズ城を支配したカナミは、ついにノスフィーと対峙し――。そして、『彼女』とどこまでも落ちていく。
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『告白』の末、晴れてラスティアラと恋人同士となったカナミ。マリアとリーパーの二人と合流し、ノスフィーとの決着をつけるべく、一行は『本土』へ。大聖都フーズヤーズに辿り着いたカナミだったが、ノスフィーによって張り巡らされた対策により、次元属性魔法の使用を禁止されてしまう。さらに訪れた冒険者ギルドにて『世界樹汚染問題』という依頼を発見。鮮血属性の魔法を得意とする男が、世界樹を真っ赤に染めているという。その犯人は、七十層の『理を盗むもの』で――。
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ジークを主とする騎士、ライナー・ヘルヴィルシャイン。それが僕の名前だ。迷宮から一年の時を経て帰還し、再びフーズヤーズの騎士に戻った僕は、ラスティアラの密命を受け、任務に励んでいた。内容は魔石人間に流れる『ティアラ様の血』の回収。その任務にも目処がつき、あとは『再誕』の儀を待つばかり。だが、そんな僕の前にティアラを名乗る人物が現れる。彼女は『ティアラ様の血』を全て僕に受け取って欲しいと言い始め――。「君に『異世界迷宮』の『最深部』を目指して欲しい」このフーズヤーズ十一番十字路から、僕は『プロローグ』へと歩み出す。
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ディアと陽滝を取り戻し、『風の理を盗むもの』ティティーを故郷へ送るべく、ヴィアイシア国へ向かうカナミたち。一方、『木の理を盗むもの』アイドは、その王都にて着々とカナミとの決闘に備えていた。――すべては『統べる王(ロード)』のために。記憶の最果てにある『代償』が何かを知らずに。・・・・・・そして童は、その瞳の中に答えを知る。「――姉様。よかった、今度は間に合いました」千年より長い一瞬の『いま』『ここ』に、寄り道は終わる。白桜に満ちた『第四十の試練』の帰り道を、童二人が歩いていく。
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迷宮から地上への脱出を果たしたカナミ、ライナー、ティティー。散り散りになった仲間達の足取りを追って辿り着いたフーズヤーズは、すっかり様変わりしていた。かつて親交を深めた人々と言葉を交わし、そしてカナミは最愛のひと、ラスティアラと再会を果たすが、とある理由から同行を拒否されてしまい――。「さよならだね」千と一年越しの再会と決別が繰り返され、互いにもつれゆく関係性の中で、カナミが取る道は。【運命】に抗う異世界迷宮ファンタジー、第11巻!
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地上への帰還を目指すカナミに立ちはだかる『風の理を盗むもの』ティティー。呼応するかのように千年前へ変貌するヴィアイシアの街。愛憎に満ちあふれるノスフィーはカナミを『未来(ちじょう)』へ逃がしはしない・・・・・・。全ての罪過を償うと誓ったカナミは、『詠唱』の『代償』を糧に未来(かのうせい)の先譚を紐解いていく。――それは、千年と百十一年に及ぶ前日譚。見栄っ張りの魔人混じりが起こした、他愛もない『ごっこ遊び』。「なんで・・・・・・?」「なんで、こんなところまで・・・・・・!?」虚ろに満ちる『第五十の試練』の果てで、いま童の原風景が想起する。
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ついにパリンクロンを倒したカナミだったが、迷宮・六十六層の裏で目覚めを果たす。【五十守護者】ティティーと出会い、一年という空白期間を認識したカナミは、ともに落ちたライナーと迷宮を脱出するべく「地上」を目指すことに。六十層まで到達したふたりが出会ったのは、『光の理を盗むもの』ノスフィー。「――あ、あぁっ!! わたくしを迎えに来てくれたのですね!」未練を残す守護者がふたり。語るたびに騙られ、諦観が未練を呼び、誰も彼もが意味をはき違えていく。その果てにも届かぬ手を伸ばした先に――彼女の『試練』が訪れる。
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――それは千年前の契約。使徒の力を受け継ぐという使命。『英雄』と『化け物』たちの戦いを続ける遊び。 『境界戦争』の中で誰もが『運命』や『生まれ』に振り回され、契約を果たすパリンクロンの計画をもはや誰も止められない。 戦場でついにパリンクロンを捉えたカナミは、千年前の再来を止めるべく仇敵に戦いを挑んでいく。 『世界奉還陣』の発動する戦場が紫水晶(アメジスト)の魔力に満たされ、再び始まる第二十の試練――。 「――『ああ、我こそが死罪人』『闇の理を盗むもの』――」 心に宿す運命(かのじょ)に『誓約』を果たしたその時――少年は『最深部(しんじつ)』を暴く者となる。
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武闘大会が終わり、遂にラスティアラたちと本当の再会を果たしたカナミ。 下手な火薬庫より危ない彼女たちと共に、カナミのパーティーはリヴィングレジェンド号に乗って海原を行く。 向かうは『本土』――全ては、パリンクロンとの決着をつけるために。 パリンクロンを倒す実力をつけるために潜った迷宮で、カナミは《天上の七騎士》ハインの面影を残す少女と遭遇し・・・・・・!? 「初めまして――私の名前はワイス・ハイリプローペ」 彼女はいったい何者なのか。『迷宮』とはいったい何なのか? カナミは真実を求め、迷宮に再突入する――。
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パリンクロンにつけられた腕輪を破壊し、記憶を取り戻したカナミ。全ての決着をつけるため、『ある人物』に狙いを悟られないよう、カナミはラスティアラたちと共に行動を開始する。
スノウを説得し、マリアを虚偽の記憶から解放する――全ては孤独な親友であるローウェンを救うため。
一方、未練を果たせると武闘大会に臨んでいたローウェンは、『最強』の『英雄』としての在り方に疑問を抱いていて・・・・・・?
「さあ――『第三十の試練』を始めよう」
夢のような日々が結実した今ここに、一ノ月連合国総合騎士団種舞踏会は終幕する。 -
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「三十層の守護者を打ち破ったら、真実を教えてやる」パリンクロンにそう告げられ、舞闘大会に出場することになったカナミ。その後、スノウの提案により竜退治に旅立ったカナミは、リーパーと話すうち、自身の置かれた状況に疑念を抱く。記憶喪失の元凶が腕輪だと考えたカナミはローウェンに腕輪の破壊を相談するが、なぜかその依頼を拒否されてしまい・・・・・・。方法を探すカナミに手を差し伸べたのは、かつての彼を知るラスティアラで――!?因縁渦巻く舞闘大会が幕を開け、自身の誓いを違わなかったとき――少年は《全て》を思い出す。
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