ライトノベル
ドッグライヴ
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完結
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〈贈呈者(プレゼンター)〉事件で怪我を負った月見里総(やまなし そう)は、短い休暇を経てようやく現場に戻る。総の指導員の四月朔日咲(わたぬき さき)はまだ復帰せず、総は、嘘を見抜くJ能力〈嘘発見器(ポリグラフ)〉を使う百目鬼鏡(どうめき かがみ)とコンビを組まされる。強烈な存在感を発揮する鏡に困惑しながらも始まった任務の中で、瞬間移動のJ能力者・志倉文(しくら あや)に出会うこととなる。一方、咲は里帰りし帰京した路地裏で、刀使いの少女に襲撃される。使われた剣術は、四月朔日流の分家の五月乙女(さおとめ)流。咲は亡き兄・優哉(ゆうや)の許嫁であると気がつき、応戦するが逃亡されてしまう。J犯罪者集団ジューダスの幹部〈封印者(シーラー)〉は、計画のために必要であった瞬間移動能力を持つ志倉文を知り利用を企て、遂に計画を発動する。戦いの中で、総はJ能力がもたらす闇の深さを知り、咲は、三年前に自らが犯した罪の重さに直面する――。罪と絶望の深闇が広がる、異能バトルアクション第二章!!
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絶望を体験した少年少女に目覚める特殊な力――〈J能力〉。絶望がもたらした力は、能力を得た者をいっそう深い闇へと導いた。表社会に居場所を無くした彼らが集い、犯罪集団“JUDAS”は生まれた。警察は、J能力者が関わる犯罪をJ犯罪と呼んだが、この犯罪者の多くが未成年であり、見た目では一般人と区別できないため、対処は後手に回っていた。そこで警視庁は特殊青少年対策局を組織し、J能力者に犯罪対策へ協力を求めた。こうしてスカウトされた民間協力者、それがトクショータイの犬である。「J能力なんざ勝手な絶望の末の、身勝手な力だ。そんなものを好き勝手に使うなんて間違っているだろ?」そう考え、トクショータイの犬となった四月朔日咲(わたぬき さき)は、路地裏の影でJ犯罪に立ち向かう。そして咲は、父親のえん罪を晴らすために能力を使って警視庁に侵入した月見里総(やまなし そう)と出会い――。希望と絶望が交錯する、異能バトルアクション開幕!!
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