コミック
DAN DOH〔新装版〕
シリーズ内の平均評価:
(4)
完結
ひょんなことからゴルフの魅力にとりつかれた小学生“ダンドー”が、優香、弘平と3人でデッカイ夢へと突き進む!小学生離れした運動能力を持つ熊本の野球少年・青葉弾道は、仲良しのチームメイト・優香や弘平と共に野球漬けの毎日を過ごしていた。だがある日、ゴルフ好きの校長先生から「プロゴルファーの優勝賞金は1試合3000万円」という話を偶然耳にする。金銭トラブルが原因で、母親と別れて暮らしている弾道は、「プロゴルファーになれば母親を連れ戻せる」と考えて・・・。
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「KBCオーガスタ」最終日。
驚異の追い上げで3位(+3)に躍進した弾道は、首位の寺尾(±0)、2位のベン・ムーア(+1)と同組でスタートを迎える。
すでに前日までの闘いでボロボロの弾道は、「クラブを落としたら棄権させる」という赤野の言葉を胸に、渾身の第1打を放つが・・・。 -
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「KBCオーガスタ」4日目の朝。
前夜、借金取りに襲われ大ケガを負った戸高は、こっそり病院を抜け出して弾道のもとへと急ぐ。
一方、戸高が大ケガを負ったことを知らない弾道は、彼がすぐに戻ってくることを信じて、代わりのキャディを付けず、たった一人でホールをまわっていた。
戸高が残してくれた、ホールに関して事細かく記されたメモだけを頼りに・・・。 -
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「KBCオーガスタ」予選1日目・6番ホール。
弾道の第1打は惜しくもバンカーに落ちたものの、戸高に「バンカーに入っても奥の手がある」と言われていた弾道は、希望を捨てずに次の指示を仰ぐ。
しかし、それは弾道をリラックスさせるための冗談に過ぎず、戸高はサンドウェッジで普通に球を出すよう告げるのだが・・・。 -
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全6ホールを3周する「モーガンゴルフ大会」に参戦した弾道は、プロゴルファーのジョン・カッターと同組で回ることに。
そして1周目・5番ホール。
すでにカッターに6打差を付けられている弾道だが、観客の心ないヤジをきっかけに、キャディのアメリアが6本のクラブのみを手に抱えて運んでいることに気付き・・・。 -
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全日空オープン最終日・最終ホール。
グリーン上の風に苦しむニクラウスを尻目に、赤野はバンカーからの第2打を見事カップインさせた。
これでニクラウスが次のパットを外せば、その瞬間赤野の優勝が決まる。だが、ニクラウスは“帝王”の名に恥じぬ集中力をここにきて発揮。
“風の音”を“形”としてとらえ、渾身のパットを放つ!! -
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全日空オープン最終日・11番ホール。
ウォーターハザードからの第2打を、見事にグリーンオンさせた赤野。
だが、このショットのテークバックの時、ソールが水面に触れる二打罰の違反を赤野が犯していたことを弾道は見逃さなかった。とはいえ、このことはギャラリーも赤野自身も誰ひとり気付いていない。
ニクラウスへの追い上げムードに水を差してはいけないと、一度は胸にしまうことを考えた弾道だが・・・。 -
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全日空オープン・決勝ラウンド1日目を終え、最下位から単独3位にまでスコアを伸ばした赤野。
その結果、明日の最終日は、帝王ジャック・ニクラウスと同じ組でラウンドできることとなった。
そのことを知ったキャディの弾道は「もっとコースを調べなきゃ」と、ボロボロの身体を引きずってコースへ出かけて行く。
するとそこには、スウィング・リズムの調整をするニクラウスの姿があり・・・。 -
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全日空オープン・予選2日目。
ラウンド開始直前、顔も服もボロボロな状態で赤野の前に戻ってきた弾道。昨夜から今朝まで、ずっとコースを調べ歩いていたのだ。
そして迎えた最初のホール。ドライバーで叩くと、2打目が上り斜面のショットになることを嫌った他の選手は、アイアンやウッドで刻んでいくが、弾道はあえてドライバー勝負を赤野に勧めて・・・。 -
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九州JG(ジュニアゴルフ)選手権・第1日目、9番ホールで見事イーグルを決めた弾道。
しかしその瞬間、競技委員長の田崎から発せられたのは、「今のは無効だ」という予想だにしない言葉だった。
同組のターチが不正行為をしていたという目撃証言から、弾道のプレーにも疑念がかけられて・・・。 -
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九州JG(ジュニアゴルフ)選手権・第1日目、14番ホール。
大隈のクラブバッグが崖下へ落ちそうになり、弾道はとっさに自らのパターに引っかけてこれを守ろうとする。
その結果、バッグは無事だったものの、弾道のパターのシャフトは使い物にならないほど折れ曲がってしまった。
その場で直そうにも不正行為で認められず、このまま弾道はパターなしで試合をするはめに・・・!! -
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九州JG(ジュニアゴルフ)選手権・第1日目。
会場に到着した弾道たちは練習場へと足を運ぶが、そこは九州各地を勝ち抜いた参加者でいっぱい・・・。
なんとか一人分のスペースを見つけた弾道だが、後から来た無口な少年に横取りされてしまう。
やむなく弾道が他の場所を探していると「幸運のグローブがなくなった」と慌てふためく女の子が現れて・・・。 -
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熊本ジュニア選手権・最終日、4番ホール。
ドライバーか、スプーンか、3番アイアンか・・・。ティーショットで使用するクラブに選手の個性があらわれるこのホール。
弾道が手にしたクラブは、誰も予想だにしていなかった6番アイアンであった。
「フルスウィング2回でちょうどグリーンオン」と、信頼する6番アイアンを握り集中力を高める弾道。
一方その頃、弾道の父・茂道のもとには「青葉先生」と言葉をかける新庄の姿が・・・。 -
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