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大鳳吼は九十九三蔵とともに、織部深雪を拉致した謎多き集団、ルシフェル教団のアジトに潜入。深雪の姿を認め無事を確かめるが、直後、庭で“あの”菊地と対峙することに。一方、九十九を追ってきた龍王院弘は、宿敵ボックに出くわし、拳を交える。さらに舞台は時代をさかのぼり、遠く吐蕃に転じる。幼き日のテンジン・ツォギェルに師のバグワンが語ったのは、キマイラの秘密につながる外法絵についての物語だった――。
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西城学園を裏で支配する「もののかい」のメンバーと拳を交える九十九三蔵。一方、消えた彼らの仲間を追う久鬼麗一は、追跡の末に相手の一人と闘ううち、己の肉体が異形に変じてしまう。そして舞台は現在へ――ルシフェル教団が織部深雪を拉致し、彼女と交換に自身の身柄を要求していることを知った大鳳吼は、深雪を救おうと決意する。一人、教団に立ち向かおうとするが・・・・・・。過去と現在が激しく交差する、驚愕の急展開!
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九十九と久鬼が西城学園に入学した頃、校内は「もののかい」という空手部と関係があるらしいグループに支配されていた。夏休み、二人は空手部の合宿に遭遇。その様子は常軌を逸していた・・・。シリーズ最新刊!
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悩める九十九三蔵の前に姿を現わした真壁雲斎。大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走していた雲斎は、亜室健之から聞いたキマイラの歴史を九十九に語り始める。その内容は恐るべきものだった。一方、フリードリッヒ・ボック一味に拉致された織部深雪を助けるべく立ち上がった菊地良二は、戦いの末敗れ、捕らえられた船の一室でボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙する。キマイラの秘密に迫る19巻!※本書は二〇一五年十一月に朝日新聞出版より刊行された作品を文庫化したものが底本です。
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ついにキマイラ化した久鬼麗一。玄造と九十九は血肉を求めて飛翔してきた麗一と南アルプス山麓で対峙する。それを見守る宇名月典善、菊地良二――。敗戦を経て以前より凄みを増した龍王院弘の姿もそこにはあった。一方、大鳳を手中におびきよせようと暗躍するフリードリッヒ・ボック。その企みを阻止しようと立ち上がったのは、あの男だった!? そして、悩める九十九の前に姿を現わしたのは・・・・・・。風雲急を告げる18巻!
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「キマイラ」をめぐる数奇な過去を語り終えた玄造は、キマイラ化した麗一が出没するという南アルプスの山中へと向かう。そこでは異能の格闘家・龍王院弘も、再起を図って獣の道を歩んでいるのだった・・・・・・。
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橘瑞超の『辺境覚書』にはキマイラの腕を日本に持ち帰るまでの、驚愕の出来事が記されていた。あまりにも底の深い話に圧倒される吐月や九十九たち。しかし玄造の屋敷に忍びこんだ何者かの急襲を受け・・・・・・!?※本書は二〇〇二年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年五月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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夜ごと羊たちが怪物に食い殺されていく。その正体を暴くため、馬垣勘九郎は橘瑞超たちと泊まり込みで様子をうかがう。だが奇妙な鳴き声が聞こえてきたその時、勘九郎の父の仇である王洪宝が襲ってきて・・・・・・!※本書は二〇〇二年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年五月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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若き日の久鬼玄造と梶井知次郎が馬垣勘九郎から譲り受けた能海寛の『西域日記』と橘瑞超の『辺境覚書』。二冊の本に記されていたのは、過去に中国西域を旅した彼らが目の当たりにした信じがたい事実だった。※本書は二〇〇一年十一月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年四月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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二十年ぶりに吐月と再会を果たした久鬼玄造は、典善と九十九、そして菊地らを自宅に招いた。そこで玄造が見せたのは、はるか昔に大谷探検隊が日本に持ち帰ったキマイラの腕だった。やがて玄造の過去が明らかになる。※本書は二〇〇一年十一月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年四月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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キマイラ化した久鬼麗一に対峙し、恐怖を抱く菊地。大鳳吼と雲斎は亜室健之によって東京に呼び出された。円空山の留守を預かる九十九らのもとに、玄造と典善が歩み寄る。キマイラを巡り、男たちが集結する。※本書は二〇〇一年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年一月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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獣の身を横たえる大鳳を救うべく、雲斎は月のチャクラの活性化を試み、道潅と九十九は修行僧・吐月に、「雪蓮」について情報を求めた。問いに応え、吐月は二人に20年前のチベットでの体験を語るが――。※本書は二〇〇一年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年一月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。
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