それは僅か1/207――県大会参加校207校(平成12年)、強豪居並ぶ全国一の激戦区・神奈川。甲子園の土を踏めるのは僅かに1校……。余りに報われぬこの難関に球児たちはなぜ挑むのか? その答えがここにある!!!! スポーツ名門校ではなく、有名進学校でもない、ごく普通の公立高校・県立鎌倉西(かまくらにし)高校。なんてことない野球部のなんてことない選手たちが、いま甲子園を目指し、動き出した……!
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いよいよ始まった横浜第一(よこはまだいいち)との決勝戦! はたして鎌西(かまにし)ナインはセンバツ優勝投手・藤島(ふじしま)を打ち崩し、甲子園への切符をつかめるのか!? 弱小公立野球部ストーリー、ついに完結!! 決めろ甲子園!! 神様……お願いします。ヒットを打たせてください……!!
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大量リードの5回戦、先を見すえての四ノ宮(しのみや)降板だったはずが……。リリーフの赤原(あかはら)の大乱調が、ゲームプランをぶち壊した!! こんなところで終わってたまるか!! 決勝戦で、横浜第一(よこはまだいいち)にリベンジを果たすのは俺たちだ!!
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秋の関東大会初戦、常陽(じょうよう)学園との戦いの中で痛感するのは全国レベルとの実力差。でも、くやしがるだけじゃ何も始まらない。オフシーズンこそが強化の季節、投げて走って考えて、勝利に笑うその日まで!!
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勝てば関東大会出場が決まる、秋季大会準々決勝、元町(もとまち)戦。四ノ宮(しのみや)と夏井(なつい)、両エースの好投は、互いに1点も許さぬ白熱の展開を呼び込んだ。因縁の投手戦、制するのはどっちだ!?
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秋季大会まっさかり!! 夏のベスト4はまぐれじゃないことを証明するためにも、簡単には負けられない!! 主力の四ノ宮(しのみや)・宅見(たくみ)・赤原(あかはら)を筆頭にギクシャクしながらも、無事県大会に駒を進めた鎌西(かまにし)。強力打線を誇る杏蔭(きょういん)との投手戦、投げ勝つのはどっちだ!?
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甲子園から戻った四ノ宮(しのみや)はフォーム改造に着手する――。まもなく始まる秋季大会、新生鎌西とともに、もう一度甲子園を目指す新しい挑戦の季節――!!
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ベスト4という創部以来の快挙を残し、鎌西(かまにし)の夏は終った。 でも、だからって球児たちを待っているのは夏休みなんかじゃない。 今度こそ、絶対に甲子園へ。新チームが始動する!! そんな中、四ノ宮(しのみや)は一人ヒッチハイク――!?
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準決勝、まさかの大苦戦……! 四ノ宮(しのみや)が崩れ、赤原(あかはら)が捕まり、あれよあれよと1・2回で6点献上! 横浜第一(よこはまだいいち)との実力差は歴然。試合はいよいよ後半戦、鎌西(かまにし)は野球の神様を味方につけ、奇跡の逆転を起こすことができるのか!?
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苦戦の予想を覆し、私立の強豪・湘学舎(しょうがくしゃ)に逆転勝ち! ついにベスト4に進出した鎌西(かまにし)。この快進撃は、もう誰にも止められない! 甲子園まで――あと2つ!
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勝った!! 勝った!! 勝った!! 勝った!! 勝った!! ベスト8に進んだ鎌西(かまにし)の相手は、強豪私立湘学舎。そして、鎌西は、ケガの川地にかわって、キャッチャーミットを猪久保(いのくぼ)がかぶる! 甲子園まで――あと3つ!!!
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夏の神奈川大会1回戦、県立湘英(しょうえい)戦。 2点のビハインドで迎えた9回裏、二死満塁のチャンスから飛び出た起死回生のタイムリーヒット! 2人が帰り同点、続いて逆転のランナーも3塁ベースを回る――!! 逆転サヨナラなるか!?
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決め球を欲した四ノ宮(しのみや)が、若村の指導ではなく自分で見つけ手に入れた“ブーメランカーブ”! この新球をひっさげて、挑むは神奈川県大会! 初戦の相手は、県内有数の進学校、県立湘英(しょうえい)――。鎌西の“夏”が始まった!!
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