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小説

赤羽せんべろ まねき猫

あらすじ

ヒット作『妻の終活』の著者が贈る最新の人情ドラマは「親の終活」

父が脳出血で倒れた。
折り合いの悪い父・時次郎と、この10年連絡すら取り合っていなかった42歳の篠崎明日美。実家からは勘当されとっくの昔に母に逃げられている時次郎にとって、一人娘である明日美は唯一の身内である。変わり者の父は16年前から「まねき猫」という立ち飲み屋を営んでいるが、医師には「回復後も麻痺が残る」と言われ、店に立ち続けるのは難しそうだ。「まねき猫」を閉めるしかないと考えていた明日美だったが、時次郎の友人で店の回転資金として300万円貸しているという「宮さん」によると、返済に関しては「『まねき猫』が続くかぎり無期限」ということらしく、簡単に閉店するわけにはいかず……。
果たして、明日美の選択は――。

※「せんべろ」とは:1000円でべろべろに酔える酒場などの俗称。

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作品情報

Reader Store発売日
:
2024.11.29
書誌発売日
:
2024.10.25
ページ数
:
224ページ
ファイルサイズ
:
4.1MB