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サイエンス・テクノロジー

深海世界──海底1万メートルの帝国

あらすじ

【推薦】東京海洋大学客員教授・北里 洋さん(地球生命科学)
深海への挑戦は、リスクをものともしない開拓者たちが担ってきた。
私たちはお行儀よく客席にいるだけでいいのだろうか。


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〈 宇宙より先に「地球の底」へ地の光を当てろ 〉──未来は、水の中にある。

世界80%の海底には詳細図すら存在しない。
地球人共通の財産である「深海」に、最先端の科学技術と冒険心あふれる深海飛行士[アクアノート]たちが挑んできた歴史と未来。

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  大海を知り尽くした人がいただろうか?
  私もあなたも知らない。地上に縛られた感覚を持つ人たちは。

  ──レイチェル・カーソン


足もとに秘められた宇宙、それが超深海の世界。
大航海時代の宝物、沈没した豪華客船、熱水噴出孔、スネイルフィッシュ、ダイオウイカ、ジュウモンジダコ、ソコダラ、カットスロート・イール、有茎ウミユリ……。
静かなる闇に息づくその圧倒的な時の流れと生命の輝き。
地球を支えるマザーボードの営みに極限まで肉薄した比類なき科学ノンフィクション!

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【目次】
プロローグ
第一章 マグヌスの怪物たち
第二章 水中飛行士(アクアノート)たち
第三章 ポセイドンの隠れ処
第四章 黄泉の国(ハデス)で起こることは……
第五章 黄泉の国に滞在
第六章「これはすべての沈没船の母なんだ」
第七章 始まりの終わり
第八章 薄暮帯(トワイライトゾーン)へ突入
第九章 深海を売る
第十章 カマエフアカナロア(深海の赤い子ども)
エピローグ 深い未来
訳者あとがき

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作品情報

出版社
:
Reader Store発売日
:
2024.09.27
書誌発売日
:
2024.05.27
ページ数
:
456ページ
ファイルサイズ
:
15.6MB