「道連れ稼業は、冗談抜きの命懸けの仕事でござんすよ」江戸の旅情あふれる傑作時代小説!この娘はもめごとの種になる――素性も分からぬ美少女の道連れ(付き添い)で中山道を旅する彦輔を数々の難関が待ち受ける。「この仕事は、ただ剣の腕が立つだけでは、務まらんのよ」。鹿角(かづの)彦輔は、手間賃さえ出れば細かい事は穿鑿しない「道連れ(付き添い)」稼業。江戸小人目付け・神宮より請け負ったのは、口のきけない美少女菊野の道連れだった。目的も娘の正体も知らされぬまま、中山道を進む一行に怪しい影がつきまとう。予測不能・・・
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手に汗にぎる完結編!
関所破りに山賊襲来。命からがら旅を続ける彦輔にさらなる難敵が襲いかかる。
この過酷な旅には壮大な企てが隠されていた!
「関所破りは磔と、相場が決まっておる」。御法度関所破りの最中、追いはぎに襲われた藤八とかなめ。一方、彦輔は見知らぬ侍に連れ去られた菊野を追う。不可解な旅の裏に隠された思惑を嗅ぎつけた彦輔は裏の手を講じるも、さらなる窮地に追い込まれる。敵に取り囲まれる彦輔、決死の覚悟でつかんだ驚くべき真実とは――。(挿絵・深井国) -
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「道連れ稼業は、冗談抜きの命懸けの仕事でござんすよ」
江戸の旅情あふれる傑作時代小説!
この娘はもめごとの種になる――
素性も分からぬ美少女の道連れ(付き添い)で
中山道を旅する彦輔を数々の難関が待ち受ける。
「この仕事は、ただ剣の腕が立つだけでは、務まらんのよ」。鹿角(かづの)彦輔は、手間賃さえ出れば細かい事は穿鑿しない「道連れ(付き添い)」稼業。江戸小人目付け・神宮より請け負ったのは、口のきけない美少女菊野の道連れだった。目的も娘の正体も知らされぬまま、中山道を進む一行に怪しい影がつきまとう。予測不能の長い旅が始まる!
口絵・挿絵 深井国 -
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