便利な購入方法
-
-
──俺のもん。
かすかに開いた小さな唇も、なだらかな頬も、その頬に落ちるまつ毛の影も、すぅすぅという吐息まで。全部俺のものだ。 -
-
「俺がどんだけつむぎちゃん求めてるか、わかった?」
-
-
──ね? こんな人、惚れずにはいられないでしょ?
-
-
でも、俺なぁ。その子がおらんかったとき、どうやって息してたか、もう思い出されへんねん
-
-
「好きな人に好きって言うん、こんなに怖いんやな」
-
-
「待って。久しぶりやし、もうちょっとぎゅーさせて」
-
-
「これからも頑張ろうね。ひとりじゃなく、チームとしてね」
-
-
彼は私を「優しい」と言ったけど、私は彼以上に優しい人を知らない。
-
-
「変われるよ。たぶん、気持ちもな」
-
-
「つむぎちゃんみたいな人がおってくれるおかげで、世界がちょっと優しい場所になってんねん。だからいけなくない。むしろありがとう」
-
-
「俺のことは俺が最優先で心配するから。そこは俺に任せて、つむぎちゃんは自分のこと最優先したって」
-
-
「ごめんな。あんまりかわいい声で啼くから、無理させたかも」
-
-
-